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8話 資料調査
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「おい、隆。見つけたぞ」
徹と隆は、市役所に併設された図書館に来ていた。
「この地図に載っている。あの神社は熊野神社って名前だったらしいな。明治時代の古い地図に載っていたぞ」
徹が開いた古い地図には該当の場所に鳥居のマークがあった。
「ただ、新しくなった地図にはそれが載っていないな。多分あの神社は奉還された後ってことなんじゃないかな」
奉還とは、何らかの事情で神社の御神体を移動することだ。
「あと、気づかなかったけど、神社の奥に家があったらしいな。今もあるのかわからないが」
「家?」
「多分神主さんか宮司さんが住んでいたんだろうな」
隆は、今日撮ってきた写真をズームしてみた。
「今のありそうだぞ?ほら」
ズームした写真には、木々に紛れて人工物っぽい白い屋根のようなものが見えた。
「まだ建物はあるってことか。さすがに今は廃墟だろうな」
「まあそうだろうな。近くに熊野神社ってのがあるから、そこが奉還先だろうし、神主さんがいるとすればそっちだろ」
「そこにいけばもうちょっと資料があるかもな」
「フィールドワークとはあまり関係ないけど、こんな事件が起こっているみたいだな」
隆はもう一つの新聞記事を出した。
「こっちは最近の新聞記事。この辺で子供の行方不明事件が相次いで起こっているみたいだ」
「どれどれ、10月下旬に女の子、11月上旬に男の子の行方不明か、確かに人通りはまばらだし、誘拐事件とかか?」
「そういえば、来る途中にそんな張り紙を見たな、探していますってやつ」
「ま、郷土には関係なさそうだがな。神隠しってわけでもないだろうに」
徹と隆は、見つけた資料をコピーし、図書館を後にした。
徹と隆は、市役所に併設された図書館に来ていた。
「この地図に載っている。あの神社は熊野神社って名前だったらしいな。明治時代の古い地図に載っていたぞ」
徹が開いた古い地図には該当の場所に鳥居のマークがあった。
「ただ、新しくなった地図にはそれが載っていないな。多分あの神社は奉還された後ってことなんじゃないかな」
奉還とは、何らかの事情で神社の御神体を移動することだ。
「あと、気づかなかったけど、神社の奥に家があったらしいな。今もあるのかわからないが」
「家?」
「多分神主さんか宮司さんが住んでいたんだろうな」
隆は、今日撮ってきた写真をズームしてみた。
「今のありそうだぞ?ほら」
ズームした写真には、木々に紛れて人工物っぽい白い屋根のようなものが見えた。
「まだ建物はあるってことか。さすがに今は廃墟だろうな」
「まあそうだろうな。近くに熊野神社ってのがあるから、そこが奉還先だろうし、神主さんがいるとすればそっちだろ」
「そこにいけばもうちょっと資料があるかもな」
「フィールドワークとはあまり関係ないけど、こんな事件が起こっているみたいだな」
隆はもう一つの新聞記事を出した。
「こっちは最近の新聞記事。この辺で子供の行方不明事件が相次いで起こっているみたいだ」
「どれどれ、10月下旬に女の子、11月上旬に男の子の行方不明か、確かに人通りはまばらだし、誘拐事件とかか?」
「そういえば、来る途中にそんな張り紙を見たな、探していますってやつ」
「ま、郷土には関係なさそうだがな。神隠しってわけでもないだろうに」
徹と隆は、見つけた資料をコピーし、図書館を後にした。
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