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~いちがっき!~厳冬のキリギリス
23話目:ブレーメンの音楽隊2期生
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「ヒビキくん、でいいかな? ちょっとだけお話したいんだけど」
俺に声をかける人の半分は、知り合いの無自覚系善人。
無自覚だからこそ、俺なんかに声をかけることに躊躇しない。
そしてもう半分は厄介事を抱えている人だ。
厄ネタで自爆テロをしにきた人とかもいる。
たまに俺が押し付けた災いが戻ってくることもあるが、受け取り拒否している。
だから玄関の扉で座り込まないでくださいお願いします帰ってほんとマジで!!!!
ゴホン……そして今目の前にいるのは初めて見た美人さんグループ。
無自覚系の善人さんだとしても、声をかける理由はない。
つまり答えは厄介事を抱えた人である。
「絵ぇ買わせる気っすか!? そんなのに騙されるわけないでしょう! いくらでお触りさせてくれるんですか!?」
そう!
俺は絵を買って騙されたりはしない!
最初からペイタッチ・ゴータッチの精神で突っ込む!
「んん~? 絵は描かないかな。楽器なら得意だけど♪」
「つまり楽器を買わせる気っすか!? いいっすよ買いましょうパイプオルガンとかありますか!? 俺、触ったことないですけど!!」
「異世界の楽器かな? こっちにはないかなぁ。でも、代わりの物ならあるよ。弾いてみたい?」
ふふぅ~ん、俺が異世界人で楽器やってることまで知ってんだぁ~?
十中八九、ヤベー相談だなこれ!
「すんません、急に陣痛が始まったんで彼ピの実家に帰らせて頂きます」
「あはは! ホントに面白い子なんだね!」
そう言ってこちらの手を掴み、そのまま席に座らせてきた。
絶対に逃がさないという強い意志を感じる。
「イヤー! 誰か男の人よんでー! 美女三人に囲まれてもアタイは美人になれないのよ! むしろ三人の美貌を際立たせる為のブスにしかならないのよ!?」
「まぁまぁ、落ち着いて? ほら、このお茶とか気分が落ち着くからさ」
そんな何入れられてるかわかんねーもん飲むわけねぇだろ!!
お茶といったらサーってされるのがお約束なんだよ!!
「なんなんすか先輩方!? マジで何の用っすか!? あ、もしかしれレヴィ先輩絡み!? 将を刺す前に馬を刺すとかそんなやつ!?」
「ん~ん、レヴィ先輩は関係ないよ。キミに用があったんだもん」
年上の人間が「もん」とか言うんじゃねぇよ!
あざといんだよ投げ銭するぞオラァ!!
「ねぇ、お願いヒビキくん――――――」
いったいどんな無理難題を押し付けてくるのか……俺は息をのみ覚悟する。
「私達のパーティーに……音楽隊に入って!」
「…………はぃ?」
その後、先輩……レジーナ先輩の話によるとパーティーメンバーの一人が複雑な事情で一時的に離脱してしまったらしい。
他の人を入れようにも、その穴を埋められそうな同期がいない。
なので、俺をヘッドショット……もといハンティングしに来たらしい。
「でも、なんでまた俺なんかを?」
「そんなの簡単さ、キミが吟遊詩人だからだよ」
「吟遊詩人が必要なパーティー……?」
「フフン、なんだと思う?」
必死に思案するも、その理由がまったく思いつかない。
下級生だから邪魔にならないようバフだけ配って荷物持ち?
それなら祈手でもいいだろう、回復なら下級生だろうと役に立つ。
吟遊詩人である必要性がまったく分からなかった。
「せいかいは~………私達みんな、吟遊詩人だからさっ♪」
ダンジョンに潜ったことで、あの言葉の意味が分かった。
吟遊詩人の演奏……まだ俗称ではあるが奏術の効果はまだ未知数。
曲によってバフやデバフの効果が変わるだけかと思いきや、複数の<奏術>によって様々な変化があるらしい。
音楽隊のように複数人で演奏することで効果や規模が大きく増加。
今の合唱曲の場合、自分達から放たれる稲妻が自動的に周囲のモンスターを撃ちぬいている。
歩いて演奏するだけで敵が勝手に死んでいくとかチートにもほどがある。
いやまぁ俺がギリ入れるかつ、レジーナ先輩達も入れるレベル制限のダンジョンってことで敵が弱いのかもしれないが……それでも十分だった。
ちなみに全然知らない曲だったんで楽譜を見ながら演奏してたが、普通にミスりまくってましたゴメンナサイ。
あと楽譜見ながら歩けないので、先輩の背中に張り付けてもらってました。
ちょっと下に視線をズラすとお尻が綺麗に揺れてました。
あ、違うんです、ミスしたのはそれが原因じゃないんです本当です信じてください行けたら行くくらいのレベルです対戦ありがとうございましたぁ!!!!
