知らない私〜貴族のペットになりました〜

ののの

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初めての夜

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高い天井にはシャンデリアが輝き、美しい装飾の施された壁の中央には大きなタペストリーがかけられている

黒く光る革張りのソファーに腰掛けた男が奴隷商人に声をかける

「それが珍しい品とやらか」

すかさず奴隷商人は、目を輝かせながら答えた

「さようでございます!公爵閣下」

「この者は移民と王国民との混血でございまして、漆黒の髪と象牙のような白い肌に、真っ青な瞳がよく映える生娘でございます

少々薄汚れてはおりますが、磨けば…」

公爵と呼ばれた男は、片手を上げて奴隷商人の長たらしい説明を遮った

「娘よ、顔を上げよ」

「…はぃ」
蘭は、恐る恐る顔を上げると、白銀髪に薄紫色の瞳をした彫刻のように美しい青年がこちらを見据えていた

公爵は蘭に歩み寄ると、おもむろに顎を掴んで顔を近づけてきた

くいっ

「…っ」ビクッ

吐息が当たりそうな程近くに公爵の薄紫色の瞳が迫り、蘭は顔を真っ赤にして震えた

あまりの恥ずかしさに顔を背けたくても、顎を捕まれ逃げられない

公爵は、品定めをするような冷たい眼差しで、蘭の顔を見ながら

「確かに、この瞳はよく映える」

そう呟くと、いきなり蘭の擦り切れたスカートの裾を捲った

「…!!な、何を…」

驚いた蘭は、思わず公爵の手を払い除けスカートを抑えた

「申し訳ございません!躾がなっておらず…このっ奴隷の分際で!!」

奴隷商人が怒りに満ちた顔で、腰に携えていた鞭を振り上げた

「?!」

(打たれる…!!)

蘭は体を強ばらせて目を強く瞑った

…が、一向に鞭が肉を裂いてくる様子はない

恐る恐る目を開くと、公爵がまだ手を上げて奴隷商人を制していた

「生娘と言うのも本当のようだ
私の物となるのだから、無闇に傷をつけるな」

「さようでございますか!ありがとうございます!!では、お支払いについてですが…」

公爵の言葉に、奴隷商人は浮かれていた

(無礼を働いたのに、罰どころか買って貰えるなんて…)

奴隷として売られるからには、それなりに覚悟をしていた蘭だったが、これからの生活に儚い希望を抱いて公爵と奴隷商人の契約作業を見つめていた


奴隷商人が帰ると、大勢の使用人に囲まれて全身を洗いあげられた

「あ…あのっ自分でできますからっ」

他人に洗われるどころか、肌を見られた事すらなかった蘭は、必死に抵抗しようとしたが、あっという間に全ての衣服を剥ぎ取られ、細部まで徹底的に洗いあげられた

その後は見たことも無い上等な絹のナイトドレスを着せられ、化粧と装飾を施された

「…うぁあ///」

蘭は鏡に映った自分が信じられなかった

まるで神話に出てくる女神様のよう

それと同時に、深くスリットの入った薄く透ける生地だけを身に纏わされ、恥ずかしくて消え入りそうにもなった

「さあ、公爵様がお待ちです」

そう言うと、使用人に一際豪華なドアの前に連れていかれた

コンコン

蘭が恐る恐るドアをノックすると、低く落ち着いた声が聞こえてきた

「入りなさい」

公爵は、羞恥で震える蘭の姿を上から下まで舐めいるように見つめた

(何も触られていないのに…視線が熱い…)

蘭の顔は耳まで赤く染まっていった

「こちらへ来なさい」

公爵に従い、蘭はおずおずと公爵の側まで歩いていく

「やはり私の目に狂いはなかったようだな」

公爵がそっと蘭の頬を撫でる

ビクッ

蘭は思わず震えたが、先程のような無礼を働かないよう必死で両手を握りしめた

「そう固くなるな、怖い思いはさせん」

公爵がそっと囁きながら、蘭の強く握りしめた手をなぞる

「お前は今日から私の愛玩人形だ
余程のことが無い限り、鞭罰を与えたりもしない」

つぅぅーっ

公爵の指先が蘭の腕を登っていく

「…っう」

指先は鎖骨をなぞりながら、ナイトドレスの肩紐をずらし、ドレスを床へと落としてしまった

あられもない姿をした蘭のまだ膨らみきらない乳房まで降りていく

「?!」

初めて異性の前出裸にされ乳房を触さわられ、蘭は恥ずかしくてどうにかなりそうだった

「私は痛みで叫ぶ声よりも、快楽に溺れて苦悩する顔の方が好みでな」

公爵は決して強く触りはせず、触れるか触れないかギリギリの所で、ゆっくりと乳房の形をなぞっていく

(…くすぐったい…くすぐったいのに、恥ずかしくてもどかしい…)


公爵の指は先端には触れず、脇腹を通って下へと降りていった

「…んっ///」

(お風呂で洗われた時は何ともなかったのに…公爵様に触られると、ゾクゾクする…)

