1 / 18
難度SSSダンジョン最下層で発見された░░░░に、命を狙われている件について。
第1頁
しおりを挟む
「こぉらぁーーーーーーーーーーっ! ぅおっ待ちなっさぁいぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーっ!!」
うわぁぁぁぁっぁあぁぁっ!
僕は逃げた。
初心者向けダンジョンに足を一歩踏み入れた途端に発動したのは、見たこともない方陣結界。
飛ばされた先には二つの宝箱が置いてあって、今晩の食事にも事欠く冒険者一日目の僕は当然、大きい方を選んだのだ。
そして、突然飛び出してきた宝箱の中身に、僕は追われている。
「むわぁてぇーーーーーーーーい!」
ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!
に、逃げなければ。〝スライム〟どころか〝魔山椒〟の一匹すら倒したことのない僕には経験値が足りてない。
レベルは1だし、頼みの綱の支給品の木刀すら重くて、途中で投げ捨ててしまった。
「それにしても、このダンジョン……はぁはぁ、……曲がり角がひとつも無いなっ」
カーブした通路は、どこまでも一直線、いや……一曲線に続いている。
「待てというのが、聞こえんのかぁぁぁぁっ!」
スッカーン♪
「痛でっ!」
後頭部に激痛が走る。
宝箱から出てきた魔物に、遠距離攻撃されたのだ。
薄れゆく意識の中、目の前に落ちてきたのは僕の木刀。
魔物が投げたみたいだ。
剣として使わなければ、攻撃力なんてほとんどないけど。
それでも、僕の微々たるHPをゼロにするには十分だった。
み、短い人生だった。バタリ。
§
「――それは、私たちの恋心~~♪」
後頭部が柔らかい。
それに、ドコまでも透き通る天上の歌声が耳に心地よい。
なんだか、イイにおいもするし――。
「あら、気が付いた?」
僕は見たこともないような凄く綺麗な女の人に、ひざ枕をされていた。
「あ、そっか。僕は死んだのか。天使が目の前に居るし……羽は生えてないけど」
「やーね、天使だなんて――そんな当たり前のお世辞で、この私を口説こうっていうわけ!?」
天使がペチリと僕の頬をはたいた。
天使じゃない!
天使じゃないモノが僕を床に放り出し、仁王立ちになった。
この綺麗な女の人、いやコイツは、さっき僕を追いかけてきた〝宝箱の魔物〟だ!
「ひゃぁぁー、ま、魔物!」
這いつくばって逃げる。
「どぉわぁれぇがぁ、魔物かーーーーーーーーっ!」
僕は背中を蹴飛ばされ、倒れた。
ビロロロロッ♪
初心者ボーナスで蘇生&自動回復したHPが、再びゼロになった。
バタリ。
§
「――アナタ、そんなひ弱なのに、こんなダンジョン最下層にまで、よくたどりつけたわね」
生き返りヨロヨロと起き上がった僕に魔物……じゃなかった、乱暴な女の人が変なことを言い出した。
「最下層~!? いくら初心者向けダンジョンだからってレベル1の僕がそんな所にまで、降りられるハズがはずないよ」
「そっちこそ何を言っているの? ココはヴァミヤラーク洞穴最下層の地の底よ?」
「なにそれ、ウケる。さっき冒険者になったばかりの僕が、〝王国騎士団が10年がかりでとうとう到達できずに攻略を断念した難度SSSのダンジョン〟になんて、足を踏み入れられるはずがないよう」
ヴァカだなっ、アハハッ♪
指を差して笑ったら、また平手を喰らった。ビロッ――バタリ。
「ほんっとーに、ひ弱ね。レベル以前に体質が虚弱すぎる!」
「よ、よく言われるよ。だから冒険者になったんだ」
「そんなに弱いのに?」
「それはこの〝初心者ボーナス〟の恩恵に、あずかれるからさ……痛てて」
僕の体から淡い光が、泡のように立ちのぼった。
ジワジワとした頬の痛みが、スッと引いていく。
体力が緑色の液体で満たされる感覚。
僕くらい弱いと逆に、その変動が良くわかる。
「あらホント、その蘇生効果ってエンチャント装備による天恵じゃないわね。……私が寝てる間に方律が変わったのかしら……ブツブツ」
なんか、ブツブツ言いだしたけど、ひとまず彼女の質問ターンは終了したみたいだ。
「じゃ今度は、コッチが質問する番だ。君はなんで、こんな地の底に居るの? なんで宝箱になんて入ってたの? ココから出る方法は?」
「クスッ、すごい質問攻めね。いいわ、ひ弱な冒険者様。答えてあげる」
姿勢を正した彼女はまるで、どこかのお姫様のようだった。
「――私がココに居るのは、私がそう望んだから。――なんで宝箱に入っていたのかは、自分の体を朽ちらせないため。――そして、ココから出る方法は……今のところ無いわね♪」
何でか知らないけど残念そうに僕を見つめた後で、両手を投げやりに広げた。
「出る方法がない? そんな所に閉じこもってたんだ……」
ひょっとしてバカなのかな?
