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最大のピンチ。
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「たっくん、今夜子作りしよ!」
カオルは突然宣言した。
「でも希の授乳で疲れてるから例のヤツでお願い」
カオルは動かない愛情表現を要求した。
ボクはあらゆる器官、技術を駆使し、動かないでカオルを昂らせていた。そして今既に昂りはナカで戯れている。
「ゴメンね、急に。実はたっくんにナイショでタイミングを見計らってたの。本当は『明日決行!』って思ってたんだけど考え始めたら我慢できなくなっちゃって……。もちろん今夜でもバッチリなんだけどね」
カオルは申し訳なさそうにはにかんではいるが、頬は紅潮していてボクの欲望を掻き立てるには十分だった。
「いや、ボクも女の子産むのOKしたから仕方がないよ」
そして今ボクは繋がっている状態で『女の子を産む方法』のレクチャーを受けている。
二人は見つめ合い、そしてキスをした。
「そもそも精子にはX染色体とY染色体があって、X染色体しかない卵子にY染色体が結合すると男の子、X染色体が結合すると女の子が生まれるの。たとえば男の子が欲しい時はY染色体の精子が卵子に辿り着くことが必要だから、その精子にチャンスがあるのは膣内が強いアルカリ性に変わる排卵日当日だけ。だからその日を狙ってセックスすると男の子が生まれやすいの」
「女の子の場合は?」
「X染色体のX精子は酸性に強くて寿命も長いから排卵の前にセックスすれば排卵当日にX精子がたくさん残っているから女の子を妊娠し易いの」
「でも、排卵日なんて簡単に判るの?」
「もちろんよ、妊活している人は当たり前にしていることだけど基礎体温を測り続けていれば、体温の上昇ですぐに判る」
「それだってジャストなタイミングは難しいでしょ?」
「確かにそう。でも私には判る。希を妊娠した時もすぐに気付いたでしょ?」
ボクは納得の頷きをして乳首を唇で慈しんだ。
「ああっ、たっくんのまた大きくなってる。排卵が早まっちゃいそう……。でもまだ大丈夫だから安心して。私がイイって言ったらいっぱいナカに出してね」
カオルは言葉で煽っている。それは毎度のコトだが、中も強烈にうねっている。彼女の言う通りに大量の体液が放出されそうだ。
希の妊娠にいち早く気付いたように、カオルは間違いなく排卵もピンポイントで察知できるだろう。でも今のカオルの言葉を一〇〇%は信用できない。なぜなら排卵のタイミングはボクには分からないからどんな状況にも操作可能だ。
本当は今日既に排卵しているかもしれない。それなら間違いなく男の子が生まれてしまう。
それにカオルは肝心なコトを説明していない。
実はボクも産み分けについて事前に調べている。
だから今の状況を冷静に分析した。
女の子を妊娠するには膣内の浅い場所で射精し、性行為は穏やかに遂行しなければならない。女性が強い絶頂感を得てしまうと、膣内がアルカリ性に傾いてY精子が多く残存する環境に変えてしまう。そして今ボクのモノは彼女の奥深くにある。射精場所が子宮からより近距離であれば精子の移動距離が短くなり、今のカオルのボルテージではなおさら男の子の確率が高いと言える。
カオルの本音は二人目も男の子が欲しいということなのか?
それが人類滅亡への明らかなカウントダウンになるのか?
男の子の希を手に掛けるかもしれないと麻里奈は忠告したのになぜ二人目も男の子を欲しているのか?
ボクにその真意は分からない。覚悟のない自分には『まだ教えられない』と麻里奈は言った。カオルの行為に身を委ねれば彼女の娘によって全てが明らかになる。だがそれは人類滅亡への明確な始まりを意味する。
それは絶対にイケナイ!
何としても阻止しなければならない。『誘いには素直に乗れ』と麻里奈は言ったけど、ボクは悪あがきをしたい。
散々振り回されたけど、それでもボクはカオルを愛している。
カオルは何かに命令されている。命令されてボクを誘惑している。でも嫌いな相手に全てを委ね、ここまではできないはず。過去に過ちを犯し、心に傷を負ったと麻里奈は打ち明けた。だから人間の心は残っているはず。今までの中で最高の愛のカタチを感じさせてあげられないのは心苦しいけど、出さなくても彼女に寄り添う方法はきっとあるはずだ。
「ああ、もうすぐイク。たっくんあと一分待って……」
だからここは涙を飲んで抜き出すしかない。ああダメだ。もうすぐだ。ここだ!イクよと言って外に出すしかない……。
その時だった。
(!)