「お前、名はなんという?」

公爵がおしりをなぞりながら聞いてきた

「…っ蘭んっですぅ…はぁ」

「蘭か、いい名前だ」

公爵はそう言いながら足の付け根を優しく、ゆっくりとなぞる

「だいぶ良い顔になってきたではないか…
蘭、快楽に身を委ねなさい
抵抗できるものではないよ」

カプっ

いきなり蘭の桃色の先端が公爵の口に含まれた

「…!!やっ…あっ」

焦れったく疼いていた先端を舌で転がされ、蘭から思わず声が漏れた

「ふっ…んっんっ」

公爵は蘭から漏れる湿った声を更に引き出そうと、執拗に舐めてくる

そして舌はゆっくりと下へと降りていく

そのまま公爵は蘭をベッドに押し倒し、足を広げさせた

「…っ!!」

蘭は恥ずかしさのあまり、両手をで顔を隠そうとするが、公爵に止められてしまった

「せっかく初の快楽を知るというのに、隠してしまったら楽しみが半減してしまうではないか」

そう笑いながら公爵が指を、まだ閉じている花弁に這わせる

薄い茂みがかき分けられていく

ヌルッ

「うむ…乳房だけでここまで濡れるか…くくっ」

公爵は指に付いた愛液が糸を引く様を、蘭に見せつけた

「…!!」

蘭は顔を背け、じわりと責めてくる公爵と、羞恥心、そして未知の感覚から必死に逃れようと身をよじる

その時、今までに無い快感が蘭を襲ってきた

「?!…っやぁ…んんっっ」

公爵の指先がついに蘭の花芯を捕らえたのだ

(何?これ…ゾワゾワするっっ)

公爵は愛液を花芯に塗り込みながら、小刻みに刺激を与えていく

「あっ…んぅ…はぁんっ」

蘭の口から段々と艶めいた声が溢れてきた

「蘭、気持ちいいだろう?
ココなら初めてでも、登り詰められる」

蘭の腰が快感を求めて揺れ始めたのを見た公爵は、花芯を裸に剥き、先程よりも強めに刺激する

「やっあっそれやだっやめ…」

強すぎる快感に身悶える蘭だったが、腰が逃げないよう押さえつけられ、更に刺激は強くなっていく

「やっやっもぅっああああぁぁんっっ」ビクビクっ

小刻みに震える蘭の瞳から、涙がこぼれ落ちた

「ウブな反応をしていた割に、上手く果てたではないか」

つぷっ…

「?!」

蘭は、倦怠感に浸る間もなく、下腹部への圧迫を感じて驚いた

公爵が指を蜜壷へ侵入させてきたのだ

「やはり、キツイな…」

ちゅう…

「なっ?!そのようなっ、所はぁんっだめですぅんっ」

公爵が蘭の花芯に吸い付き、執拗に舐めまわしながら、蜜壷の指を増やしていく

「やっだめぇ…あっ…ああっ」

蘭は羞恥心と圧迫感が、なんとも言えない焦燥感に飲み込まれていくのを感じていた

いつの間にか、蘭の腰がいやらしく動き始める

(また何かがきちゃう…)

蘭が果てそうになると、指は引き抜かれ、代わりに熱い肉棒があてがわれた

ズブっ

「いっ痛ぁっっ!!」

膜が破られ、肉壁を押し広げながら奥へ奥へと侵入してくる

「じきに慣れる…痛むのは今回だけだと約束しよう」

蘭は痛みと圧迫感で、顔を歪めた

公爵は、自身を奥まで収めるとすぐに動き始めず、また花芯をいじり始めた

「ふっ…はぁ…」

痛みで遠のいていた快感がまた戻ってくる

公爵の舌が耳を愛撫し始め、蘭はダイレクトに聞こえてくる卑猥な音と、鳥肌が立つほどのゾクゾク感に飲み込まれそうになる

「はっあんっ…くぅんっ」

相変わらず、肉棒は動かないが花芯への刺激は徐々に強まっていく

「あぁっ…ふっんっ」

蘭は痛みと圧迫感が薄まり、下腹部がジンジンと疼いてくる感覚に耐えられず、自ら腰を動かしてしまった

「いっあっやぁんっっ」びくんっ

肉棒が壁を擦り上げ、今までとは全く事なる感覚に驚く蘭

「頃合か」

ぐっぐっぐっ

公爵はピストンはせずに、奥へ奥へと肉棒を擦りつけてくる

コツン

「あっあっあっあっ」

蘭は何かが込み上げてくる大きな感覚に飲み込まれ、無意識に公爵にしがみつきながら腰を淫らに振っていた

公爵が追い打ちをかけるように、激しく腰を打ちつけ始めたので、蘭は声にならない嬌声を発して登りつめてしまった

「ひゃああああんっっっ」ビクビクっ

「お前には、私を悦ばせる才能がありそうだ…」

月明かりに照らされる公爵の不気味な微笑みを最後に、蘭はそのまま意識を手放した。
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