妻の死体を見たとき

海陸

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イヤな夢

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               オギャア



赤子の声が聞こえる。
うるさいな。親はちゃんと躾けたのだろうか。
だから子供は嫌いなんだ。
いや、どこかで聞いた気がする。誰だ。

        オギャア


誰の声だっけ。思い出せない。
いや。
違う。
ちゃんと覚えているのだ。
私はこの声を。
──
思い出したくないだけだ。


       オギャア

なんで思い出したくないんだろう。

    オギャア

なんでだっけ




──なんで

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