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第4章 更なる戦い
第139話 銀色に輝く髪
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優華とヒナ、初めての「お尻愛」の時間は終わった。初めての体験に、未だに興奮冷めやらぬ顔のヒナを何とか落ち着かせようとする優香たちだった。
「だからぁ、これ以上やったら本当に擬体を纏ってしまうぞ、子猫ちゃん・・・今回はここまでだ」
「しばらくは、私たちは一緒に行動するつもりですから、また機会はありますよ、ヒナちゃん」
ヒナはまだ物足りなさそうな顔をしながらも、
「・・・わかった。私もまだまだ、お姉さんたちと一緒に暮らしたいから」
「うんうん、お姉さんたちもまだまだ子猫ちゃんをいじりたいからな。まあ、今回は初体験ってことで、これ以上はもう少し慣れてからやってやるよ」
ヒナは、尻の穴を指で押し広げながら、
「お姉さんたち、私のお尻、大丈夫だよね?」
その白い双臀を優香たちに突き出しながらアヌスの状態を確認させてきた。小柄なヒナだったが、胸と尻に関しては、年齢以上に立派な女性のものだった。もちろん、さっきまで相手をしていた優香も、その大きさと形の良さについては負けてはいないが、このままだといずれ自分を追い越すのではないかーなどと考えてしまう。
ーまあ、追い越されたからと言ってどうというわけでもないかー
ヒナのアヌスからは、ディルドの亀頭部分から射出された「疑似精液」が漏れ出ていた。その様子が、ますますヒナの尻を卑猥なものに見せてしまう。一方で、初めて肛門を貫かれたことによる裂傷などは特に確認できなかった。
ーなんだかんだ言って、たくましい尻だな、子猫ちゃんー
「大丈夫だよ、子猫ちゃん・・・それよりも、さっきの疑似精液がお尻から少し垂れてるぞ」
「・・・え!?」
恥ずかしさのためか、今度は両手で尻を隠そうとするヒナだったが、何分その大きさのため、隠し切ることはできなかった。
「お尻洗いに行くか。ここは旅館だから、大浴場もあるし」
「待ってください、秋月さん」
今度は静が、物欲しそうな顔で優香のことを見つめている。色素の薄い銀色の髪が、部屋の明かりに照られて淡く輝いていた。
「私、もう我慢できません・・・お願いします。私とエッチしてください」
ーそうだった。お静の相手もしなきゃならないんだったー
静はもう限界と言わんばかりに、頬を紅潮させている。その吐息にも煽情的な声音が混じっており、いよいよこれは相手をしてやらないと面倒なことになりそうだった。
「お願いします、秋月さん・・・私を抱いてください」
ーやれやれ、本当に困ったお嬢様だー
風間静は、その容姿や佇まいからもわかるように、いいところのお嬢様である。ただ、このお嬢様は、周囲に見せる清楚なイメージとは裏腹に、性的な行為には大変貪欲でもあった。
幸いにして、彼女は同性愛者なので、いわゆる「不純異性交遊」はしないのだが、「不純同性交友」はかなりしていたらしい。学校側が禁止しているのは「不純異性交遊」のみなので、確かに校則には違反してはいないのだがー
「わかった、わかったよ、お静・・・子猫ちゃん、もう少ししてから風呂に行こう」
これ以上ヒナを関わらせると、ヒナが擬体を纏うことになってしまう。それだけは避けなければならなかった。
「いいなあ、お姉さんたちは」
ジト目状態のヒナを宥めながら、今度は静と向き合う優香。
ーあなた、お風呂にします?それとも晩御飯にします?・・・それとも、わ・た・し?ー
思わず新婚夫婦のありがちなイメージを思い浮かべてしまい、自らの思考に苦笑してしまう優香だった。
「だからぁ、これ以上やったら本当に擬体を纏ってしまうぞ、子猫ちゃん・・・今回はここまでだ」
「しばらくは、私たちは一緒に行動するつもりですから、また機会はありますよ、ヒナちゃん」
ヒナはまだ物足りなさそうな顔をしながらも、
「・・・わかった。私もまだまだ、お姉さんたちと一緒に暮らしたいから」
「うんうん、お姉さんたちもまだまだ子猫ちゃんをいじりたいからな。まあ、今回は初体験ってことで、これ以上はもう少し慣れてからやってやるよ」
ヒナは、尻の穴を指で押し広げながら、
「お姉さんたち、私のお尻、大丈夫だよね?」
その白い双臀を優香たちに突き出しながらアヌスの状態を確認させてきた。小柄なヒナだったが、胸と尻に関しては、年齢以上に立派な女性のものだった。もちろん、さっきまで相手をしていた優香も、その大きさと形の良さについては負けてはいないが、このままだといずれ自分を追い越すのではないかーなどと考えてしまう。
ーまあ、追い越されたからと言ってどうというわけでもないかー
ヒナのアヌスからは、ディルドの亀頭部分から射出された「疑似精液」が漏れ出ていた。その様子が、ますますヒナの尻を卑猥なものに見せてしまう。一方で、初めて肛門を貫かれたことによる裂傷などは特に確認できなかった。
ーなんだかんだ言って、たくましい尻だな、子猫ちゃんー
「大丈夫だよ、子猫ちゃん・・・それよりも、さっきの疑似精液がお尻から少し垂れてるぞ」
「・・・え!?」
恥ずかしさのためか、今度は両手で尻を隠そうとするヒナだったが、何分その大きさのため、隠し切ることはできなかった。
「お尻洗いに行くか。ここは旅館だから、大浴場もあるし」
「待ってください、秋月さん」
今度は静が、物欲しそうな顔で優香のことを見つめている。色素の薄い銀色の髪が、部屋の明かりに照られて淡く輝いていた。
「私、もう我慢できません・・・お願いします。私とエッチしてください」
ーそうだった。お静の相手もしなきゃならないんだったー
静はもう限界と言わんばかりに、頬を紅潮させている。その吐息にも煽情的な声音が混じっており、いよいよこれは相手をしてやらないと面倒なことになりそうだった。
「お願いします、秋月さん・・・私を抱いてください」
ーやれやれ、本当に困ったお嬢様だー
風間静は、その容姿や佇まいからもわかるように、いいところのお嬢様である。ただ、このお嬢様は、周囲に見せる清楚なイメージとは裏腹に、性的な行為には大変貪欲でもあった。
幸いにして、彼女は同性愛者なので、いわゆる「不純異性交遊」はしないのだが、「不純同性交友」はかなりしていたらしい。学校側が禁止しているのは「不純異性交遊」のみなので、確かに校則には違反してはいないのだがー
「わかった、わかったよ、お静・・・子猫ちゃん、もう少ししてから風呂に行こう」
これ以上ヒナを関わらせると、ヒナが擬体を纏うことになってしまう。それだけは避けなければならなかった。
「いいなあ、お姉さんたちは」
ジト目状態のヒナを宥めながら、今度は静と向き合う優香。
ーあなた、お風呂にします?それとも晩御飯にします?・・・それとも、わ・た・し?ー
思わず新婚夫婦のありがちなイメージを思い浮かべてしまい、自らの思考に苦笑してしまう優香だった。
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