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無課金アバターの世界
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凜音さんが、ダイヤ様が、ニェが同時に魔王メシアに攻撃を仕掛ける。
この世界のルールに定められている通り、剣でしか攻撃できず、盾でしか防御することができない。
だからダイヤ様はダメージを与えることを諦めて遠距離から動きを封じようとする。
そして凜音さんは”ステータス増加”で素早さを高めながら接近攻撃をしかけ、ニェは何本もの触手の先端を剣のように変えて全方位から攻める。
だが先代……いや、魔王メシアのチート能力はそれをも上回っていた。
全ての攻撃を防ぐどころか凜音さんとニェに対してカウンターまでやってのけている。
オレのチート能力”データアシスト”で分かったことだが、あの魔王は単純に他の人より強くなるというものではなかった。
強さ……暫定的に”戦力値”と仮定する。
凜音さんが”戦力値10,000”、分神のダイヤ様が”戦力値7,000”、本神であるニェは”戦力値50,000”もある。
そして肝心の魔王の戦力値は”135,0020” ……倍近く膨れ上がっている。
誤差の数値から考えるに、恐らく敵も味方も関係なくその”戦力値”を合計し、それを超えるチート能力だと思われる。
つまり味方が多ければ多いほど、逆に敵が多ければ多いほど強くなる。
だからといって1人で挑んだところで必ずその強さを上回る。
世界を敵にまわしても勝てる、文字通りのチート能力である。
そんなこんなでどうしたものかと考えていると魔王がニェの触手をかいくぐり、右手を切り飛ばしていた。
「ニェ様!?」
「大丈夫でシ。この程度ならすぐ治るでシ」
そう言ってニェは再び右手を生やす。
まぁ触手を何本も生やしてるんだから手くらいは問題ないのだと思うが。
「いやいや、直らないよ。なにせ今あなたは本神で来ている。つまり、”存在”そのものだ。生み出した擬似腕ならともかく、本神は削られれば削られるほど、質量が減る」
そういって魔王は落ちたニェの右手を拾い―――それを口に入れた。
「うっ!」
魔王の咀嚼音を聞き、凜音さんが思わず口を手で覆う。
俺も目を背けたかった。
なにせあいつが右手を飲み込んだ瞬間にニェの”戦力値”が減り、魔王の”戦力値”が上がったのだから。
「おぉ、おおおおおお! 凄い! 凄いよニェ、流石は神様! まさか新しいチート能力が手に入るなんて!!」
魔王が叫ぶと同時に何もない空間から大量の鎖が飛び出し、戦っていた3人の身体を縛りつける。
「チート能力”無力化”だ。相手が誰だろうと、神だろうと、視界内にいる限り無力になる」
本格的にヤバイと感じた瞬間、身体の内側から違和感が膨れ上がった。
「お……ぁ………ぇ…?」
それはまるで煮えたぎった鉛のように、湧き上がる溶岩のように、そして星のように膨張していった。
「……ニェ、君は彼に何をした?」
「何もしてないでシ。お前がやったんでシ。ニェを無力化したから、抑えが全部吹っ飛んだでシ」
熱量も質量もエネルギーである。
そして”存在”にも質量が存在するのであれば、それもエネルギーになる。
今、俺の中には膨大なエネルギーが発生している。
世界を4回救った分のエネルギーが、倒した魔王の質量が、それぞれの世界の質量が俺の中に入っている。
……普通さ、こういうのって、その世界の仲間とか思い出す流れじゃん?
なんか各世界の魔王の顔ばっかり浮かんでくるんだけど。
しかも全員顔引きつってるし。
まぁ死に顔しか覚えてないから仕方ないんだけど。
まぁいいか、この中にもう1人魔王を追加するか。
「というわけでウェルカムトゥーアンダーグラウンドォ!」
俺は地面を殴り、大穴を開けて魔王を俺の世界に招待する。
今回構築した世界はダンジョン世界。
相手がどれだけ強かろうと、俺が1回動かない限り相手も動けない世界だ。
「ここは……なんとも寂しい世界だ」
「余計なものがあると、あんたが強くなるからね。あんたはここで俺と死ぬんだよ」
ただただ真っ白で何もない世界に、俺と魔王だけがいる。
これが恋愛ゲームなら感動的な場面だろうに。
「まるで無課金アバターの部屋みたいだ」
「うるせぇ! 無課金ユーザー馬鹿にすんなよ!!」
くそっ、俺が気にしてること言いやがって!
