転移失敗!!此処は何処?僕は誰?

I&Rin

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死の大陸編 幼少期

第11話. 魔法練習

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 僕は川に向かいながら、どの魔法から練習を始めようかで悩んでいた


 今いる場所から川まで大きな反応は無いので特に危険は無いと思い、歩きながら魔力をより緻密ちみつに操作できればと思い、まずはそこから練習を始める事にする

 なんせ今日の朝はビックリするくらいの規模でやらかしてしまった事は忘れられない!

 ・・・風に火、土と見様見真似でやってみたが、その結果、とんでもない事になってしまったことは自分でも分かっていた


 なので、自分が思ってる以上に控えめに控えめにと思いつつ、まずは人差し指の先端に風魔法であろうものをを出してみると、難なく風であろうものが出て来た!

 ただ、その風は乱気流そのもので、かなり暴れている状態で制御できていない

 僕は指先で暴れる風を落ち着かせようとイメージしてみる!

 指先で暴れ狂う風をクルクル回しながら風の流れを渦巻き状にしていくと次第に安定してきたので、それの効果を試そうと前方にある大木を狙って放つと、勢いよく僕の指先から放たれた風は円盤型の形状となって飛んで行った!!


 「スパッスパッ!スパスパン!!」

 奥にあった木々を見境なく切り裂きながら、そのまま止まることなく飛んで行き、最後は遠くにに見える岩場に斬り込みを入れたところで勢いが止まり風の刃が消滅した!

 ・・・・・・・

 「何これ⁉︎」

 「こんなん、普通に直撃したらヤバイじゃん!」

 僕は何が正解かも分からないまま、ただひたすらに被害が最小限になる様、ずっと魔法の練習を繰り返していた

  「とりゃ!」

 バキバキバキバキバキバキ!!

 「とりゃ!」

 バキバキバキバキ!!

 「そりゃ!」

 バキバキ!!

 「えい!」

 ペキ!


 繰り返し何度もやっていると、何となく加減のコツみたいなのが掴め、今回は指先から出す風を更に高速で回しながら高さ50㎝位ののサイクロンを出現させる

 見た目は超小型の綺麗なサイクロン!

   出来たてホヤホヤの、このサイクロンの仕上がりが見たくて速攻で森の中に放ってみた!!

 その風が僕の指先から放たれた直後、小型のサイクロンはうねりと共に叫び声の様な音を響かせながら森の奥に消えて行く!


 「バキバキバキバキッ‼︎バキバキバキバキバキバキバキバキバキバキッ‼︎バキバキバキバキ‼︎」

 あたり一面の木々を撒き散らしながら森の奥へと消えて行く!!


 ・・・・・・・・・

 「うんっ!」

 最小限に抑えるどころか、やればやるほど被害が拡大していき、より深刻な状況になってきた

 
 これはもう僕が慣れるまで仕方ない事だと思い込む様にして、とにかく被害が少なくすむように風の魔法をアレンジしながら独自に編み出していく

 最初は人差し指1本から始めて行き、徐々に1本ずつ増やして最終的には10本の指を使って全ての指先で出せるようになり

 風だけでなく火も同じように使いこなせるようになってきた。

 ただ火に関しては流石に危ないと思い、指先で安定している状態を留めておくだけにしていた
 
 誤って火を放ち、いろいろと燃やしてしまい山火事なんてことになったら、そりゃあもう大惨事になってしまうので、それではいけないと思い、対策として次は水を主体とした魔法の練習にする

 なので川に着くまで、このまま風と火と土の魔法の練習をしながら、時間を費やした

 道なき道だった所をちょいちょい風魔法で、道を切り開きながら土魔法で歩きやすく整地して、ゆっくりと歩きながら進んで行くと何やら近くで川の流れる音が聴こえてきた

 そのまま歩いて行くと川の流れる音が間近にせまり、ようやく川が視界に入り込んできた

 開けた場所に出たので周りを見渡す

 対岸までは30m位で川の流れはゆったりと穏やかで、ところどころで魚らしき生き物が水面から飛び跳ねているのが見えた!


 「よしっ!魚だ!」

 「例え魚でなくても食べれるだろう」


 水面からは魚らしきものがたくさん跳ねているのが確認できたが、良くみてみると僕が知っている魚とは微妙に姿カタチがどことなく違う


 この際、多少の事はほっとき、早速、釣る準備に取りかかる

 
 
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