可哀想な視線を向けたら、小さい方の宝箱を投げつけられた。
「ひっ!?」
ガキンッ、ゴトリッ!
僕は咄嗟に木刀でガードした。
「バカはアナタでしょ! 私がココに居るのは私が望んだからって言ったでしょ!?」
いけね、声に出てた?
「あぶないなあっ。じゃあ君は、どうやって来たっていうのさ?」
一通り見たけど、床も天井も壁も岩盤がむき出しで、通路はさっきの丸くなった一本道だけだ。
この部屋の中には階段もなければ、帰還のための方陣結界も無い。完全に密室だった。
「一度限りの方陣結界を使ってよ。一方通行の跳躍なんて複雑すぎて、私だって覚えられないわ、よって帰還方法はありません」
そう、描き方さえ間違えなければ、初心者の僕にだって使う事が出来る方陣結界だけど、何重にも安全装置がかけられている。
〝帰還不可能な跳躍〟なんて、安全装置を回避するための文様が複雑すぎて、レリーフ細工のような有り様だった。
「ふうん、そうなんだ。じゃあ、僕が飛び込んだのと同じヤツかも知れないね……たしかこんなカタチしてたかな?」
僕は〝方陣記述魔法〟で、地面に大きく図形を描いた。
手のひらの上に現れた光の平面を、指先で描いた細かな図形で埋めていく。
それは、驚いた彼女が足を踏み入れた途端に、発動した。
✧
「――やっぱりだ。僕が乗ったのはこの方陣結界だよ」
僕は帰ってきた。
初心者ダンジョンの入り口に。
外はまだ明るく、街の喧騒もかすかに聞こえてくる。
「え、なんで!? ココ外なの? ちょっと待って、一体どうなって!?」
見てるコッチが慌てるほどの、狼狽ぶり。
「あの……大丈夫? ひょっとして、魔物のお仕事の邪魔しちゃった?」
「どーわれが、魔物かっ!」
こわいこわい、オークの形相で詰めよられた。
「――あらコレ……〝モンスターを閉じ込めておく方陣結界〟が上書きに次ぐ上書きで、まるで別モノになってるじゃない!」
足下を指さし、目をつり上げる。
「それって……マズいの?」
「マズいなんてモノじゃ有りませんわよ! 現にアナタ、私が居た高難度ダンジョンに迷い込んだじゃない!」
そう言われると、確かにマズい気もする――
「でも初心者ダンジョンに用があるのなんて、僕くらいしか居ないからなー」
年に一人も利用者がいなかった設備に、手厚い整備を期待はできない。
――パリィン♪
かろうじて方陣結界として成立していた図案が、ガラスみたいに壊れて消えた。
「はっ、それどころじゃ有りませんでしたわっ! ココは何領!? 今は光陣暦何年!?」
「えぇーー? また、ばかにして、そんなの子供だって知ってるじゃないかよう」
肩を掴まれガタガタと揺らされる。
「いーーーーーーーーっから! 早く答えなさいっ!」
ガタガタガタガタガッタガタ!
「ココわぁっ、ルヴロザード領のぉっフカフ村だっよぅ……、光陣暦わっミカン四つとっブドウ一個っ半だっよぅ」
ガタガタガタガタガガタガ――ピタリ。
「ルヴロザード……聞いたことないわね? それに光陣暦が、えっとひのふの、103・5年!?」
僕を掴んだ指先が、指折り数えるみたいに食い込む。
痛い痛い、放して放して。
「まってまってまってまって、ちょっとまって! それじゃ、まだ30年も過ぎてないじゃないのっ!」
ガタガタガタガタガガタガガタガタガタガ――再開されるガッタガタ。
「はーなーしーてーー!」
「もー、なんて事かしら、アイツらまだ、ピンピンしてるじゃないのっ!」
ソレが誰かは分からないけど、僕はもう虫の息だよう。
「この私の一世一代の大芝居に、横ヤリ入れた責任、取ってもらいますからねっ!」
大芝居? じゃあやっぱり、魔物の代わりに冒険者を脅かす、〝魔物の仕事〟を邪魔しちゃったのかも知れない。
生き返ったら謝ろう――ガクリ。
うわぁぁぁぁっぁあぁぁっ!
