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第12話 カフェ
しおりを挟む1週間ぶりに今日はひろちゃんに会える
新入社員として新しい職場で働き、あっという間の週末だ
仕事も終わり会社の更衣室で私服に着替え、この近くにあるカフェでひろちゃんと待合わせの為、先に私1人待っていた
私の会社もひろちゃんの会社も完全週休2日制だったので、金曜日の仕事終わりから会えば土日を含めて1週間のうち3日はひろちゃんと会える
会えるなら本当は毎日でも会いたい!
あれっ⁉︎
・・・・・・・・・なんだろ
私がここでひろちゃんを待ってるのは、今日が初めての筈なんだけど、なんだか懐かしい感じがする
何というか昔の思い出を振り返る様な感覚だった
今のは何だったんだろう
変な感覚に襲われながらもカフェでひろちゃんの来るのを外を眺めながら待っている
私は外の通りを観れる窓際のテーブルに座り、そこで人や車の流れ行く光景をボォーっと眺めながらひろちゃんを待っていると、もうすぐ着くからとメールが入る
それから間もなくしてひろちゃんがカフェに着き
あっ!ひろちゃんの車だ!
カフェの駐車場にひろちゃんは車を止めて店内に入ってくる
『ヤッホー!ひろちゃん、久しぶり!』
「おうっ!ごめんなっ!遅くなった!」
『ううん!ひろちゃんを待ってる時間も私は好きだよ!』
待ち焦がれてやっと会えた、この喜びが……あぁ、私はひろちゃんが好きなんだぁって思えるのっ!!
『あぁ、ここが外国の地で公衆の面前でも普通にハグしてキス出来たらいいのに』
「うん、俺もそう思う」
そう言ってテーブルの向かい同士に座らず、私の横にひろちゃんが身体を密着させながら座ってきた事で私はより嬉しくなり、暫くひろちゃんの肩を貸してもらい私の頭を傾けて預けた
『ねえ、ひろちゃん⁉︎』
「んっ⁉︎何」
『早く一緒に住みたい!!』
「俺も!」
『ねえ、ひろちゃん⁉︎』
「んっ?」
『早く結婚したい!!』
「俺も!!」
『ねえ、ひろちゃん⁉︎』
「んっ?」
『だあーい好き!!!!』
「俺もだよ!美里」
「その為にも、まずは早く大人の境界線20歳を迎え最低限、自分達がしっかり社会で自立出来る事を分かって貰える様に頑張ろう!」
『そうだよねぇ』
「そしたら、美里の母ちゃんも安心するだろ!」
そう、私の家族は昔から、県営住宅に母さんと兄ちゃんの3人暮らしで住んでいたけど、5歳上の兄ちゃんも高校を卒業してから大阪に行ったっきり何をしているのかも分からない
父さんは私が小さい頃から家を出てったっきり、何処にいるのか今も分からない
そんなうちの家族の事を知っているひろちゃんは、私の母さんに心配をかけさせまいと気を使ってくれている
そんなひろちゃんの事がたまらなく大好きだよぉー
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その途中間違えて投稿してしまいました…すぐ取り下げたのですがお気に入り入れてくれた方、ありがとうございます。ずいぶんとお待たせいたしました。
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