べ、別に課金アバターなんて羨ましくなんてないんだからねっ!
「まぁいいや。あんたがいくら強くたって世界のルールまでは変えられないのはさっきまでの戦いで知ってる。だから俺が1回動かない限りそっちも1回しか動けないルールに縛られている」
「なるほど、そういう世界か。だがそれがどうかしたのかな? 君が何をしようと、どんな攻撃をしようと、オレはそれを必ず上回ることができる」
うむ、その通りである。
あの”相対的”とかいうクソチートはパッシブスキルなので自動発動だ。
だから相手が動けない隙に俺がいくら強くなっても意味がない。
「だから俺、管理者権限でこの世界から脱出するわ。それで1ターン消費する。んで、そっちも1回だけ動ける。だけどこの世界には俺はいないから、そこで何もできなくなる」
そう、終わり、行き止まり、文字通りターンエンドである。
動こうとしても動けない、時間が止まったままだけど意識はそのまま残る、俺が戻ってくるまでずっとだ。
「あ、ついでに世界の経過時間も3000万倍くらいに早めてあるよ。ここに1年いてもあっちじゃ1秒しか経過しないよ、やったね!」
「…………待ってくれ、少し話をしよう」
「おっとりしてるけど小さな胸にコンプレックスを持って日々努力しているお姉さん系に異世界転生しなかった不運を恨め」
そして俺は魔王の引きとめる声を無視して【剣と盾の世界】に戻った。
「え、あ、あれ? 勇さん? あの、魔王は?」
「新しい世界で隠居してもらうことにした。今1年、2年、3年………まぁゆっくりしてると思うよ」
慌てて戸惑っている3人を順番に起こしながら説明する。
まさか魔王を2体相手にすることになるとは思わなかったが、なんとかなって良かった。
そしてここからはボーナスタイムだ!
今日は25日目、あと5日は俺は自由に動ける!
この世界で誰かを口説き落としてもいいし、なんなら凜音さんとダイヤ様にフラグを建ててもいい!
なんせ魔王メシアを封印したんだからね、それくらいは好感度稼げてるよね!
いやーまいったなー!
初めての相手が同じ異世界転生者と女神様とかやっべーなー!
あ、ニェちゃまは撮影係でいいよ。
……いや見られながらっていうのはちょっと風情がないな。
こいつもどっかに放り込んでしまおうか。
「あ、あの、旦那。魔王は倒したんですよね?」
妄想をバルーンどころか気球クラスまで膨らませていると一緒のこの島にきた船員がやってきた。
そういえばミサイルシップアタックした時に船から吹っ飛ばされてたっけ。
「あぁ、倒したよ。人類の勝利だ! 大いに祝っていいぞ!」
「マジか! やったぜ! 流石は勇者凜音様だ!」
ははは、こやつめ、さりげなく俺を除外しやがった。
まぁそれも許そう。
だって今の俺は最高にご機嫌だからねぇ!
「……で、旦那。ひとつ相談ごとなんですが、どうやって帰るんで?」
「へぁ?」
帰るって……あぁ、そうか。
俺らは元の空間に戻ればいいけど、この人らはこの世界の住民だったわ。
「泳いで帰れない?」
「無理に決まってんだろ! 死ぬわ!」
魔王ヘカトンを倒してことで嵐はなくなっているが、それでも無理らしい。
「じゃあダイヤ様、なんかこう転移魔法てきなアレで」
「いえ、そういうのはないですよ。というか、それあったら最初から船を使わずにここに来てます」
なるほど、なるほど……どうしようもねぇな!
ここをエデンの園にしよう! 男しかいなくなるけど!
