転移失敗!!此処は何処?僕は誰?

I&Rin

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死の大陸編 幼少期

第10話. 感知

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 改めてこの惑星ほしのことをフェンリルに聞こうと思い、うしろに振り返ると・・・そこにはもう、フェンリルの姿はなかった


 なんて自由気ままなフェンリルなんだ!

 突然現れてはいつのまにかいなくなる!

 この時、ちょっぴり寂しい気持ちになったが、その気持ちを打ち消すかの様に、先程からずっとお腹の爆音が鳴り響いていた!

 最後に食事をしたのがいつかすら思い出せないが体は正直なまでに訴え掛けてくる!

 まずは空腹を満たそうと、何か食べれる物を探す事にする

 ここに魚とかはいるのかな?あとはお肉だね。野菜やフルーツとかもあれば嬉しいんだけど。
 
 何かあっさりとした物が食べたい!

 魚にしたいけど、今いるこの水辺はとても神聖な感じがするので、流石にここじゃダメだろう!

 と言うか、水の中は凄く透き通っていて見える範囲に何も生き物が見当たらない

 こんな時、水中から女神が出てきても今の僕はもう驚かないだろう!

 いや、女神は流石に驚くか!!

 

 気を取り直し、他の場所を探そうと思いまわりを見渡し………近くに川とかないのか探る事にする


 先程の研ぎ澄まされた感覚をいま一度、探索に利用出来ないかと試してみる

 出来るかどうか分からないが、ここから近くにある川を探そうと感覚を研ぎ澄まし・・・集中する

 頭の中で今いるこの場所を中心に全方位で感知した気配をマーキングしていく

 すると頭の中に入り込んでくる感知した反応は、あまりにも沢山ありすぎて、何が何だか分からなくなった!


 この時、あらゆる全ての生物を感知していたのでこれではダメだと思い、やり方を変えて再度やり直す

 感知するあまりにも小さな反応を省きつつ、ある程度大きい反応だけを拾い、そこから絞り込むように調整を繰り返して行くと、かなりの数が減り分かりやすくなった

 ある程度、絞り込んだ生体エネルギーをマーキングしたのはいいが、実際にこれらがどんな生物なのかは、直接見てみないと分からないのが難点だ

 そしてまたその個体の強さも全く分からない

 強さの基準となるのがいれば比較も出来るんだが・・・・

 そんな事を考えていると・・・

 あっ!!いるじゃないか!


 ・・・・フェンリルが!!

 
 

 探してみよう!!

 フェンリルとはさっきまで一緒にいたので、何となくの雰囲気は分かるので、とりあえず探してみようと、今いる僕の場所から徐々に範囲を広げ、フェンリルの気配を探ってみる


 目を閉じて気配を探り始めると


 ・・・・・・⁉︎


 んっ⁉︎

 やたらあちこちと高速で移動している反応がある

 えぇぇーっと、場所は・・・

  んっ⁉︎

 見つけた反応は洞窟周辺にいた


 先程、僕が土魔法で出現させた岩山周辺を不規則に移動している

 

 間違いない!これだっ‼︎

 フェンリルの縄張り意識によるものか、それともただ単純に遊び感覚で動き回っているのか分からないが、その行動を観て僕は妙に心が落ち着くが、何故だかその後に笑いが込み上げてきた。

 そこで僕はフェンリルの生命エネルギーの大きさを基準に他と比較しようとしたが、あまりにも他と違い過ぎて比較する迄もなかった。


 すでに死んでるからどうしようも出来ないけが、昨日のジャコウと大きな蛇とフェンリルを比較できたら、少しは強さの参考になっただろう


 ただこれだけは分かる!


 このフェンリルからしてみればジャコウや、蛇は雑魚レベルだという事

 それだけフェンリルの反応が飛び抜けて大きかったのだ

 これはこれで少し安心出来た。

 マーキングの設定はこれでいいとして、何かあればその都度、調整していこう!

  次は川だな!

 僕は川を探す為、またも集中モードに入り、川の流れる音を聴き取ろうと、聴覚に意識を集中させると頭の中がクリアになり、遠くの音が拾えるようになった

 鳥の鳴き声や羽ばたく音だったり、フェンリルが岩山を走り駆け巡ったりする足音

 範囲を徐々に広めて行くと、ようやく川の流れるせせらぎの音が耳に入ってくる

 見つけた‼︎

 ここからそんなに遠くない!

 距離にして1キロ位かな


 僕は川を見つけるとすぐに行動に移した


 あれこれ考えても始まらないので、川に向かいながら魔法の練習をしようと、ゆっくりと歩き始めた

 
 
 
 
  

 
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