君が遺した、365通の手紙

夕暮れ狼

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第13章「君が遺した場所で」

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第13章「君が遺した場所で」
年が明けてすぐ、蒼真は手紙に書かれていた“ある場所”へ向かった。
海の見える、小さな丘の上。
そこに立つと、まるで彼女の声が風に混じって聞こえるようだった。
「ここが、私の“最後の願い”を込めた場所です」
丘の下には、小さな図書館が建っていた。
受付には、彼女が生前に寄贈したノートがあった。
タイトルは──
『君が遺した、365通の手紙』
蒼真はその横に、自分の書いたノートをそっと置いた。
新しいタイトルは──
『そして僕は、生きていく』
彼女が遺した想いは、彼を救い、未来へ導いてくれた。
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