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おいも うらない
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お芋さんは、粋な姉さんとアパートで二人暮らしでした。
昔はときめいて、人のうらやむ仲だったのですが・・・
近ごろは倦怠期。
この日ついに、肩が触れた触れないのつまらないことで取っ組み合いが始まり、
それに続く舌戦で、禁断の領域まで土足で踏み込んでしまいました。
「ほんと、親の顔が見たいわね! あ、見たことあるんだっけ。芋だったわ。」
「うちの親をイモ呼ばわりするか!君のおやじなんか、重箱の隅 突っついたような顔してるくせに!!」
「よくも! あんたの母ちゃんなんて、芋の煮っ転がしじゃない!」
「勝手に転がすな! 重箱の娘!」
「イモ! 親子で石焼き芋になっちゃいなさいよ! 私が熱い熱い石の下に埋めてあげようか?」
「な、なんて!?」
お芋さんは、これ以上エスカレートしたらマジ石焼き芋にされると思って、アパートを飛び出してしまいました。
おなかが減ったので、近くの大衆食堂に駆け込みました。
ふと、テーブルの上の爪楊枝入れが目に留まりました。
真ん中に穴が開いていて、逆さにして振ると爪楊枝が1本だけ出てきます。
「おみくじに似てる…。うん、おみくじだ!」
ひらめいたお芋さんは、中の爪楊枝を全部取り出して、1本1本に0.5mmほどの文字で「大吉」とか「小吉」の占いを書き、容器に戻しておきました。目の良さと手先の器用さには自信があります。
さあ、その日から大忙し!
お芋さんは町じゅうの食堂やレストランや居酒屋を渡り歩いて、容器から爪楊枝を取り出し、占いを書いて戻していきました。
今どきレストランでの待ち時間といえば、自分の星座にレバーを合わせてコインを入れ、ガチャッとやると巻紙が出てくる占いが全盛ですが、お芋さんの地道な努力により徐々に「爪楊枝占い」が日の目を見るようになりました。
いまや主婦たちのひそひそ話は、爪楊枝占いのことで持ちきり。
「夕べの焼肉屋、楊枝で大吉出ちゃったわ!特に不倫運がいいみたい。
ラッキーアイテムは穴開きお玉よ!味噌汁こぼれるわね。でも男は逃がさないわ。フフッ。」
買ったばかりの大きなルーペ付き老眼鏡がきらっと光りました。
「わたくし、おレストランで3回連続、中吉ざます。かわいい子には芋掘りさせろ、ですって。おほほほ。今日も塾休んで掘ってるわ、あの子。掘り上手なんですの。」
高級ルーペの倍率をカチャカチャ切り替えながら自慢しました。
「わてなんか大吉と小吉のまだら模様や。ギロギロしてて指触りええわー。ルーペなんかなくても、特訓したら指の感触で読めるようになったわ。」
でも、世の常として、吉と出るとは限りません…。
凶が出て、悔しさのあまり爪楊枝を自分の手の甲に突き刺す人が続出しました。
街を歩けば、あっちにもこっちにも、手の甲が剣山になっている人で溢れています。
中にはその手の甲で、生け花をたしなむ人まで出る始末。
公園は、主婦たちの新たな社交の場になりました。
「あーら、おたくの手、今日はずいぶん鮮やかにお活けになったじゃない。バラに、ガーベラ、スイートピーまで!」
「ほほほ、すてきでしょ~? で、そういうあなたは、大根とぺんぺん草?」
「七草がゆを作るの。左手もご覧になる?ハエトリ草を活けてみたのよ。おかげで、うちにはハエが1匹もいないわ。全部、この中。」
「ねえ、あそこの奥さん見て!大っきな葉っぱ。オオオニバスよ!」
「まあ、すごい。雨が降っても傘いらないってことね。」
「池に落ちても、手に乗れるわ。」
年配の男性は盆栽で腕を競います。
「いい枝振りですな。」
「いやいや、それほどでも。しかし重くてかなわんですわ。」
「少し枝を落としたらどうですかな。」
「わしの体の一部みたいなもので、命を落とすのではないかと・・・」
そんなのどかな会話が交わされていた頃…
お芋さんに出て行かれた粋な姉さんは、お芋さんの足跡をたどって2百軒ものお店をまわったのですが、仕事の速いお芋さんに追いつくことはできませんでした。
粋な姉さんには未練がありました。
「こんな爪楊枝なんかにうつつをぬかして…。」
粋な姉さんは、お芋さんを奪い取った爪楊枝に対するライバル心から無理なダイエットも試みましたが、爪楊枝には到底かないませんでした。
「また、大凶が出たわ。『犬も歩けば棒に当たるがいつまで経っても芋には当たらぬ』だって。」
ブスッ!
