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7話 僅かなノイズ
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「徹、何か感じないか?」
「何かって?」
「誰かに見られているような」
「おいおい、心霊とか勘弁してくれよ」
「いや、そんなんじゃないんだけどな」
徹と隆は周囲を見渡した。
山には鬱蒼とした木々が広がり、昼間でも暗い感じがする。
二人が登ってきた山道も草木に隠れて見えないくらいだ。
木々が揺れる僅かなノイズが聞こえるが、それ以外は一切の音がしない。
まるで文明から隔離された場所のような。
「なんか変な匂いがしないか?生臭いというか、生ゴミみたいな」
「誰かが不法投棄したとか、動物の死骸でもあるのかもな?さ、これ以上収穫は無さそうだし、市役所か図書館に行こうぜ」
「ああ、そうだな」
隆は、違和感を抱きつつ、祠を後にした。
祠のもっと向こう、森の奥から、誰かに見られているような感じ。
隆は森の奥がフレームに入るように撮影を始めた。
単なる森だ。何もない。
ただその奥に、何か得体の知れない雰囲気を感じていた。
「何かって?」
「誰かに見られているような」
「おいおい、心霊とか勘弁してくれよ」
「いや、そんなんじゃないんだけどな」
徹と隆は周囲を見渡した。
山には鬱蒼とした木々が広がり、昼間でも暗い感じがする。
二人が登ってきた山道も草木に隠れて見えないくらいだ。
木々が揺れる僅かなノイズが聞こえるが、それ以外は一切の音がしない。
まるで文明から隔離された場所のような。
「なんか変な匂いがしないか?生臭いというか、生ゴミみたいな」
「誰かが不法投棄したとか、動物の死骸でもあるのかもな?さ、これ以上収穫は無さそうだし、市役所か図書館に行こうぜ」
「ああ、そうだな」
隆は、違和感を抱きつつ、祠を後にした。
祠のもっと向こう、森の奥から、誰かに見られているような感じ。
隆は森の奥がフレームに入るように撮影を始めた。
単なる森だ。何もない。
ただその奥に、何か得体の知れない雰囲気を感じていた。
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