愛を知らない私と僕

こむぎ

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『それは私には分からないな~』
「やっぱりそうだよね、、、」
『でも、夢もね助けてあげたいな~って思ってたの。』
「ってことは、、、」
『う~ん、鷹村くん、遠慮しちゃうの、、、』
「遠慮?」
『うん、遠慮。いつも自分を出さないって言うのかな?一線引いてる感じなの。』
「やっぱりそうなんだね、、、」
『でも、その分たくさん周りを見て皆の後押しとかしてあげてるの。』
「へぇ、凄いのね」
『そ~、、、なっちゃんみたいだねってゆってたんだよ?』
「え?私?」
『うん。なっちゃんも謙遜してるけど、絶対に見捨てたりとかしないじゃない?部下が苦しんでたら手を差し伸べるし、悪いことしたら一緒になって苦しんで、その人を更生させる。嬉しいことがあったら一緒に喜んであげるし、全力でお祝いするよね。』
「ちょ、ちょっとゆめ?」
『なっちゃんは、もっと自分を大切にして?、、、ゆめはずっと見てて苦しいの。』
「、、、ゆめ」
『ゆめは、総帥を辞めろってゆってる訳じゃなくて。もっと周りを見て欲しいの、、、なっちゃんを心から愛してくれる人もいるってわかって欲しいの。』
「、、、ありがと。ゆめはほんとに優しいよね。」
『ん、、、優しいわけじゃないよ?ゆめ自身のためにゆってるの。』
「ふふっ、、、そうだね、うん。ありがと。」
『どーいたしまして?、、、じゃあ切るね?』
「うん、ばいばい」
『ばいばーい』と言って電話を切る。

ふぅ、、、あれ?励まされた?
まぁ、鷹村くんが、事情を抱えてるのは分かったし。
ゆめからは愛情を感じました。やだ照れる。
うーん、私ができること無かったな、、、
また来た時こそ、話聞こう。うんそうしよ。
さーて仕事仕事。

と言って顔を上げ、山積みの資料の処理に取り掛かった。
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