9 / 18
追記事項~その1
第9頁
しおりを挟む
「――それは、私たちの恋心~~♪」
ドコまでも透き通る天上の歌声。耳に心地よいソレには聞き覚えがある。
宝箱の上に小さな方陣結界が現れた。
「お、なんだなんだ?」
ガヤガヤガヤ。
箱から飛び出した光の板が、その枚数を増やしたり減らしたりして、伸び縮みしている。
「綺麗な歌ー、誰が歌ってるの?」
キョロキョロキョロ。
近くに居た冒険者達が寄ってきたけど、テーブルの上には光る四角い箱しかない。
方陣結界が全部消えて無くなると同時に、歌声もしなくなった。
「お金を入れると音が出る――――まるで、ジュークボックスね」
僕の箱?
〝ジハンキ〟って奴のことをソウ呼ぶみたいだ。
テーブルの上の、僕のなけなしのレル銅貨をつまみ上げるロットリンデさん。
「――もう一枚入れてみましょう」
躊躇無く、最後の一枚を入れようとするロットリンデさん。
「ダメだよ僕のお金なんだから! さっきの銅貨も取り出しますよ!」
ガシリ。お嬢様が宝箱に手を伸ばした。
「ソレこそダメよ! コレは中身じゃなくて、宝箱自体に価値がありますのよっ!」
えーっと、何か難しいこと言い出したぞ。
ぐぐぐぐ、ぐぐ?
淑女の細い豪腕に、非力な僕がかなうわけもなく――。
「きやっ――――!」
ドガタン――――ゴロロロッ!
僕の手をすっぽ抜けた宝箱が、お嬢様ごとスッ飛んだ。
ゴロロッ――――シュタリ。
華麗な身のこなし。
「じゃあ、私のお金なら――文句ないでしょう?」
ロットリンデさんは、さっき貰ったばかりのレル銀貨を躊躇せずに――――チャリンッ♪
「――荷八十遠煮汁卦火兎尨蹄子魚ヺ藻前箇酢蛸ペ歴砥確如♪」
鼻を抜ける芳醇な香り。喉を通る滑らかな質感。
舌を満たす飽きの来ないうまみ――なんだコレ!?
――――ソレは結構な広さの第一キャンプ母屋を埋め尽くした。
誰かがとっさに『重量軽減』の魔法を掛けてくれなかったら、本当に危なかった。
「ロットリンデさん、コレって宝箱がやった――――」
「黙って! イイって言うまでしゃべらないで」
言われたとおりに黙った。
何から何までわからないことだらけで、僕には荷が重すぎる。
§
ソレは大量の、フカフ村名産品。
スープにしてよし、おひたしにしてよし。
コクがあって甘みも強く――――つまるところソレは、万能食材〝ソッ草〟だった。
冒険者がコレだけの数居たから、大事にならずに全員なんとか脱出できた。
僕達は、大量のソッ草をそのまま丸太小屋に詰め戻し、倉庫として使うことにした。
みんなには、ロットリンデさんがとっさについた大嘘、「コッヘル商会が誇る、緊急用の食料備蓄収納魔法を間違って開けてしまいましたわ」って説明で納得してもらえた。
もちろん、コッヘル商会従業員である僕達は(新しく作った)テーブルに額をこすりつけて謝罪した。
大剣を背負った青年の、「コレ、明日一日掛けて行うはずだった、長期滞在のための食料備蓄が出来たって事じゃないのか?」っていう冷静な判断、もとい助け船により、特別懲罰金は免れた。
『乾燥』の方陣結界を倉庫の外壁に設置したから腐る心配も無いし、名産品なだけ有ってソコソコの価値もある。
栄養価は学者さん達のお墨付きが出て、味に関しては毎日ソッ草スープだけを飲んで生きてきた僕が保証した。
ロットリンデさんの、「王都宮廷付きの料理人のスープより美味しいわね」なんて本当かどうか分からない感想もあって、僕が昼食当番を引き受けることになった。
「――うめえ!」「――おいしい!」
「――見た目に反して上品な味!」
「――おかわりくれ」「おれもおれも」
僕が作ったスープをみんな、おかわりまでしてくれた。
相当気に入ってくれたみたいで――特別報償金であるレル銀貨が、僕にも支払われた。
確かに、この味は物心ついてから毎日作り続けたからこそのさじ加減ではある。
でも、いいのかな? ふつうに茹でるだけでも十分美味しいんだけど……。
「お前、木刀持ちのくせにやるもんだなぁ」
「アナタ、木刀持ちなんか辞めて、お店開いたら良いんじゃないの?」
「このスープ、木刀スープって名前にしようぜ」
気に入ってくれたことは嬉しいけど、〝木刀持ち〟が冒険者として相当駄目なことが分かった。
