転移失敗!!此処は何処?僕は誰?

I&Rin

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死の大陸編 青年期

第71話. イミフ

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 何処かへと、連れ去られる女エルフ

 頭を踏見つけられた状態の男エルフは、その光景を見てるだけしか出来ず、泣き叫び遠ざかる女エルフに向けて手を差し伸ばすが、オークがそのおとこエルフの手を踏み付け、骨をへし折り、そして男エルフの首に目掛けて石斧を振り下ろそうとしていた。

 種族間の事なので僕は極力関与しないでおこうと思っていたが、これはかなり酷い状況だと思い、アースに今日の夜ご飯のメニューにオークのお肉は如何いかがかと尋ねる

「食べる、食べるぅー」

 食べれりゃ何でもいいんだろ、速攻で返事を返す

 「じゃあ、早く片付けてご飯にするからで出ておいで!」

 アースが刻印から出て来たと同時に、僕はすぐ行動に移る

 すぐさま石斧を持って振り下ろそうとしているオークの手をエアカッターで放ち斬り落とす

 オークは斬り落とされた自分の手が石斧を持ったまま地面にあるのを見るが、理解が追いついていない

 斬られた、その手からは相当量の出血をしており、それをみてようやく我に帰ったのか、それとも痛みによるものなのか、はたまた怒りによるものなのか分からないが大声で叫んでいる

 何が起こったのかようやく理解して自分の斬られた手を拾い上げる

 叫びまくるオークの前に僕とアースは降り立つ

 「アース!向こうに連れ去られた女エルフをよろしく!」
 
 「うん、分かったぁ」

 それを聴いてアースが一瞬で消え去る!

 近くにいるオーク達も一斉に集まり始め、僕は刻印から剣を取り出し、高火力メテオを剣に纏わせ融合させる

 そして、その剣で片腕を失ったオークの首をすぐさまはね飛ばす!

 ・・・・・・・!!

 斬られた首と胴体は綺麗に分離したものの、切り口は超高温で焼かれ、瞬時にふさがった状態となる

 その為、血が飛び散る事もないので、魔物の後処理も凄くやりやすくなり、食材を最大限に活かせる画期的な戦法を見つけたのだった

 魔物を仕留める時はこの戦い方をする事で、無駄に辺り一面に血が飛び散らず、何かと都合が良かった

 が、しかし、最初の一撃でエアカッターを使用してしまい血が吹き出してしまったので、即座に剣で斬って止血する!

 ここでようやく僕が敵認識され、オーク達が一斉に襲いかかってくるが、そもそも僕との戦闘力の差があり過ぎてオーク達が僕の動きに全くついて来れていないので、次から次に首だけを狙ってとにかく斬りまくる。

 あっという間にオークの数もあと10体ほどになり、仕上げに入ろうとした、その時

 奥にある建物の中から明らかに他のオークとは比べものにならない位に、強い反応を持ったヤツが現れた。

 念話でアースに聞くと、オークが1段階進化するとガンオークと言う個体になるらしい。

 どの個体も進化には段階があり劇的な肉体変化や魔法習得によって低位のガン、中位のジン、高位のハイと呼び方が変化する。

 コイツが、このオーク軍団のボスで他のオーク達を統率していたらしく、周りにいたオークがコイツが出て来た途端に怯えている。

 何やら僕に向かって話してるようにも思えるが、サッパリ何を言ってるのか分からない!

 喚き声や叫び声とも違うので、おそらく、この世界の言語だろうとは思うけど、ごめんなさい!

 僕にはイミフです。
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