いつの間にか、粋な姉さんも爪楊枝占いの常連になっていました。
両手の甲は突き刺し続けた爪楊枝でハリネズミを通り越し、隙間なくぎっしり固まって、ほとんど肩たたき棒と化していました。
さて、一方のお芋さんですが、世間に正体を明かさないよう気を使っていたものの、爪楊枝占いは時々当たるということが評判になるにつれて熱狂的な信者が増え、お芋さんが街を歩けばその後ろには500メートルに及ぶ信者の列ができていました。
手の甲で生け花や盆栽をたしなむ者、
全身ハリモグラで地中を進む者、
ヒップホップに興じるおばさん…
ごく一部、手の甲に一本の爪楊枝も刺さっていない者は大吉ガールとか、スベスベボーイなどと呼ばれ、羨望の眼差しで見られました。
お芋仙人はとんがり帽をかぶり爪楊枝で編んだ長い長いマントを羽織っていたので、最後尾の信者も見失うことなくついて行けました。
今や食堂やレストラン側にとっても、爪楊枝占いが置いてないと閑古鳥がカーカー鳴くので、お芋仙人は引っ張りだこです。
「おいも仙人さま、次はぜひ私どものレストランへ。」
「8年先まで予約がいっぱいじゃよ。」
「そこをなんとかお願いできませんか。ささ、ちょっと袖の下を。」
「ん?この袖か?それともこっちの袖か?」
「どちらもどうぞ。大判小判がざっくざくでございます。」
「苦しうない。」
もちろん、女の子にも大人気。
「アーン、いも仙ちゃーん! わたしたちの店、ハニーハニーって言うの。壁はピンクよん。来て欲しいなー。キャふーん。」
「今日はちょうど空いておったところじゃ。参ろうかのう。」
「キャー!うれぴー!」
ブチュッ
お芋仙人と信者の列は、ハニーハニーへなだれ込んでいきました。
そんなこんなで、世界を征服するのも時間の問題と思われた爪楊枝占いですが、
流行は移ろいゆくもの・・・。
ある小学校で子どもが手を血に染めることを問題視して禁止したのを皮切りに、徐々に人気に陰りが出始め・・・
「100人の爪楊枝占い1週間分の木の伐採で、森が一つ消える!」
のポスターが張り出されるといよいよ致命的になり…
ちょうどそのころ喫茶店で流行り出した
「角砂糖おいくつ占い」
に取って代わられる形ですっかり廃れてしまいました。
ちなみにこの「角砂糖おいくつ占い」は、「3つ」と答えると恐ろしいことが起こるそうです。
それはさておき、おいも仙人の十二ひとえの袖の下もすっかり軽くなって、羽ばたけば飛んでいけるほど。
とうとう普通のお芋さんに戻ってしまいました・・・。
ある昼下がり、お芋さんは町外れの小路をとぼとぼと歩いていました。
後ろ姿が寂しそうです。
一軒の民家の前を通りかかった時、半開きになった窓の奥からリズミカルな音が聴こえてきました。
タントン タントン ♪
タントン タントン ♪
窓に近寄って中を覗いて見ると、重箱の隅を突っついたような顔のおじさんが、椅子に座って気持ち良さそうに肩を叩いてもらっていました。
「お父さん、今日も仕事疲れたでしょう。」
「お前のおかげで疲れなんか吹っ飛ぶよ。」
部屋に光が射して、優しく微笑む粋な姉さんの顔が見えました。
お芋さんは自分が恥ずかしくなりました。すぐさま親子に駆け寄って謝りたい気分でしたが・・・
今は合わせる顔が芋の顔しか無いのでグッと堪え、その場から足早に立ち去りました。
久しぶりに実家へ帰って、お芋さんも・・・
タントン タントン ♪
タントン タントン ♪
母ちゃんの肩をたたきながら今までにあったことを話した後、
お芋さんは自分探しの旅に出ました・・・。
人里離れた秘境で一人、孤独な修行の日々。
雨に打たれて一皮剥け、
滝に打たれて二皮剥け、
鞭を打たれてズダ袋、
身も心もぼろぼろになりながら到達した孤高の境地。
とうとうお芋さんは熱い何かを掴み取ったのです!
3年後、おいも仙人は戻って来ました。
やっとの思いで修得した
「おしぼり☆気持ちうぃ~の占い」
を携えて・・・。
おしぼりで顔を拭くなんて、おやじっぽくて嫌ですって?
いーや、この新しい占いは次元が違います!
