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創造Ⅰ
第1話 ソレ
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名前はない。突然産み落とされた。
『君は君だ』
突然声がした。あたりを振り返っても誰もいない。此処は何処だろう。何もない空間にただ一人ポツンと立っていた。真っ白な空間。
『私はカオス。私はここにいる』
カオスと名乗った声は何処にもいない。頭のなかに響いているのか、または、声が反響しててもっと遠いところにいるのかも。
『私はこの舟だ。探しても無駄だ』
「ふね?」
『乗り物だ』
乗り物とは、とさらに問いかけるとカオスは沈黙し、それから話をそらした。
『君は神様から産み落とされた。君にはこの世界を創造する使命がある。ここには何もない。だから君が全て創造してくれ』
使命と聞いて、何故か抗えないと察した。創造するとは何なのか。世界とは何なのか。カオスは一から説明してくれた。世界とは物事。創造するとは誕生。心から願ったものが具現化されそれが、世界となる。カオスに言われたとおり、何かを具現化させてみた。
ぽん、と生み出されたのは、煙だった。白いモクモクとしたのが天井に登っている。
『仕方ないさ。その心はまだ何ものにも染まっていない。真っ白。だから、その心を彩りにするために私と旅に出かけよう』
カオスは船を進めた。何もない空間で一体何を探すのか。
『君は君だ』
突然声がした。あたりを振り返っても誰もいない。此処は何処だろう。何もない空間にただ一人ポツンと立っていた。真っ白な空間。
『私はカオス。私はここにいる』
カオスと名乗った声は何処にもいない。頭のなかに響いているのか、または、声が反響しててもっと遠いところにいるのかも。
『私はこの舟だ。探しても無駄だ』
「ふね?」
『乗り物だ』
乗り物とは、とさらに問いかけるとカオスは沈黙し、それから話をそらした。
『君は神様から産み落とされた。君にはこの世界を創造する使命がある。ここには何もない。だから君が全て創造してくれ』
使命と聞いて、何故か抗えないと察した。創造するとは何なのか。世界とは何なのか。カオスは一から説明してくれた。世界とは物事。創造するとは誕生。心から願ったものが具現化されそれが、世界となる。カオスに言われたとおり、何かを具現化させてみた。
ぽん、と生み出されたのは、煙だった。白いモクモクとしたのが天井に登っている。
『仕方ないさ。その心はまだ何ものにも染まっていない。真っ白。だから、その心を彩りにするために私と旅に出かけよう』
カオスは船を進めた。何もない空間で一体何を探すのか。
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