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誕生日のお祝い
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「真実…さりげなく透と色違いのパーカー着てるんだよ…。」
泉がすこし拗ねた様な顔をしている。
「…そうなの?」
ため息をつく泉の肩を抱く。
「真実…透の事絶対好きだと思うな…。」
「そりゃあまあ、友達だしさ…。泉は俺のこと好き?」
赤くなった泉が頷く。
泉とスーパーに買い物に来ていた。
過ぎてしまった誕生日をわざわざ祝ってくれると言うのでそれなら一緒にケーキでも作ろうかと誘った。
泉と一緒に何かを作るのは楽しいし、この前泉が作ってくれたクッキーを食べてからお菓子作りに興味が湧いたのもあった。
ケーキを泉が嬉しそうに食べる姿を見るのは本当可愛くて好きだった。
「泉、材料これで足りるかな?」
「うん。大丈夫だよ。」
メモを見比べながら泉が笑う。
ついでに夕飯の材料も買い込んで、スーパーを出た。
泉と手を繋いで家に帰る。
材料を量って生地を作る。
温度と時間を見ながらスポンジを焼いて、クリームを泡立てる。
お菓子作りは面白い。
最後の飾り付けは泉に任せて夕飯作りを始める。
せっかく泉が来てくれてることだし…。
久しぶりに唐揚げを作った。
「いい匂いっ!」
泉が嬉しそうにそばに来る。
「泉…そっちはもういいの?」
「うん。少し冷やしたいから、もう少し待ってね?」
唐揚げにサラダと炊き込みご飯。
…お腹空いたな…。
ケーキは食後のデザートにっ★
目の前に泉が座っている…それだけで充分だった。
「美味しいっ!やっぱり透が作った唐揚げが一番っ。」
泉が美味しそうに唐揚げを食べてくれる。
「う~ん。でも俺は泉の作ったビーフシチューが一番好きだよ。この前作ってくれたミートボールも美味しかったけど。」
「…早く高校卒業して…一緒に暮らしたいな…。」
泉が嬉しい事を言ってくれる。
「…そしたらもう泉を家に帰さないでもいいんだなあ…。」
ふっとそんな事を言ってしまった。
「…透…。」
「あ、イヤ、帰りたい時はもちろん帰っていいんだよ?お母さんだって心配するだろうし。泉は自由に…。」
泉が立ち上がってそばに来る。
「…泉?」
後ろから抱きしめられた。
「透の誕生日…10月ってことは去年は一緒に過ごせてたんだよね?」
泉が去年の事を思い出そうとしているのかむずかしい顔をする。
「うん。去年の10月はずっと泉の家にいたから…あんまり覚えてないけど一緒に過ごせたと思うよ。」
「私…透におめでとうって2回も言えなかったんだねっ…。ごめんなさい。でも私は…本当に透が産まれてきてくれて…逢えて良かったって思ってるよ?」
…そんな事を今まで言ってくれた人なんかいなかった。
「…泉…嬉しいよ。ありがとう。俺も…泉に会えたおかげで…生きてきて良かったって…今思えた…。」
泉の手に触る。
…なんだか泣きそうになってしまう。
「…ケーキ食べよっか。」
泉が目元を拭いながら冷蔵庫のそばに歩いて行く。
「泉のケーキっ楽しみだなっ!」
可愛らしいデコレーションが施されたケーキが机の上に置かれる。
真っ白なクリームの上には苺やメロンが乗っていてすごい美味しそうだった。
「…こんなの作れるんだねえ…。」
せっかくなのでカメラで写真を撮る。
「泉…せっかくだから一緒に撮ろう?」
カメラをテレビに載せてタイマーをセットする。
ケーキと泉がちゃんと写るように…。
泉の隣に座ってシャッターが降りるのを待つ。
シャッターが降りる瞬間に泉が頬にキスしてくれた。
「…っ!」
思わず赤くなってしまう。
「誕生日おめでとうっ透っ!」
泉が笑顔で抱きついてくる。
「…ありがとうっ。泉…。」
嬉しくてたまらなかった。
泉を抱きしめていられるだけで幸せだと思った。
「透…それで…これ…良かったら使って?」
泉がくれたのはキーケースだった。
「…私も色違いの買ったんだっ★」
嬉しそうに見せてくれる。
泉の家の鍵と、透の家の鍵がくっついて収められている。
「…来年は一緒に暮らせてると思うし…。私も透とお揃いの何かを持ちたかったの…。」
赤くなりながらもそう言ってくれる泉は本当可愛くって…。
「嬉しいよ。ありがとね。」
泉がくれたキーケースに早速自宅の鍵を付ける。
ケーキに蝋燭を刺して火を灯す。
向こう側に座っている泉の顔を照らし出す。
っ…綺麗だな…。
泉と目が合うと照れた様に泉が笑った。
「透…おめでとうっ!」