おいも仙人特製、念力おしぼりで力いっぱい顔を一拭き。
顔のパーツがどのように配置を変えるかであなたの人生が決まるのです。
麦わら帽を深めにかぶり、おしぼりを縫い合わせた重いマントを引きずりながら町に現れたおいも仙人。不敵な笑みを浮かべて、夜の食堂街に姿を消したのでした・・・。
怪奇の町が、ここに誕生します。
おしまい
2010年4月
昔はときめいて、人のうらやむ仲だったのですが・・・
近ごろは倦怠期。
この日ついに、肩が触れた触れないのつまらないことで取っ組み合いが始まり、
それに続く舌戦で、禁断の領域まで土足で踏み込んでしまいました。
「ほんと、親の顔が見たいわね! あ、見たことあるんだっけ。芋だったわ。」
「うちの親をイモ呼ばわりするか!君のおやじなんか、重箱の隅 突っついたような顔してるくせに!!」
「よくも! あんたの母ちゃんなんて、芋の煮っ転がしじゃない!」
「勝手に転がすな! 重箱の娘!」
「イモ! 親子で石焼き芋になっちゃいなさいよ! 私が熱い熱い石の下に埋めてあげようか?」
「な、なんて!?」
お芋さんは、これ以上エスカレートしたらマジ石焼き芋にされると思って、アパートを飛び出してしまいました。
おなかが減ったので、近くの大衆食堂に駆け込みました。
ふと、テーブルの上の爪楊枝入れが目に留まりました。
真ん中に穴が開いていて、逆さにして振ると爪楊枝が1本だけ出てきます。
「おみくじに似てる…。うん、おみくじだ!」
ひらめいたお芋さんは、中の爪楊枝を全部取り出して、1本1本に0.5mmほどの文字で「大吉」とか「小吉」の占いを書き、容器に戻しておきました。目の良さと手先の器用さには自信があります。
さあ、その日から大忙し!
お芋さんは町じゅうの食堂やレストランや居酒屋を渡り歩いて、容器から爪楊枝を取り出し、占いを書いて戻していきました。
今どきレストランでの待ち時間といえば、自分の星座にレバーを合わせてコインを入れ、ガチャッとやると巻紙が出てくる占いが全盛ですが、お芋さんの地道な努力により徐々に「爪楊枝占い」が日の目を見るようになりました。
いまや主婦たちのひそひそ話は、爪楊枝占いのことで持ちきり。
「夕べの焼肉屋、楊枝で大吉出ちゃったわ!特に不倫運がいいみたい。
ラッキーアイテムは穴開きお玉よ!味噌汁こぼれるわね。でも男は逃がさないわ。フフッ。」
買ったばかりの大きなルーペ付き老眼鏡がきらっと光りました。
「わたくし、おレストランで3回連続、中吉ざます。かわいい子には芋掘りさせろ、ですって。おほほほ。今日も塾休んで掘ってるわ、あの子。掘り上手なんですの。」
高級ルーペの倍率をカチャカチャ切り替えながら自慢しました。
「わてなんか大吉と小吉のまだら模様や。ギロギロしてて指触りええわー。ルーペなんかなくても、特訓したら指の感触で読めるようになったわ。」
でも、世の常として、吉と出るとは限りません…。
凶が出て、悔しさのあまり爪楊枝を自分の手の甲に突き刺す人が続出しました。
街を歩けば、あっちにもこっちにも、手の甲が剣山になっている人で溢れています。
中にはその手の甲で、生け花をたしなむ人まで出る始末。
公園は、主婦たちの新たな社交の場になりました。
「あーら、おたくの手、今日はずいぶん鮮やかにお活けになったじゃない。バラに、ガーベラ、スイートピーまで!」
「ほほほ、すてきでしょ~? で、そういうあなたは、大根とぺんぺん草?」
「七草がゆを作るの。左手もご覧になる?ハエトリ草を活けてみたのよ。おかげで、うちにはハエが1匹もいないわ。全部、この中。」
「ねえ、あそこの奥さん見て!大っきな葉っぱ。オオオニバスよ!」
「まあ、すごい。雨が降っても傘いらないってことね。」
「池に落ちても、手に乗れるわ。」
年配の男性は盆栽で腕を競います。
「いい枝振りですな。」
「いやいや、それほどでも。しかし重くてかなわんですわ。」
「少し枝を落としたらどうですかな。」
「わしの体の一部みたいなもので、命を落とすのではないかと・・・」
そんなのどかな会話が交わされていた頃…
お芋さんに出て行かれた粋な姉さんは、お芋さんの足跡をたどって2百軒ものお店をまわったのですが、仕事の速いお芋さんに追いつくことはできませんでした。
粋な姉さんには未練がありました。
「こんな爪楊枝なんかにうつつをぬかして…。」
粋な姉さんは、お芋さんを奪い取った爪楊枝に対するライバル心から無理なダイエットも試みましたが、爪楊枝には到底かないませんでした。
「また、大凶が出たわ。『犬も歩けば棒に当たるがいつまで経っても芋には当たらぬ』だって。」
ブスッ!