「フゥ、初めての演奏はどうだったかな?」
「最高でした。色々な意味で」
叶うならもう三セッションくらいやりたいくらいの最高でした。
「それにしても、ヒビキくんはスゴいね。疲れしらずでまだまだイケそう♪」
「めっちゃミスりましたけどね! マジでそこについてはサーセン! 才能ないんで!」
「初めてでこれなら才能あるよ! うん、うん! ヒビキくんを誘った私の目に狂いはなかったね♪」
あ"あ"ぁ"~~~~ナデナデされると脳みそが溶けて耳からドロドロ漏れるんじゃぁ~~~。
ヤッパお姉さん属性なのよ!
ナデナデオギャオギャ甘やかしてくれる年上が時代なのよ!
乗るぜ! 乗るぜ! 俺はこの流行の波に乗るぜ!
「あれ……ヒビキくん、足どうしたの? 血が出ちゃってるよ!」
「ん? あぁ、罠踏みました」
演奏中はシールド効果もあるので遠距離攻撃も防いでくれたのだが、ちょうど俺がミスった時に踏んでしまった。
痛いは痛いが、それで演奏を止める方がマズイのでずっと我慢してた。
まぁこれがこの音楽隊の弱点でもある。
攻撃と防御はできるが、祈手のように即座に回復させるようなことができない。
そのせいで怪我などで演奏を誰か一人でも中断しようものなら、一気に押し込まれて全滅するだろう。
「ぁ……ゴメンね、気付かなくて……ダメな先輩失格だよね」
「いやいや! ホウレンソウ忘れてた俺が悪いだけなんでぇ! 先輩がダメなわけじゃ……いや、ダメな先輩も好物なんで全然オッケーです!」
「クスッ、ヒビキくんってば面白いね。ありがとっ♪」
パーティーの美女のお姉さん方から向けられる笑顔が素敵すぎる。
どうしよう、クラスの皆!
このままじゃ俺、この人達のこと大好きになっちゃう!
一人は選べないからってハーレムルートにダンプカーで突っ込んじゃう!
その後、ダンジョンから脱出して清算タイムに入るのだが、俺は初日で勉強させてもらったということで遠慮することにした。
その代わり明日も一緒にパーティーを組むという約束をして、その日は解散。
「またねー!」
別れ際でも先輩達は笑顔で手を振ってくれていた。
なんて良い人達なんだろう。
ハズレ扱いされてる吟遊詩人にとって、あのパーティーは楽園のようなものだ。
あそこが俺の居場所で、あの人達が最高のメンバーだ。
「さーてと!…………じゃあ、調べるか」
そんな最高の環境から、いなくなった人のことを。
俺に声をかける人の半分は、知り合いの無自覚系善人。
無自覚だからこそ、俺なんかに声をかけることに躊躇しない。
そしてもう半分は厄介事を抱えている人だ。
厄ネタで自爆テロをしにきた人とかもいる。
たまに俺が押し付けた災いが戻ってくることもあるが、受け取り拒否している。
だから玄関の扉で座り込まないでくださいお願いします帰ってほんとマジで!!!!
ゴホン……そして今目の前にいるのは初めて見た美人さんグループ。
無自覚系の善人さんだとしても、声をかける理由はない。
つまり答えは厄介事を抱えた人である。
「絵ぇ買わせる気っすか!? そんなのに騙されるわけないでしょう! いくらでお触りさせてくれるんですか!?」
そう!
俺は絵を買って騙されたりはしない!
最初からペイタッチ・ゴータッチの精神で突っ込む!
「んん~? 絵は描かないかな。楽器なら得意だけど♪」
「つまり楽器を買わせる気っすか!? いいっすよ買いましょうパイプオルガンとかありますか!? 俺、触ったことないですけど!!」
「異世界の楽器かな? こっちにはないかなぁ。でも、代わりの物ならあるよ。弾いてみたい?」
ふふぅ~ん、俺が異世界人で楽器やってることまで知ってんだぁ~?
十中八九、ヤベー相談だなこれ!
「すんません、急に陣痛が始まったんで彼ピの実家に帰らせて頂きます」
「あはは! ホントに面白い子なんだね!」
そう言ってこちらの手を掴み、そのまま席に座らせてきた。
絶対に逃がさないという強い意志を感じる。
「イヤー! 誰か男の人よんでー! 美女三人に囲まれてもアタイは美人になれないのよ! むしろ三人の美貌を際立たせる為のブスにしかならないのよ!?」
「まぁまぁ、落ち着いて? ほら、このお茶とか気分が落ち着くからさ」
そんな何入れられてるかわかんねーもん飲むわけねぇだろ!!
お茶といったらサーってされるのがお約束なんだよ!!
「なんなんすか先輩方!? マジで何の用っすか!? あ、もしかしれレヴィ先輩絡み!? 将を刺す前に馬を刺すとかそんなやつ!?」
「ん~ん、レヴィ先輩は関係ないよ。キミに用があったんだもん」
年上の人間が「もん」とか言うんじゃねぇよ!