僕は逃げた。
初心者向けダンジョンに足を一歩踏み入れた途端に発動したのは、見たこともない方陣結界。
飛ばされた先には二つの宝箱が置いてあって、今晩の食事にも事欠く冒険者一日目の僕は当然、大きい方を選んだのだ。
そして、突然飛び出してきた宝箱の中身に、僕は追われている。
「むわぁてぇーーーーーーーーい!」
ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!
に、逃げなければ。〝スライム〟どころか〝魔山椒〟の一匹すら倒したことのない僕には経験値が足りてない。
レベルは1だし、頼みの綱の支給品の木刀すら重くて、途中で投げ捨ててしまった。
「それにしても、このダンジョン……はぁはぁ、……曲がり角がひとつも無いなっ」
カーブした通路は、どこまでも一直線、いや……一曲線に続いている。
「待てというのが、聞こえんのかぁぁぁぁっ!」
スッカーン♪
「痛でっ!」
後頭部に激痛が走る。
宝箱から出てきた魔物に、遠距離攻撃されたのだ。
薄れゆく意識の中、目の前に落ちてきたのは僕の木刀。
魔物が投げたみたいだ。
剣として使わなければ、攻撃力なんてほとんどないけど。
それでも、僕の微々たるHPをゼロにするには十分だった。
み、短い人生だった。バタリ。
§
「――それは、私たちの恋心~~♪」
後頭部が柔らかい。
それに、ドコまでも透き通る天上の歌声が耳に心地よい。
なんだか、イイにおいもするし――。
「あら、気が付いた?」
僕は見たこともないような凄く綺麗な女の人に、ひざ枕をされていた。
「あ、そっか。僕は死んだのか。天使が目の前に居るし……羽は生えてないけど」
「やーね、天使だなんて――そんな当たり前のお世辞で、この私を口説こうっていうわけ!?」
天使がペチリと僕の頬をはたいた。
天使じゃない!
天使じゃないモノが僕を床に放り出し、仁王立ちになった。
この綺麗な女の人、いやコイツは、さっき僕を追いかけてきた〝宝箱の魔物〟だ!
「ひゃぁぁー、ま、魔物!」
這いつくばって逃げる。
「どぉわぁれぇがぁ、魔物かーーーーーーーーっ!」
僕は背中を蹴飛ばされ、倒れた。
ビロロロロッ♪
初心者ボーナスで蘇生&自動回復したHPが、再びゼロになった。
バタリ。
§
「――アナタ、そんなひ弱なのに、こんなダンジョン最下層にまで、よくたどりつけたわね」
生き返りヨロヨロと起き上がった僕に魔物……じゃなかった、乱暴な女の人が変なことを言い出した。
「最下層~!? いくら初心者向けダンジョンだからってレベル1の僕がそんな所にまで、降りられるハズがはずないよ」
「そっちこそ何を言っているの? ココはヴァミヤラーク洞穴最下層の地の底よ?」
「なにそれ、ウケる。さっき冒険者になったばかりの僕が、〝王国騎士団が10年がかりでとうとう到達できずに攻略を断念した難度SSSのダンジョン〟になんて、足を踏み入れられるはずがないよう」
ヴァカだなっ、アハハッ♪
指を差して笑ったら、また平手を喰らった。ビロッ――バタリ。
「ほんっとーに、ひ弱ね。レベル以前に体質が虚弱すぎる!」
「よ、よく言われるよ。だから冒険者になったんだ」
「そんなに弱いのに?」
「それはこの〝初心者ボーナス〟の恩恵に、あずかれるからさ……痛てて」
僕の体から淡い光が、泡のように立ちのぼった。
ジワジワとした頬の痛みが、スッと引いていく。
体力が緑色の液体で満たされる感覚。
僕くらい弱いと逆に、その変動が良くわかる。
「あらホント、その蘇生効果ってエンチャント装備による天恵じゃないわね。……私が寝てる間に方律が変わったのかしら……ブツブツ」
なんか、ブツブツ言いだしたけど、ひとまず彼女の質問ターンは終了したみたいだ。
「じゃ今度は、コッチが質問する番だ。君はなんで、こんな地の底に居るの? なんで宝箱になんて入ってたの? ココから出る方法は?」
「クスッ、すごい質問攻めね。いいわ、ひ弱な冒険者様。答えてあげる」
姿勢を正した彼女はまるで、どこかのお姫様のようだった。
「――私がココに居るのは、私がそう望んだから。――なんで宝箱に入っていたのかは、自分の体を朽ちらせないため。――そして、ココから出る方法は……今のところ無いわね♪」
何でか知らないけど残念そうに僕を見つめた後で、両手を投げやりに広げた。
「出る方法がない? そんな所に閉じこもってたんだ……」
ひょっとしてバカなのかな?