いつの間にか、粋な姉さんも爪楊枝占いの常連になっていました。
両手の甲は突き刺し続けた爪楊枝でハリネズミを通り越し、隙間なくぎっしり固まって、ほとんど肩たたき棒と化していました。
さて、一方のお芋さんですが、世間に正体を明かさないよう気を使っていたものの、爪楊枝占いは時々当たるということが評判になるにつれて熱狂的な信者が増え、お芋さんが街を歩けばその後ろには500メートルに及ぶ信者の列ができていました。
手の甲で生け花や盆栽をたしなむ者、
全身ハリモグラで地中を進む者、
ヒップホップに興じるおばさん…
ごく一部、手の甲に一本の爪楊枝も刺さっていない者は大吉ガールとか、スベスベボーイなどと呼ばれ、羨望の眼差しで見られました。
お芋仙人はとんがり帽をかぶり爪楊枝で編んだ長い長いマントを羽織っていたので、最後尾の信者も見失うことなくついて行けました。
今や食堂やレストラン側にとっても、爪楊枝占いが置いてないと閑古鳥がカーカー鳴くので、お芋仙人は引っ張りだこです。
「おいも仙人さま、次はぜひ私どものレストランへ。」
「8年先まで予約がいっぱいじゃよ。」
「そこをなんとかお願いできませんか。ささ、ちょっと袖の下を。」
「ん?この袖か?それともこっちの袖か?」
「どちらもどうぞ。大判小判がざっくざくでございます。」
「苦しうない。」
もちろん、女の子にも大人気。
「アーン、いも仙ちゃーん! わたしたちの店、ハニーハニーって言うの。壁はピンクよん。来て欲しいなー。キャふーん。」
「今日はちょうど空いておったところじゃ。参ろうかのう。」
「キャー!うれぴー!」
ブチュッ
お芋仙人と信者の列は、ハニーハニーへなだれ込んでいきました。
そんなこんなで、世界を征服するのも時間の問題と思われた爪楊枝占いですが、
流行は移ろいゆくもの・・・。
ある小学校で子どもが手を血に染めることを問題視して禁止したのを皮切りに、徐々に人気に陰りが出始め・・・
「100人の爪楊枝占い1週間分の木の伐採で、森が一つ消える!」
のポスターが張り出されるといよいよ致命的になり…
ちょうどそのころ喫茶店で流行り出した
「角砂糖おいくつ占い」
に取って代わられる形ですっかり廃れてしまいました。
ちなみにこの「角砂糖おいくつ占い」は、「3つ」と答えると恐ろしいことが起こるそうです。
それはさておき、おいも仙人の十二ひとえの袖の下もすっかり軽くなって、羽ばたけば飛んでいけるほど。
とうとう普通のお芋さんに戻ってしまいました・・・。
ある昼下がり、お芋さんは町外れの小路をとぼとぼと歩いていました。
後ろ姿が寂しそうです。
一軒の民家の前を通りかかった時、半開きになった窓の奥からリズミカルな音が聴こえてきました。
タントン タントン ♪
タントン タントン ♪
窓に近寄って中を覗いて見ると、重箱の隅を突っついたような顔のおじさんが、椅子に座って気持ち良さそうに肩を叩いてもらっていました。
「お父さん、今日も仕事疲れたでしょう。」
「お前のおかげで疲れなんか吹っ飛ぶよ。」
部屋に光が射して、優しく微笑む粋な姉さんの顔が見えました。
お芋さんは自分が恥ずかしくなりました。すぐさま親子に駆け寄って謝りたい気分でしたが・・・
今は合わせる顔が芋の顔しか無いのでグッと堪え、その場から足早に立ち去りました。
久しぶりに実家へ帰って、お芋さんも・・・
タントン タントン ♪
タントン タントン ♪
母ちゃんの肩をたたきながら今までにあったことを話した後、
お芋さんは自分探しの旅に出ました・・・。
人里離れた秘境で一人、孤独な修行の日々。
雨に打たれて一皮剥け、
滝に打たれて二皮剥け、
鞭を打たれてズダ袋、
身も心もぼろぼろになりながら到達した孤高の境地。
とうとうお芋さんは熱い何かを掴み取ったのです!
3年後、おいも仙人は戻って来ました。
やっとの思いで修得した
「おしぼり☆気持ちうぃ~の占い」
を携えて・・・。
おしぼりで顔を拭くなんて、おやじっぽくて嫌ですって?
いーや、この新しい占いは次元が違います!
おいも仙人特製、念力おしぼりで力いっぱい顔を一拭き。
顔のパーツがどのように配置を変えるかであなたの人生が決まるのです。
麦わら帽を深めにかぶり、おしぼりを縫い合わせた重いマントを引きずりながら町に現れたおいも仙人。不敵な笑みを浮かべて、夜の食堂街に姿を消したのでした・・・。
怪奇の町が、ここに誕生します。
おしまい
2010年4月
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