レル銀貨一枚有れば、手練の冒険者達が使う本式の武具だってフル装備で揃えてもお釣りがくる。
ロットリンデさんの装備だって余裕で買える。
このクエストが終わったら、大きな街まで買い物に行こう。置いていったら怒るからトゥナも一緒に。
さて、問題は――宝箱だ。
ロットリンデさんが言うには、本当に倉庫いっぱいの物資を方陣結界に押し込んでおく実験的な魔法はあるみたいだった。
それでも、その方陣結界を持ち運ぶために転写した巻物はぶ厚い本一冊分にもなるから、宮廷魔道師にでも現場検証されたらバレるらしいけど。
「宝箱は私が預かります」
そう言って自分の細い腰に僕のズッタ袋を縛り付ける淑女。
背中に背負う、鉄鋲が付いた魔法杖といい、どんどんと冒険者感が増していく。
僕は、お嬢様みたいなロットリンデさんが好きだ。
そして、大猿みたいに豪放な彼女のことも嫌ってはいない。
お嬢様の人生が上手くいくことを願うくらいには、仲良くなれたつもりだし。
彼女に昔起きたいろんな事も、いつか聞いてみたい。
そして、その時が来たら僕がチョットでも力になってあげられるように、冒険者として力を付けておくに越したことはない。
「まだ仕組みも使い方も全然わからないけど、宝箱は掛け値なしに〝難度SSSダンジョン『ヴァミヤラーク洞穴』〟の踏破報酬の価値があるわ。あのまま、漬け物石にしないで良かった」
漬け物石ってのは、〝宿屋ヴィフテーキ従業員用まかない料理〟のためにトゥナが作ってる付け合わせ用の重しのことだ。「ジューク、コレ丁度いいからかして」って言って持って行こうとするメイドさんから取り返すのに苦労したっけ。
「難度SSSの踏破報酬ってことはSSSレア級の価値が――むぎゅふっ」
淑女に手で口を塞がれた。
「しっ。いーい? 私たちは、この大森林調査キャンプ設営クエストで発見される宝物よりも、はるかに貴重なモノを所持しているのよ?」
――むぐぐぐ、むぎゅぎゅむ!
「ぷはぁ! ――はぁはぁはぁ」
ロットリンデさんが手を放してくれた。
本当に死ぬところだ。
彼女の前世はやっぱり大猿で、凄い力は魂から湧き出してるに違いない。
トゥナといい、ティーナさんといい、宿屋ヴィフテーキ関係者はその可憐な容姿に見合わない実力を秘めすぎている。
僕くらいだな、か弱い見た目通りなのは――HP35/51!
体力が六割くらいになった。でもいま声に出してなかったぞ。
なかったよな?
「まあいいや。えーっと、だから……クエストの目的が――僕達になりかねないって事だよね?」
「あら、理解が早くて助かるけど……アナタ時折、妙に鋭いわよね――普段はヲヴァカなのに」
バカって言われた。まあ、都会育ちでお嬢様だったロットリンデさんからみたら、その通りだろうけど。
一緒にズッタ袋に入れておくとソレを食べちゃう――宝箱。
銅貨を入れると前に聞かせた歌声が出る――宝箱。
そして、銀貨を入れると食べたモノの何百倍もの量のソレを吐き出す高速詠唱を唱える――宝箱?
コレ――四角い宝箱は普通じゃない。
バレたら、周囲の全てが敵になる。
「ひとまず、設営クエストを無事こなしますわよ」
僕はこの時、金貨を入れたら何が起こるんだろうって事ばかり考えてた。
この宝箱を上手く使えば、いつかは金貨も手に入るだろうし。
ただ、ソレには少し時間が掛かる。
だって、レル金貨っていったらレル銀貨100枚分。
レル銅貨でいうなら2000枚。家が買えるほどの大金だから。
「けど最優先は、〝宝箱を守ること〟だね」
「そういうことよ――」
「――いょう、ボウズ。お前の作ったスープ旨かったぜ? ハハッ!」
「「ひゅぇわぁぁぁ!」」
壁に向かって密談する僕達の背後から、厳つい声を掛けられた。
ドワーフの人だった。
ドコまでも透き通る天上の歌声。耳に心地よいソレには聞き覚えがある。
宝箱の上に小さな方陣結界が現れた。
「お、なんだなんだ?」
ガヤガヤガヤ。
箱から飛び出した光の板が、その枚数を増やしたり減らしたりして、伸び縮みしている。
「綺麗な歌ー、誰が歌ってるの?」
キョロキョロキョロ。
近くに居た冒険者達が寄ってきたけど、テーブルの上には光る四角い箱しかない。
方陣結界が全部消えて無くなると同時に、歌声もしなくなった。
「お金を入れると音が出る――――まるで、ジュークボックスね」
僕の箱?