あざといんだよ投げ銭するぞオラァ!!
「ねぇ、お願いヒビキくん――――――」
いったいどんな無理難題を押し付けてくるのか……俺は息をのみ覚悟する。
「私達のパーティーに……音楽隊に入って!」
「…………はぃ?」
その後、先輩……レジーナ先輩の話によるとパーティーメンバーの一人が複雑な事情で一時的に離脱してしまったらしい。
他の人を入れようにも、その穴を埋められそうな同期がいない。
なので、俺をヘッドショット……もといハンティングしに来たらしい。
「でも、なんでまた俺なんかを?」
「そんなの簡単さ、キミが吟遊詩人だからだよ」
「吟遊詩人が必要なパーティー……?」
「フフン、なんだと思う?」
必死に思案するも、その理由がまったく思いつかない。
下級生だから邪魔にならないようバフだけ配って荷物持ち?
それなら祈手でもいいだろう、回復なら下級生だろうと役に立つ。
吟遊詩人である必要性がまったく分からなかった。
「せいかいは~………私達みんな、吟遊詩人だからさっ♪」
ダンジョンに潜ったことで、あの言葉の意味が分かった。
吟遊詩人の演奏……まだ俗称ではあるが奏術の効果はまだ未知数。
曲によってバフやデバフの効果が変わるだけかと思いきや、複数の<奏術>によって様々な変化があるらしい。
音楽隊のように複数人で演奏することで効果や規模が大きく増加。
今の合唱曲の場合、自分達から放たれる稲妻が自動的に周囲のモンスターを撃ちぬいている。
歩いて演奏するだけで敵が勝手に死んでいくとかチートにもほどがある。
いやまぁ俺がギリ入れるかつ、レジーナ先輩達も入れるレベル制限のダンジョンってことで敵が弱いのかもしれないが……それでも十分だった。
ちなみに全然知らない曲だったんで楽譜を見ながら演奏してたが、普通にミスりまくってましたゴメンナサイ。
あと楽譜見ながら歩けないので、先輩の背中に張り付けてもらってました。
ちょっと下に視線をズラすとお尻が綺麗に揺れてました。
あ、違うんです、ミスしたのはそれが原因じゃないんです本当です信じてください行けたら行くくらいのレベルです対戦ありがとうございましたぁ!!!!
「フゥ、初めての演奏はどうだったかな?」
「最高でした。色々な意味で」
叶うならもう三セッションくらいやりたいくらいの最高でした。
「それにしても、ヒビキくんはスゴいね。疲れしらずでまだまだイケそう♪」
「めっちゃミスりましたけどね! マジでそこについてはサーセン! 才能ないんで!」
「初めてでこれなら才能あるよ! うん、うん! ヒビキくんを誘った私の目に狂いはなかったね♪」
あ"あ"ぁ"~~~~ナデナデされると脳みそが溶けて耳からドロドロ漏れるんじゃぁ~~~。
ヤッパお姉さん属性なのよ!
ナデナデオギャオギャ甘やかしてくれる年上が時代なのよ!
乗るぜ! 乗るぜ! 俺はこの流行の波に乗るぜ!
「あれ……ヒビキくん、足どうしたの? 血が出ちゃってるよ!」
「ん? あぁ、罠踏みました」
演奏中はシールド効果もあるので遠距離攻撃も防いでくれたのだが、ちょうど俺がミスった時に踏んでしまった。
痛いは痛いが、それで演奏を止める方がマズイのでずっと我慢してた。
まぁこれがこの音楽隊の弱点でもある。
攻撃と防御はできるが、祈手のように即座に回復させるようなことができない。
そのせいで怪我などで演奏を誰か一人でも中断しようものなら、一気に押し込まれて全滅するだろう。
「ぁ……ゴメンね、気付かなくて……ダメな先輩失格だよね」
「いやいや! ホウレンソウ忘れてた俺が悪いだけなんでぇ! 先輩がダメなわけじゃ……いや、ダメな先輩も好物なんで全然オッケーです!」
「クスッ、ヒビキくんってば面白いね。ありがとっ♪」
パーティーの美女のお姉さん方から向けられる笑顔が素敵すぎる。
どうしよう、クラスの皆!
このままじゃ俺、この人達のこと大好きになっちゃう!
一人は選べないからってハーレムルートにダンプカーで突っ込んじゃう!
その後、ダンジョンから脱出して清算タイムに入るのだが、俺は初日で勉強させてもらったということで遠慮することにした。
その代わり明日も一緒にパーティーを組むという約束をして、その日は解散。
「またねー!」
別れ際でも先輩達は笑顔で手を振ってくれていた。
なんて良い人達なんだろう。
ハズレ扱いされてる吟遊詩人にとって、あのパーティーは楽園のようなものだ。
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