笑顔の泉に促されて蝋燭の火を吹き消す。
…幸せだ…。
…ずっと泉と一緒にいたいと思った。
泉がすこし拗ねた様な顔をしている。
「…そうなの?」
ため息をつく泉の肩を抱く。
「真実…透の事絶対好きだと思うな…。」
「そりゃあまあ、友達だしさ…。泉は俺のこと好き?」
赤くなった泉が頷く。
泉とスーパーに買い物に来ていた。
過ぎてしまった誕生日をわざわざ祝ってくれると言うのでそれなら一緒にケーキでも作ろうかと誘った。
泉と一緒に何かを作るのは楽しいし、この前泉が作ってくれたクッキーを食べてからお菓子作りに興味が湧いたのもあった。
ケーキを泉が嬉しそうに食べる姿を見るのは本当可愛くて好きだった。
「泉、材料これで足りるかな?」
「うん。大丈夫だよ。」
メモを見比べながら泉が笑う。
ついでに夕飯の材料も買い込んで、スーパーを出た。
泉と手を繋いで家に帰る。
材料を量って生地を作る。
温度と時間を見ながらスポンジを焼いて、クリームを泡立てる。
お菓子作りは面白い。
最後の飾り付けは泉に任せて夕飯作りを始める。
せっかく泉が来てくれてることだし…。
久しぶりに唐揚げを作った。
「いい匂いっ!」
泉が嬉しそうにそばに来る。
「泉…そっちはもういいの?」
「うん。少し冷やしたいから、もう少し待ってね?」
唐揚げにサラダと炊き込みご飯。
…お腹空いたな…。
ケーキは食後のデザートにっ★
目の前に泉が座っている…それだけで充分だった。
「美味しいっ!やっぱり透が作った唐揚げが一番っ。」
泉が美味しそうに唐揚げを食べてくれる。
「う~ん。でも俺は泉の作ったビーフシチューが一番好きだよ。この前作ってくれたミートボールも美味しかったけど。」
「…早く高校卒業して…一緒に暮らしたいな…。」
泉が嬉しい事を言ってくれる。
「…そしたらもう泉を家に帰さないでもいいんだなあ…。」
ふっとそんな事を言ってしまった。
「…透…。」
「あ、イヤ、帰りたい時はもちろん帰っていいんだよ?お母さんだって心配するだろうし。泉は自由に…。」
泉が立ち上がってそばに来る。
「…泉?」
後ろから抱きしめられた。
「透の誕生日…10月ってことは去年は一緒に過ごせてたんだよね?」
泉が去年の事を思い出そうとしているのかむずかしい顔をする。
「うん。去年の10月はずっと泉の家にいたから…あんまり覚えてないけど一緒に過ごせたと思うよ。」
「私…透におめでとうって2回も言えなかったんだねっ…。ごめんなさい。でも私は…本当に透が産まれてきてくれて…逢えて良かったって思ってるよ?」
…そんな事を今まで言ってくれた人なんかいなかった。
「…泉…嬉しいよ。ありがとう。俺も…泉に会えたおかげで…生きてきて良かったって…今思えた…。」
泉の手に触る。
…なんだか泣きそうになってしまう。
「…ケーキ食べよっか。」
泉が目元を拭いながら冷蔵庫のそばに歩いて行く。
「泉のケーキっ楽しみだなっ!」
可愛らしいデコレーションが施されたケーキが机の上に置かれる。
真っ白なクリームの上には苺やメロンが乗っていてすごい美味しそうだった。
「…こんなの作れるんだねえ…。」
せっかくなのでカメラで写真を撮る。
「泉…せっかくだから一緒に撮ろう?」
カメラをテレビに載せてタイマーをセットする。
ケーキと泉がちゃんと写るように…。
泉の隣に座ってシャッターが降りるのを待つ。
シャッターが降りる瞬間に泉が頬にキスしてくれた。
「…っ!」
思わず赤くなってしまう。
「誕生日おめでとうっ透っ!」
泉が笑顔で抱きついてくる。
「…ありがとうっ。泉…。」
嬉しくてたまらなかった。
泉を抱きしめていられるだけで幸せだと思った。
「透…それで…これ…良かったら使って?」
泉がくれたのはキーケースだった。
「…私も色違いの買ったんだっ★」
嬉しそうに見せてくれる。
泉の家の鍵と、透の家の鍵がくっついて収められている。
「…来年は一緒に暮らせてると思うし…。私も透とお揃いの何かを持ちたかったの…。」
赤くなりながらもそう言ってくれる泉は本当可愛くって…。
「嬉しいよ。ありがとね。」
泉がくれたキーケースに早速自宅の鍵を付ける。
ケーキに蝋燭を刺して火を灯す。
向こう側に座っている泉の顔を照らし出す。
っ…綺麗だな…。
泉と目が合うと照れた様に泉が笑った。
「透…おめでとうっ!」
笑顔の泉に促されて蝋燭の火を吹き消す。
…幸せだ…。
…ずっと泉と一緒にいたいと思った。
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