〝ジハンキ〟って奴のことをソウ呼ぶみたいだ。
テーブルの上の、僕のなけなしのレル銅貨をつまみ上げるロットリンデさん。
「――もう一枚入れてみましょう」
躊躇無く、最後の一枚を入れようとするロットリンデさん。
「ダメだよ僕のお金なんだから! さっきの銅貨も取り出しますよ!」
ガシリ。お嬢様が宝箱に手を伸ばした。
「ソレこそダメよ! コレは中身じゃなくて、宝箱自体に価値がありますのよっ!」
えーっと、何か難しいこと言い出したぞ。
ぐぐぐぐ、ぐぐ?
淑女の細い豪腕に、非力な僕がかなうわけもなく――。
「きやっ――――!」
ドガタン――――ゴロロロッ!
僕の手をすっぽ抜けた宝箱が、お嬢様ごとスッ飛んだ。
ゴロロッ――――シュタリ。
華麗な身のこなし。
「じゃあ、私のお金なら――文句ないでしょう?」
ロットリンデさんは、さっき貰ったばかりのレル銀貨を躊躇せずに――――チャリンッ♪
「――荷八十遠煮汁卦火兎尨蹄子魚ヺ藻前箇酢蛸ペ歴砥確如♪」
鼻を抜ける芳醇な香り。喉を通る滑らかな質感。
舌を満たす飽きの来ないうまみ――なんだコレ!?
――――ソレは結構な広さの第一キャンプ母屋を埋め尽くした。
誰かがとっさに『重量軽減』の魔法を掛けてくれなかったら、本当に危なかった。
「ロットリンデさん、コレって宝箱がやった――――」
「黙って! イイって言うまでしゃべらないで」
言われたとおりに黙った。
何から何までわからないことだらけで、僕には荷が重すぎる。
§
ソレは大量の、フカフ村名産品。
スープにしてよし、おひたしにしてよし。
コクがあって甘みも強く――――つまるところソレは、万能食材〝ソッ草〟だった。
冒険者がコレだけの数居たから、大事にならずに全員なんとか脱出できた。
僕達は、大量のソッ草をそのまま丸太小屋に詰め戻し、倉庫として使うことにした。
みんなには、ロットリンデさんがとっさについた大嘘、「コッヘル商会が誇る、緊急用の食料備蓄収納魔法を間違って開けてしまいましたわ」って説明で納得してもらえた。
もちろん、コッヘル商会従業員である僕達は(新しく作った)テーブルに額をこすりつけて謝罪した。
大剣を背負った青年の、「コレ、明日一日掛けて行うはずだった、長期滞在のための食料備蓄が出来たって事じゃないのか?」っていう冷静な判断、もとい助け船により、特別懲罰金は免れた。
『乾燥』の方陣結界を倉庫の外壁に設置したから腐る心配も無いし、名産品なだけ有ってソコソコの価値もある。
栄養価は学者さん達のお墨付きが出て、味に関しては毎日ソッ草スープだけを飲んで生きてきた僕が保証した。
ロットリンデさんの、「王都宮廷付きの料理人のスープより美味しいわね」なんて本当かどうか分からない感想もあって、僕が昼食当番を引き受けることになった。
「――うめえ!」「――おいしい!」
「――見た目に反して上品な味!」
「――おかわりくれ」「おれもおれも」
僕が作ったスープをみんな、おかわりまでしてくれた。
相当気に入ってくれたみたいで――特別報償金であるレル銀貨が、僕にも支払われた。
確かに、この味は物心ついてから毎日作り続けたからこそのさじ加減ではある。
でも、いいのかな? ふつうに茹でるだけでも十分美味しいんだけど……。
「お前、木刀持ちのくせにやるもんだなぁ」
「アナタ、木刀持ちなんか辞めて、お店開いたら良いんじゃないの?」
「このスープ、木刀スープって名前にしようぜ」
気に入ってくれたことは嬉しいけど、〝木刀持ち〟が冒険者として相当駄目なことが分かった。
レル銀貨一枚有れば、手練の冒険者達が使う本式の武具だってフル装備で揃えてもお釣りがくる。
ロットリンデさんの装備だって余裕で買える。
このクエストが終わったら、大きな街まで買い物に行こう。置いていったら怒るからトゥナも一緒に。
さて、問題は――宝箱だ。
ロットリンデさんが言うには、本当に倉庫いっぱいの物資を方陣結界に押し込んでおく実験的な魔法はあるみたいだった。