というか俺は凜音さんとダイヤ様の好感度上げに忙し――――。
「あの、勇さん。流石にこのままっていうのか可哀想ですし……」
肝心の凜音さんが上目遣いでこちらを見てくる。
罪悪感に耐え切れずに目を逸らすも、ダイヤ様が回りこんできた。
「我らの旅につき合わせてしまったのですから、何とかしてあげた方が……」
「助けてニェちゃま!」
「ここでちゃんと船を作ったら好感度が煙のように上がるでシ」
「おお上等だよやってやらぁぁああああああ!!」
そうして俺は【剣と盾の世界】でありながら、何故かクラフトゲームのように素材を集め、そしてギリギリの5日目に船を完成させた。
もちろん俺は死んだ。
この世界のルールに定められている通り、剣でしか攻撃できず、盾でしか防御することができない。
だからダイヤ様はダメージを与えることを諦めて遠距離から動きを封じようとする。
そして凜音さんは”ステータス増加”で素早さを高めながら接近攻撃をしかけ、ニェは何本もの触手の先端を剣のように変えて全方位から攻める。
だが先代……いや、魔王メシアのチート能力はそれをも上回っていた。
全ての攻撃を防ぐどころか凜音さんとニェに対してカウンターまでやってのけている。
オレのチート能力”データアシスト”で分かったことだが、あの魔王は単純に他の人より強くなるというものではなかった。
強さ……暫定的に”戦力値”と仮定する。
凜音さんが”戦力値10,000”、分神のダイヤ様が”戦力値7,000”、本神であるニェは”戦力値50,000”もある。
そして肝心の魔王の戦力値は”135,0020” ……倍近く膨れ上がっている。
誤差の数値から考えるに、恐らく敵も味方も関係なくその”戦力値”を合計し、それを超えるチート能力だと思われる。
つまり味方が多ければ多いほど、逆に敵が多ければ多いほど強くなる。
だからといって1人で挑んだところで必ずその強さを上回る。
世界を敵にまわしても勝てる、文字通りのチート能力である。
そんなこんなでどうしたものかと考えていると魔王がニェの触手をかいくぐり、右手を切り飛ばしていた。
「ニェ様!?」
「大丈夫でシ。この程度ならすぐ治るでシ」
そう言ってニェは再び右手を生やす。
まぁ触手を何本も生やしてるんだから手くらいは問題ないのだと思うが。
「いやいや、直らないよ。なにせ今あなたは本神で来ている。つまり、”存在”そのものだ。生み出した擬似腕ならともかく、本神は削られれば削られるほど、質量が減る」
そういって魔王は落ちたニェの右手を拾い―――それを口に入れた。
「うっ!」
魔王の咀嚼音を聞き、凜音さんが思わず口を手で覆う。
俺も目を背けたかった。
なにせあいつが右手を飲み込んだ瞬間にニェの”戦力値”が減り、魔王の”戦力値”が上がったのだから。
「おぉ、おおおおおお! 凄い! 凄いよニェ、流石は神様! まさか新しいチート能力が手に入るなんて!!」
魔王が叫ぶと同時に何もない空間から大量の鎖が飛び出し、戦っていた3人の身体を縛りつける。
「チート能力”無力化”だ。相手が誰だろうと、神だろうと、視界内にいる限り無力になる」
本格的にヤバイと感じた瞬間、身体の内側から違和感が膨れ上がった。
「お……ぁ………ぇ…?」
それはまるで煮えたぎった鉛のように、湧き上がる溶岩のように、そして星のように膨張していった。
「……ニェ、君は彼に何をした?」
「何もしてないでシ。お前がやったんでシ。ニェを無力化したから、抑えが全部吹っ飛んだでシ」
熱量も質量もエネルギーである。
そして”存在”にも質量が存在するのであれば、それもエネルギーになる。
今、俺の中には膨大なエネルギーが発生している。
世界を4回救った分のエネルギーが、倒した魔王の質量が、それぞれの世界の質量が俺の中に入っている。
……普通さ、こういうのって、その世界の仲間とか思い出す流れじゃん?
なんか各世界の魔王の顔ばっかり浮かんでくるんだけど。
しかも全員顔引きつってるし。
まぁ死に顔しか覚えてないから仕方ないんだけど。
まぁいいか、この中にもう1人魔王を追加するか。
「というわけでウェルカムトゥーアンダーグラウンドォ!」
俺は地面を殴り、大穴を開けて魔王を俺の世界に招待する。
今回構築した世界はダンジョン世界。
相手がどれだけ強かろうと、俺が1回動かない限り相手も動けない世界だ。
「ここは……なんとも寂しい世界だ」
「余計なものがあると、あんたが強くなるからね。あんたはここで俺と死ぬんだよ」
ただただ真っ白で何もない世界に、俺と魔王だけがいる。
これが恋愛ゲームなら感動的な場面だろうに。
「まるで無課金アバターの部屋みたいだ」
「うるせぇ! 無課金ユーザー馬鹿にすんなよ!!」
くそっ、俺が気にしてること言いやがって!
