11 / 35
第11話 婚約指輪
しおりを挟む私達2人は高校を卒業してから、就職先の入社式まであと少しの期間があった
先にひろちゃんの日本運送の入社式があるが、それまでまだ10日ある
それまでは毎日ひろちゃんと会っていた私
驚いた事に、なんとひろちゃんはバイトで貯めたお金で中古の車を購入していた
これにより私達の行動範囲は格段と広がり、最近では私の家まで送り迎えをしてくれる様になった
いろんな観光スポットやレジャースポット巡りをしたり、美味しい食べ物を食べたり、綺麗な景色を観たりと2人っきりのドライブを満喫して楽しんでいた
時には山に行って街並み輝く夜景を観たり、そのままいつの間にか、ひろちゃんの車が愛の巣になっていた
ひろちゃんの車に黒いフィルムが貼られていて、車内から外側は観えるが、外側からは車内が観えない様になっていた
この時の私は車とはそう言う仕様になってるくらいしか思ってなかった
度々、ひろちゃんの車の中で合体行為が始まる前にフロントガラスに日除けのシートをつけ、シートを倒してをしていると、通りすがりの人が車を横を通ったりすると、その度にスリルを味わう経験をさせられた
これだけ毎日毎日、会っていてもずっとずっともっともっと会っていたい、私の感情と想いはどんどん膨らんでいく
ひろちゃんとずっと一緒にいたい、もっと一緒にいたい、ひろちゃんと結婚したい、ひろちゃんの子供を産みたい!
そんな願望ばかりが私を埋め尽くし、ひろちゃん一色に染めてしまう
ひろちゃんの入社式が明日に迫る
今までとは違い、働き始めるとお互いが忙しくなり、今までの様にお互い頻繁に会う事が出来なくなるので、今日はひろちゃんが私達の今後の予定プランを話してくれる
まずはお互いがこれからの会社で働き、2年は絶対に何があっても辞めずにお金を貯める
その貯めたお金は私達が一緒に暮らして行く資金にするのと、結婚式代にする事が目的だと言う
それを聴いた私の目から涙がこぼれ落ちる
そして更に、私達が25歳になるまでに結婚式を挙げたいので、それまでは婚約者としてこれからも一緒にいてくれと言われてしまい……更に泣きじゃくる私だった
そんなひろちゃんの問いに当然断る理由もなく私は即決で同意する
その後、私もひろちゃんも意思確認をするかの様にお互いが求め合い合体行為が始まる
夜も遅くなり、ひろちゃんが私を家まで車で送ってくれる
明日からは、なかなか会えなくなるので寂しさが込み上げてくるが仕方ないと思い我慢して、ドアを開けようとした瞬間・・・・ひろちゃんに名前を呼ばれ振り向き様にキスされる
そのまま優しくひろちゃんが私を抱きしめ、じっと私の目を見た後、指輪を手に取り私の左手の薬指にはめてくれた
「今はこの指輪でごめんね」と言われたが、そんなこと私にとってはどうでもいい事で、その気持ちだけで充分に満たされてしまった
「今日は私、泣いてばっかりだね!」
泣いている私の涙をひろちゃんは優しくハンカチで拭ってくれた
あぁ、私の愛するひろちゃん
0
あなたにおすすめの小説
とっていただく責任などありません
まめきち
恋愛
騎士団で働くヘイゼルは魔物の討伐の際に、
団長のセルフイスを庇い、魔法陣を踏んでしまう。
この魔法陣は男性が踏むと女性に転換するもので、女性のヘイゼルにはほとんど影響のない物だった。だか国からは保証金が出たので、騎士を辞め、念願の田舎暮らしをしようとしたが!?
ヘイゼルの事をずっと男性だと思っていたセルフイスは自分のせいでヘイゼルが職を失っただと思って来まい。
責任を取らなければとセルフイスから、
追いかけられる羽目に。
出来レースだった王太子妃選に落選した公爵令嬢 役立たずと言われ家を飛び出しました でもあれ? 意外に外の世界は快適です
流空サキ
恋愛
王太子妃に選ばれるのは公爵令嬢であるエステルのはずだった。結果のわかっている出来レースの王太子妃選。けれど結果はまさかの敗北。
父からは勘当され、エステルは家を飛び出した。頼ったのは屋敷を出入りする商人のクレト・ロエラだった。
無一文のエステルはクレトの勧めるままに彼の邸で暮らし始める。それまでほとんど外に出たことのなかったエステルが初めて目にする外の世界。クレトのもとで仕事をしながら過ごすうち、恩人だった彼のことが次第に気になりはじめて……。
純真な公爵令嬢と、ある秘密を持つ商人との恋愛譚。
姉の引き立て役の私は
ぴぴみ
恋愛
アリアには完璧な姉がいる。姉は美人で頭も良くてみんなに好かれてる。
「どうしたら、お姉様のようになれるの?」
「ならなくていいのよ。あなたは、そのままでいいの」
姉は優しい。でもあるとき気づいて─
夫が寵姫に夢中ですので、私は離宮で気ままに暮らします
希猫 ゆうみ
恋愛
王妃フランチェスカは見切りをつけた。
国王である夫ゴドウィンは踊り子上がりの寵姫マルベルに夢中で、先に男児を産ませて寵姫の子を王太子にするとまで嘯いている。
隣国王女であったフランチェスカの莫大な持参金と、結婚による同盟が国を支えてるというのに、恩知らずも甚だしい。
「勝手にやってください。私は離宮で気ままに暮らしますので」
【完結】言いつけ通り、夫となる人を自力で見つけました!
まりぃべる
恋愛
エーファ=バルヒェットは、父から十七歳になったからお見合い話を持ってこようかと提案された。
人に決められた人とより、自分が見定めた人と結婚したい!
そう思ったエーファは考え抜いた結果、引き籠もっていた侯爵領から人の行き交いが多い王都へと出向く事とした。
そして、思わぬ形で友人が出来、様々な人と出会い結婚相手も無事に見つかって新しい生活をしていくエーファのお話。
☆まりぃべるの世界観です。現実世界とは似ているもの、違うものもあります。
☆現実世界で似たもしくは同じ人名、地名があるかもしれませんが、全く関係ありません。
☆現実世界とは似ているようで違う世界です。常識も現実世界と似ているようで違います。それをご理解いただいた上で、楽しんでいただけると幸いです。
☆この世界でも季節はありますが、現実世界と似ているところと少し違うところもあります。まりぃべるの世界だと思って楽しんでいただけると幸いです。
☆書き上げています。
その途中間違えて投稿してしまいました…すぐ取り下げたのですがお気に入り入れてくれた方、ありがとうございます。ずいぶんとお待たせいたしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる