転移失敗!!此処は何処?僕は誰?

I&Rin

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死の大陸編 青年期

第242話. ダークドラゴン

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 アースのお腹の爆音に遮られるも、ダークドラゴンと思わしき声の主から返答がある

  「何故なぜ俺を探していた?」
 

 ギュルルルルーーーー

   ギュルルルルーーーー

 「リン様!外でアース様の食事でもお作りしておきましょうか⁉︎」

 「そうだね、餓死する勢いで訴えかけてきてるから、アースを頼むねエミリー」

 「かしこまりました、リン様」

 「んっ?アースだと……お前、フェンリルのアースなのか⁉︎」

 「なぁーに」

 グーギュルルルルーーーー

 「お前!ラルクん所のせがれのアースなのか?」

 「うん、そうだよ!」

  グーギュルルルルーーーー
 

 「アースか、久しぶりだな!」

 「久しぶりだね!それよりも大丈夫?」

  グーギュルルルルーーーー

 「深手を負わされ動けない状態なので、すまないがこっちまで来てくれるか⁉︎」

 「うぅーん、じゃあ皆んなとそっちに行くよ?」

 「ああ、分かった」
 
 そのまま奥へと進むと、かなり酷い傷を負ったダークドラゴンが血まみれで横たわっている

 至る所に魔族の爪でやられた大きな傷口があり、えぐれている箇所から骨が剥き出しになり、全く塞がっておらず、回復が出来ていない状態だった


 「バルおじさん、痛そうだねー」

  ギュルルルルーーーー

 「大丈夫だ!」

 「その傷は魔族との戦いで負ったものですよね⁉︎」

 「何!!リンとか言ったな⁉︎お前がアースと契約した者か⁉︎」
 
 「ええ、そうです!」


 「魔族を知っているのか?」

 「知ってますよ!貴方を探しにアヴァロン山脈に行きましたからね。お陰様で酷い目に遭いました!」

 「んっ⁉︎どう言う事だ?」

 
 「その前に魔族に深手を負わされた貴方のその傷は自己治癒力では治らないんですよね?」

 「ああ」

 「差し出がましいようですみませんが、先に治療しますね」

 「何を言っているんだ!お前は⁉︎」

 ギュルルルルーーーー

 「アースのお腹の音がうるさいので、まず先に治療を済ませた後で話しをしましょう!」


 そう言って僕はダークドラゴンの所に行き、感知と光魔法の組み合わせで解析を始める

 魔族が使った闇魔法であれば、魔法の効果はなくなってるはずなので、消滅した今も効果が継続しているとなると、何かしらの物体が埋め込まれた可能性を考え、ダークドラゴンの全身をスキャンしてみるが本人の魔石位しか見当たらなかった

 そうなると考えられるのは、毒性がある攻撃で傷を負ったのだろうと思い、そのまま光魔法で傷口に触れながら回復を試みる。
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