可哀想な視線を向けたら、小さい方の宝箱を投げつけられた。
「ひっ!?」
ガキンッ、ゴトリッ!
僕は咄嗟に木刀でガードした。
「バカはアナタでしょ! 私がココに居るのは私が望んだからって言ったでしょ!?」
いけね、声に出てた?
「あぶないなあっ。じゃあ君は、どうやって来たっていうのさ?」
一通り見たけど、床も天井も壁も岩盤がむき出しで、通路はさっきの丸くなった一本道だけだ。
この部屋の中には階段もなければ、帰還のための方陣結界も無い。完全に密室だった。
「一度限りの方陣結界を使ってよ。一方通行の跳躍なんて複雑すぎて、私だって覚えられないわ、よって帰還方法はありません」
そう、描き方さえ間違えなければ、初心者の僕にだって使う事が出来る方陣結界だけど、何重にも安全装置がかけられている。
〝帰還不可能な跳躍〟なんて、安全装置を回避するための文様が複雑すぎて、レリーフ細工のような有り様だった。
「ふうん、そうなんだ。じゃあ、僕が飛び込んだのと同じヤツかも知れないね……たしかこんなカタチしてたかな?」
僕は〝方陣記述魔法〟で、地面に大きく図形を描いた。
手のひらの上に現れた光の平面を、指先で描いた細かな図形で埋めていく。
それは、驚いた彼女が足を踏み入れた途端に、発動した。
✧
「――やっぱりだ。僕が乗ったのはこの方陣結界だよ」
僕は帰ってきた。
初心者ダンジョンの入り口に。
外はまだ明るく、街の喧騒もかすかに聞こえてくる。
「え、なんで!? ココ外なの? ちょっと待って、一体どうなって!?」
見てるコッチが慌てるほどの、狼狽ぶり。
「あの……大丈夫? ひょっとして、魔物のお仕事の邪魔しちゃった?」
「どーわれが、魔物かっ!」
こわいこわい、オークの形相で詰めよられた。
「――あらコレ……〝モンスターを閉じ込めておく方陣結界〟が上書きに次ぐ上書きで、まるで別モノになってるじゃない!」
足下を指さし、目をつり上げる。
「それって……マズいの?」
「マズいなんてモノじゃ有りませんわよ! 現にアナタ、私が居た高難度ダンジョンに迷い込んだじゃない!」
そう言われると、確かにマズい気もする――
「でも初心者ダンジョンに用があるのなんて、僕くらいしか居ないからなー」
年に一人も利用者がいなかった設備に、手厚い整備を期待はできない。
――パリィン♪
かろうじて方陣結界として成立していた図案が、ガラスみたいに壊れて消えた。
「はっ、それどころじゃ有りませんでしたわっ! ココは何領!? 今は光陣暦何年!?」
「えぇーー? また、ばかにして、そんなの子供だって知ってるじゃないかよう」
肩を掴まれガタガタと揺らされる。
「いーーーーーーーーっから! 早く答えなさいっ!」
ガタガタガタガタガッタガタ!
「ココわぁっ、ルヴロザード領のぉっフカフ村だっよぅ……、光陣暦わっミカン四つとっブドウ一個っ半だっよぅ」
ガタガタガタガタガガタガ――ピタリ。
「ルヴロザード……聞いたことないわね? それに光陣暦が、えっとひのふの、103・5年!?」
僕を掴んだ指先が、指折り数えるみたいに食い込む。
痛い痛い、放して放して。
「まってまってまってまって、ちょっとまって! それじゃ、まだ30年も過ぎてないじゃないのっ!」
ガタガタガタガタガガタガガタガタガタガ――再開されるガッタガタ。
「はーなーしーてーー!」
「もー、なんて事かしら、アイツらまだ、ピンピンしてるじゃないのっ!」
ソレが誰かは分からないけど、僕はもう虫の息だよう。
「この私の一世一代の大芝居に、横ヤリ入れた責任、取ってもらいますからねっ!」
大芝居? じゃあやっぱり、魔物の代わりに冒険者を脅かす、〝魔物の仕事〟を邪魔しちゃったのかも知れない。
生き返ったら謝ろう――ガクリ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
1歳児天使の異世界生活!
春爛漫
ファンタジー
夫に先立たれ、女手一つで子供を育て上げた皇 幸子。病気にかかり死んでしまうが、天使が迎えに来てくれて天界へ行くも、最高神の創造神様が一方的にまくしたてて、サチ・スメラギとして異世界アラタカラに創造神の使徒(天使)として送られてしまう。1歳の子供の身体になり、それなりに人に溶け込もうと頑張るお話。
※心は大人のなんちゃって幼児なので、あたたかい目で見守っていてください。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる