本の塔

えば

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拉致

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ギコギコギコ。
意外と間抜けな音を立てて、俺の首が切断されていく。
首の右側にノコギリの刃がくいこみ、そのままじわじわときられている。
下を向くとノコギリの半分が見えている。
「よかった、意識は頭側似合った、神様頭の中で小説が書けるようなしてくれ」
「もうできるぞ」
「さすが話が早い」
「思ったより痛くなくて良かった、
タンを吸引するために、
はなから管を入れた時の方が痛かった」
その時、頭が落ちた。
「おお、意識は頭の外だな、しんだのか?」
「どうかな?」
「まだ生きてるよ」
「頭とれたのに、生きてるのかよ、まあいいか、大差ない、意識はあるから、読めるし、かけるんでしよ?」
「大丈夫じや」
「ありがとう」
「笑ってピースは無理だったか、あたまないもんな。
その時、切断された頭の顔が笑った。なんと、左手でピースした。
「動いた!」
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