べ、別に課金アバターなんて羨ましくなんてないんだからねっ!
「まぁいいや。あんたがいくら強くたって世界のルールまでは変えられないのはさっきまでの戦いで知ってる。だから俺が1回動かない限りそっちも1回しか動けないルールに縛られている」
「なるほど、そういう世界か。だがそれがどうかしたのかな? 君が何をしようと、どんな攻撃をしようと、オレはそれを必ず上回ることができる」
うむ、その通りである。
あの”相対的”とかいうクソチートはパッシブスキルなので自動発動だ。
だから相手が動けない隙に俺がいくら強くなっても意味がない。
「だから俺、管理者権限でこの世界から脱出するわ。それで1ターン消費する。んで、そっちも1回だけ動ける。だけどこの世界には俺はいないから、そこで何もできなくなる」
そう、終わり、行き止まり、文字通りターンエンドである。
動こうとしても動けない、時間が止まったままだけど意識はそのまま残る、俺が戻ってくるまでずっとだ。
「あ、ついでに世界の経過時間も3000万倍くらいに早めてあるよ。ここに1年いてもあっちじゃ1秒しか経過しないよ、やったね!」
「…………待ってくれ、少し話をしよう」
「おっとりしてるけど小さな胸にコンプレックスを持って日々努力しているお姉さん系に異世界転生しなかった不運を恨め」
そして俺は魔王の引きとめる声を無視して【剣と盾の世界】に戻った。
「え、あ、あれ? 勇さん? あの、魔王は?」
「新しい世界で隠居してもらうことにした。今1年、2年、3年………まぁゆっくりしてると思うよ」
慌てて戸惑っている3人を順番に起こしながら説明する。
まさか魔王を2体相手にすることになるとは思わなかったが、なんとかなって良かった。
そしてここからはボーナスタイムだ!
今日は25日目、あと5日は俺は自由に動ける!
この世界で誰かを口説き落としてもいいし、なんなら凜音さんとダイヤ様にフラグを建ててもいい!
なんせ魔王メシアを封印したんだからね、それくらいは好感度稼げてるよね!
いやーまいったなー!
初めての相手が同じ異世界転生者と女神様とかやっべーなー!
あ、ニェちゃまは撮影係でいいよ。
……いや見られながらっていうのはちょっと風情がないな。
こいつもどっかに放り込んでしまおうか。
「あ、あの、旦那。魔王は倒したんですよね?」
妄想をバルーンどころか気球クラスまで膨らませていると一緒のこの島にきた船員がやってきた。
そういえばミサイルシップアタックした時に船から吹っ飛ばされてたっけ。
「あぁ、倒したよ。人類の勝利だ! 大いに祝っていいぞ!」
「マジか! やったぜ! 流石は勇者凜音様だ!」
ははは、こやつめ、さりげなく俺を除外しやがった。
まぁそれも許そう。
だって今の俺は最高にご機嫌だからねぇ!
「……で、旦那。ひとつ相談ごとなんですが、どうやって帰るんで?」
「へぁ?」
帰るって……あぁ、そうか。
俺らは元の空間に戻ればいいけど、この人らはこの世界の住民だったわ。
「泳いで帰れない?」
「無理に決まってんだろ! 死ぬわ!」
魔王ヘカトンを倒してことで嵐はなくなっているが、それでも無理らしい。
「じゃあダイヤ様、なんかこう転移魔法てきなアレで」
「いえ、そういうのはないですよ。というか、それあったら最初から船を使わずにここに来てます」
なるほど、なるほど……どうしようもねぇな!
ここをエデンの園にしよう! 男しかいなくなるけど!
というか俺は凜音さんとダイヤ様の好感度上げに忙し――――。
「あの、勇さん。流石にこのままっていうのか可哀想ですし……」
肝心の凜音さんが上目遣いでこちらを見てくる。
罪悪感に耐え切れずに目を逸らすも、ダイヤ様が回りこんできた。
「我らの旅につき合わせてしまったのですから、何とかしてあげた方が……」
「助けてニェちゃま!」
「ここでちゃんと船を作ったら好感度が煙のように上がるでシ」
「おお上等だよやってやらぁぁああああああ!!」
そうして俺は【剣と盾の世界】でありながら、何故かクラフトゲームのように素材を集め、そしてギリギリの5日目に船を完成させた。
もちろん俺は死んだ。
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