突然、カオルのなかで違う何かの力が作用し、動きを止められてしまった。
「抜かないで……。このままダシテ」
ボクの心を見透かされたように、カオルは異変を察知していた。膣内壁から両手の指十本で包まれるような男性器全体に強烈な圧力を感じ、奥深くへと引きずり込まれる膣内の重苦しいうねりも激しさを増した。このままでは大量の精子がカオルの中に溢れてしまう。
人類滅亡が確実なものになってしまう……。
どうしたら……、どうしたら……。
でも気持ちいい……。
絶体絶命だ……。
その時ボクは幻影を見た。
~本当はもっと若い男の子を狙ってたのに、まさかたっくんが私を求めてくれるなんて全然思いもしなかった~
カオルは魔女のような笑みを浮かべた。
~私は構わないわよ、たっくんと別れても……。でもたっくんは私と別れられないでしょ?だってたっくんと私のセックスの相性、バッチリだものね。たっくんがこのまま私の身体を求め続けるなら、間違いなく求めた数だけ妊娠する。
たっくんが私の望みを叶えてくれたら、あなたの子供を何十人でも何百人でも産んで大事に育ててあげる。
たっくんが望むなら私はずっとあなたのそばにいられる。今よりも美しくなった私の中でたっくんを何度も天国に連れて行くことだってできる。
たっくんが望むなら何でも叶えてあげる。私には叶える力がある~
カオルの表情が魔女のそれから希望に満ちた普通の女性に変わった。
~でもたっくんが本当に私を拒むなら、
私はまた、未来の誰かへ命を繋いでいくだけ。~
そして闇に消える直前のカオルの表情はどこか悲しげだった。
あっ……。
その瞬間、ボクの中で何かが力なく切れた。
と同時に、陰嚢から尿道を通り、かつてないほどの勢いと量で子種を含んだ体液がカオルの子宮へと注がれた。
カオルは突然宣言した。
「でも希の授乳で疲れてるから例のヤツでお願い」
カオルは動かない愛情表現を要求した。
ボクはあらゆる器官、技術を駆使し、動かないでカオルを昂らせていた。そして今既に昂りはナカで戯れている。
「ゴメンね、急に。実はたっくんにナイショでタイミングを見計らってたの。本当は『明日決行!』って思ってたんだけど考え始めたら我慢できなくなっちゃって……。もちろん今夜でもバッチリなんだけどね」
カオルは申し訳なさそうにはにかんではいるが、頬は紅潮していてボクの欲望を掻き立てるには十分だった。
「いや、ボクも女の子産むのOKしたから仕方がないよ」
そして今ボクは繋がっている状態で『女の子を産む方法』のレクチャーを受けている。
二人は見つめ合い、そしてキスをした。
「そもそも精子にはX染色体とY染色体があって、X染色体しかない卵子にY染色体が結合すると男の子、X染色体が結合すると女の子が生まれるの。たとえば男の子が欲しい時はY染色体の精子が卵子に辿り着くことが必要だから、その精子にチャンスがあるのは膣内が強いアルカリ性に変わる排卵日当日だけ。だからその日を狙ってセックスすると男の子が生まれやすいの」
「女の子の場合は?」
「X染色体のX精子は酸性に強くて寿命も長いから排卵の前にセックスすれば排卵当日にX精子がたくさん残っているから女の子を妊娠し易いの」
「でも、排卵日なんて簡単に判るの?」
「もちろんよ、妊活している人は当たり前にしていることだけど基礎体温を測り続けていれば、体温の上昇ですぐに判る」
「それだってジャストなタイミングは難しいでしょ?」
「確かにそう。でも私には判る。希を妊娠した時もすぐに気付いたでしょ?」
ボクは納得の頷きをして乳首を唇で慈しんだ。
「ああっ、たっくんのまた大きくなってる。排卵が早まっちゃいそう……。でもまだ大丈夫だから安心して。私がイイって言ったらいっぱいナカに出してね」
カオルは言葉で煽っている。それは毎度のコトだが、中も強烈にうねっている。彼女の言う通りに大量の体液が放出されそうだ。
希の妊娠にいち早く気付いたように、カオルは間違いなく排卵もピンポイントで察知できるだろう。でも今のカオルの言葉を一〇〇%は信用できない。なぜなら排卵のタイミングはボクには分からないからどんな状況にも操作可能だ。
本当は今日既に排卵しているかもしれない。それなら間違いなく男の子が生まれてしまう。
それにカオルは肝心なコトを説明していない。
実はボクも産み分けについて事前に調べている。
だから今の状況を冷静に分析した。
女の子を妊娠するには膣内の浅い場所で射精し、性行為は穏やかに遂行しなければならない。女性が強い絶頂感を得てしまうと、膣内がアルカリ性に傾いてY精子が多く残存する環境に変えてしまう。そして今ボクのモノは彼女の奥深くにある。射精場所が子宮からより近距離であれば精子の移動距離が短くなり、今のカオルのボルテージではなおさら男の子の確率が高いと言える。
カオルの本音は二人目も男の子が欲しいということなのか?