それでも、その方陣結界を持ち運ぶために転写した巻物はぶ厚い本一冊分にもなるから、宮廷魔道師にでも現場検証されたらバレるらしいけど。
「宝箱は私が預かります」
そう言って自分の細い腰に僕のズッタ袋を縛り付ける淑女。
背中に背負う、鉄鋲が付いた魔法杖といい、どんどんと冒険者感が増していく。
僕は、お嬢様みたいなロットリンデさんが好きだ。
そして、大猿みたいに豪放な彼女のことも嫌ってはいない。
お嬢様の人生が上手くいくことを願うくらいには、仲良くなれたつもりだし。
彼女に昔起きたいろんな事も、いつか聞いてみたい。
そして、その時が来たら僕がチョットでも力になってあげられるように、冒険者として力を付けておくに越したことはない。
「まだ仕組みも使い方も全然わからないけど、宝箱は掛け値なしに〝難度SSSダンジョン『ヴァミヤラーク洞穴』〟の踏破報酬の価値があるわ。あのまま、漬け物石にしないで良かった」
漬け物石ってのは、〝宿屋ヴィフテーキ従業員用まかない料理〟のためにトゥナが作ってる付け合わせ用の重しのことだ。「ジューク、コレ丁度いいからかして」って言って持って行こうとするメイドさんから取り返すのに苦労したっけ。
「難度SSSの踏破報酬ってことはSSSレア級の価値が――むぎゅふっ」
淑女に手で口を塞がれた。
「しっ。いーい? 私たちは、この大森林調査キャンプ設営クエストで発見される宝物よりも、はるかに貴重なモノを所持しているのよ?」
――むぐぐぐ、むぎゅぎゅむ!
「ぷはぁ! ――はぁはぁはぁ」
ロットリンデさんが手を放してくれた。
本当に死ぬところだ。
彼女の前世はやっぱり大猿で、凄い力は魂から湧き出してるに違いない。
トゥナといい、ティーナさんといい、宿屋ヴィフテーキ関係者はその可憐な容姿に見合わない実力を秘めすぎている。
僕くらいだな、か弱い見た目通りなのは――HP35/51!
体力が六割くらいになった。でもいま声に出してなかったぞ。
なかったよな?
「まあいいや。えーっと、だから……クエストの目的が――僕達になりかねないって事だよね?」
「あら、理解が早くて助かるけど……アナタ時折、妙に鋭いわよね――普段はヲヴァカなのに」
バカって言われた。まあ、都会育ちでお嬢様だったロットリンデさんからみたら、その通りだろうけど。
一緒にズッタ袋に入れておくとソレを食べちゃう――宝箱。
銅貨を入れると前に聞かせた歌声が出る――宝箱。
そして、銀貨を入れると食べたモノの何百倍もの量のソレを吐き出す高速詠唱を唱える――宝箱?
コレ――四角い宝箱は普通じゃない。
バレたら、周囲の全てが敵になる。
「ひとまず、設営クエストを無事こなしますわよ」
僕はこの時、金貨を入れたら何が起こるんだろうって事ばかり考えてた。
この宝箱を上手く使えば、いつかは金貨も手に入るだろうし。
ただ、ソレには少し時間が掛かる。
だって、レル金貨っていったらレル銀貨100枚分。
レル銅貨でいうなら2000枚。家が買えるほどの大金だから。
「けど最優先は、〝宝箱を守ること〟だね」
「そういうことよ――」
「――いょう、ボウズ。お前の作ったスープ旨かったぜ? ハハッ!」
「「ひゅぇわぁぁぁ!」」
壁に向かって密談する僕達の背後から、厳つい声を掛けられた。
ドワーフの人だった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
1歳児天使の異世界生活!
春爛漫
ファンタジー
夫に先立たれ、女手一つで子供を育て上げた皇 幸子。病気にかかり死んでしまうが、天使が迎えに来てくれて天界へ行くも、最高神の創造神様が一方的にまくしたてて、サチ・スメラギとして異世界アラタカラに創造神の使徒(天使)として送られてしまう。1歳の子供の身体になり、それなりに人に溶け込もうと頑張るお話。
※心は大人のなんちゃって幼児なので、あたたかい目で見守っていてください。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる