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初めての友達
53.
持っていた袋をテーブルの上に投げ捨てられ、腰を乱雑に引き寄せられて繋がりが深くなる。身長差のせいで爪先立ちになり仰け反った。急いたように流れ込んできた厚い舌に、口内に残る砂糖を味わいつくすように貪られる。
首の後ろをさらりと撫でられ、はみ出た舌を啜られる。まるで捕食されているような気分だった。ソンリェンの口に馴染んだ煙草の残り香とトイの口に残るねっとりとした甘さが混じり、なんとも言えない味になる。
「ふ、ん、む」
くちゅり、と最後に口の端から溢れた唾液を舐め取られて唇が離れた。
「は、ぁ」
ソンリェンがぺろりと唇を舐めた。繋がった唾液の糸が切れないほどの至近距離だったため目のやり場に困る。ソンリェンの空色の瞳は、未だにどこか呆けているようにも見えた。
数秒間、視線が交わる。
「くそ……甘え」
当たり前のことを吐き捨てたソンリェンは、派手に舌打ちをしながらこれまた当たり前のようにテーブルの上にトイを組み敷いてきた。
まさかこんな所で服を脱がされるとは思っておらず、ぎょっとしてソンリェンを押し返す。
「そ、んりぇん……あっ、あの、ベッド」
「うるせえ」
片手で両手首をテーブルに縫い付けられて、服が破けてしまうのではと怯えるくらいの勢いで上着やズボン、そして下着を脱がされる。
やはり今日のソンリェンはいつもより焦っているようだ。ベッドまでトイを引きずっていく余裕すら無いなんて。
「うるせんだよ……お前」
どこか苦みを堪えているような悪態だった。
ソンリェンの表情が気になったのだが、その前に胸元に顔を埋められる。
熱い舌を這わされて、トイは無理矢理与えられる熱の海に引きずり込まれていった。
今日のソンリェンはおかしい。
あまりにも言葉数が少ない。というか無言だ。
普段彼は、トイを痛めつけるために様々な罵詈雑言を口にする。インランだとか、バイタだとか、穴だとか、メス豚だとか。そして極めつけはてめえは俺のもンだ、と厳しく言い含められる。
だが、今はそれがなかった。うるさい、と組み敷いてきたあの瞬間から何も言わずにトイの身体に指や舌を這わせて貪ってくる。
貪欲に、何かに追い立てられるかのように。
聞こえてくるのはソンリェンの荒い吐息と、トイの悲鳴と嬌声だけだった。
「ぁあ、あ、ァあ」
ずぷんと奥を突かれて仰け反る。元々古くささくれ立っているテーブルだ、身体を押し付けられた状態で背後から貫かれ、腰を揺さぶられるたび腕や額が擦れて痛かった。
「はぁ、ふ、はぁ、ぁあ」
抜き挿しを繰り返されるたびあまりの激しさに足がずり上がり、テーブルに押し付けられた腹が圧迫される。犯されるがままに胎内に熱い飛沫を注がれ続けて、結合部からはこれまでソンリェンが出したものがだらだらと零れ、床とテーブルの淵を濡らしている。もう繋がっている部分の感覚すら遠かった。
ソンリェンは一言も話さない。だからトイも、ただソンリェンの名を呼ぶことしか出来なかった。
「そ、んりぇ……うぁ」
剥き出しの尻をぐいと左右に押し開かれ、深い角度でさらに奥をずんと突かれて喉が引き攣った。たまらず手を伸ばしテーブルの端を掴む。それでも穿ってくるスピードは変わらない。
「ひ、やあぁあ……やぁ……」
熱くてどうにかなりそうだ。子宮の入り口を叩くように挿入してくるやり方をソンリェンは一番好む。けれどもトイはそこを掻き回されるのが嫌だった。苦しくて仕方がない上、敏感な場所なので痛い。
しかし長時間酷使されたそこはもう緩みきっていて、大した抵抗もなくソンリェンの雄をずぶずぶと飲み込んでしまう。
「そんりぇ……ぁあ! 壊れ、しきゅう、こわれ、ちゃぅ……ぅッ」
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