それが人類滅亡への明らかなカウントダウンになるのか?
男の子の希を手に掛けるかもしれないと麻里奈は忠告したのになぜ二人目も男の子を欲しているのか?
ボクにその真意は分からない。覚悟のない自分には『まだ教えられない』と麻里奈は言った。カオルの行為に身を委ねれば彼女の娘によって全てが明らかになる。だがそれは人類滅亡への明確な始まりを意味する。
それは絶対にイケナイ!
何としても阻止しなければならない。『誘いには素直に乗れ』と麻里奈は言ったけど、ボクは悪あがきをしたい。
散々振り回されたけど、それでもボクはカオルを愛している。
カオルは何かに命令されている。命令されてボクを誘惑している。でも嫌いな相手に全てを委ね、ここまではできないはず。過去に過ちを犯し、心に傷を負ったと麻里奈は打ち明けた。だから人間の心は残っているはず。今までの中で最高の愛のカタチを感じさせてあげられないのは心苦しいけど、出さなくても彼女に寄り添う方法はきっとあるはずだ。
「ああ、もうすぐイク。たっくんあと一分待って……」
だからここは涙を飲んで抜き出すしかない。ああダメだ。もうすぐだ。ここだ!イクよと言って外に出すしかない……。
その時だった。
(!)
突然、カオルのなかで違う何かの力が作用し、動きを止められてしまった。
「抜かないで……。このままダシテ」
ボクの心を見透かされたように、カオルは異変を察知していた。膣内壁から両手の指十本で包まれるような男性器全体に強烈な圧力を感じ、奥深くへと引きずり込まれる膣内の重苦しいうねりも激しさを増した。このままでは大量の精子がカオルの中に溢れてしまう。
人類滅亡が確実なものになってしまう……。
どうしたら……、どうしたら……。
でも気持ちいい……。
絶体絶命だ……。
その時ボクは幻影を見た。
~本当はもっと若い男の子を狙ってたのに、まさかたっくんが私を求めてくれるなんて全然思いもしなかった~
カオルは魔女のような笑みを浮かべた。
~私は構わないわよ、たっくんと別れても……。でもたっくんは私と別れられないでしょ?だってたっくんと私のセックスの相性、バッチリだものね。たっくんがこのまま私の身体を求め続けるなら、間違いなく求めた数だけ妊娠する。
たっくんが私の望みを叶えてくれたら、あなたの子供を何十人でも何百人でも産んで大事に育ててあげる。
たっくんが望むなら私はずっとあなたのそばにいられる。今よりも美しくなった私の中でたっくんを何度も天国に連れて行くことだってできる。
たっくんが望むなら何でも叶えてあげる。私には叶える力がある~
カオルの表情が魔女のそれから希望に満ちた普通の女性に変わった。
~でもたっくんが本当に私を拒むなら、
私はまた、未来の誰かへ命を繋いでいくだけ。~
そして闇に消える直前のカオルの表情はどこか悲しげだった。
あっ……。
その瞬間、ボクの中で何かが力なく切れた。
と同時に、陰嚢から尿道を通り、かつてないほどの勢いと量で子種を含んだ体液がカオルの子宮へと注がれた。
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