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第3章 断裂眼球
第40話 幸福問答
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「お手柄だ。見てみよう」
「はい!」
その場に屈みこみ、腰のカンテラを再度外して地面に置く。ビンをその灯りに透かしてみると、底にはなにか白いものがわずかながらに溜まっていた。
「液体——……かと思ったけど、これ、粒だな。塩か?」
「それかお砂糖とかかもしれませんね。……うーん、でも細かすぎるような」
「なんにせよ舐めてみればわかるんだろうけど」
真っ白い粉末。口に入れてみる度胸は流石にない。
しかし匂いくらいは確かめてもよいのではないかと、イドラは栓を外そうとビンの口に手を伸ばす。そこで、そのコルク栓の刻印に気が付いた。
「これは……パーケト! ロトコル教のシンボルじゃないか!」
描かれているのは神の遣いだともされている、白い背と羽、それから藍色の腹部を持つ小鳥。教会の修道服の意匠にも取り入れられた、ロトコル教の象徴だ。
「っていうことは、つまり——」
「ああ。この小瓶は教会の……葬送協会のものだ。たぶん聖水の原料を入れるためのものだろう。中身までそうかはわからないが」
「協会……! やっぱり、あの司教さまが」
「レツェリ司教本人か、協会内の別の人間か……ともかく協会が絡んでいるのは間違いなさそうだ。この小ビンがあれば関与を問い詰められる」
「だけど、いきなりこれを司教さまに持っていっても、はぐらかされちゃうと思います」
ソニアの言葉はもっともだ。エクソシストやアサインドシスターズの廃棄したものを拾って再利用されただけだとか、たまたま協会から盗み出されただとか、そんな言い訳で逃れられるかもしれない。
なにせあの司教は、誰が見てもわかる食わせ物だ。
(どこか、先生と話す時のような……)
礼拝室での一幕を思い出す。面紗の向こうは笑っているようにも、無表情のようにも思えた。
ウラシマは含蓄のある、経験豊富な旅人だった。子どもだったイドラは大人だからそうなのだと当時は漠然と考えていたが、三年が経ち、彼女が人間として深淵なものを有した女性であるとわかった。
多くを知り、多くを語り、多くを汲み取る。所作ひとつとっても、まだ二十代程度にしか見えない若い身空とは到底隔絶した深みがあった。
そして、それと同種のものをどうしてか、イドラはあの司教に感じていた。あるいは彼女よりも、もっとより深い底なしの闇のような心の性質を。
「大丈夫だ。……明日、僕は聖堂の書庫に行く手はずになってる」
「え? あ……確か、雲の上、のことですよね。禁書にウラシマさんの遺言につながることが書かれてるかもしれないって」
「ああ。小ビンを使うのはそのタイミングで、見せる相手は司教じゃない」
「どういうことですかっ?」
「司教はいまひとつ信用できないが——協会の中にはそうじゃない人もいるってことさ」
イドラの脳裏で、実直な、金の髪と青い瞳がかすめていった。
*
「ああ、よく来てくれたイドラ君。いい朝だ、実に清々しい」
「——。あんたが出迎えてくれるなんてな。司教ってのも案外ヒマなのか?」
ソニアと洞窟を探った翌日。例の小ビンを隠し持ち、朝から聖堂の中へ足を踏み入れたイドラを待っていたのは、体格を隠すローブと面紗に覆われた男性だった。
司教レツェリ。件の男が現れるとは思わず、イドラは内心の緊張を隠して軽口を叩く。
「フッ、君のおかげで気は楽だな。緩みつつある聖封印という爆弾もなくなり、懸念は失せた。平穏な世というのは素晴らしい」
「平穏じゃない。ヴェートラルがいなくたって、魔物やほかのイモータルは毎日どこかで誰かを殺めてる」
「それはそうだとも。だが、不幸の種など尽きまいよ。仮にこの世から魔物やイモータルがすべていなくなっても、今度は野生動物や人間同士の争いが顕在化するだけだ」
レツェリは、書庫へとイドラを案内しながら、ふとこんな問いを投げかけた。
「イドラ君はじゃあ、どうすればいいと思うかな?」
「どうすれば……っていうのは、どういうことだ」
「不幸の種。世に尽きないその種を、なんとかする方法だよ。イモータルを皆殺しにするのでも、魔物を根絶やしにするのでも、野生の動物をいなくするのでもなく。あらゆる問題の根本を取り除くやり方、それについて考えたことはあるか?」
廊下を行くレツェリの歩幅は小さく、歩みは遅々としていた。ついていくイドラの視界の両端で、清廉な白い壁がゆっくりと流れていく。
——なんの問答だ?
あまねく不幸の種を取り除く。そんなものは、世界平和の実現とほとんど変わらない。
はっきり言ってイドラの内心ではシカトして受け答えを拒否してやりたい気持ちが芽生えかけていたが、無言で肩を並べて歩くのもそれはそれで嫌だったので、なにかしら答えてやることにした。
「そんなことはできないだろう。そりゃあ僕だってみんながみんな幸せであればいいって思うけれど、夢物語だよ。悲観論に陥るつもりはないが、悲劇のない世は存在しない」
「そうとも、悲劇は避けられない。やつらは我々の背を狙って追いかけ、へばりつき、いつの日か食らいつく!」
我が意を得たり——そんな風にレツェリは手を叩く。無人の廊下に乾いた音が反響した。
「どうだ。では、必要なのは発想の転換ではないだろうか?」
「なに?」
「不幸の種は尽きず、悲劇は背後に立ち続ける。ならば、それを越えられるようになればいい。どんな不幸も不運も悲劇も悲観も、届かないほどの無窮。これを手にすることこそ、すべての人間が絶対的な幸福を手に入れる唯一の手段ではないか?」
「……言っている意味がわからない」
「変わるべきは世界ではなく、私——否、私たちだということだよ。神は私たちをお作りになられたが、私たちは風に揺られる葦のようにか細くか弱い」
ひとつのドアの前でレツェリは足を止め、イドラの方を振り向く。
面紗の奥で、鋭い眼球がイドラをねじ切れそうなほどに見つめてきている気がした。
「不死を断つ者よ。よければ君も考えたまえ。その思索という自由さえ、このままでは我々は失ってしまうのだから」
ここが書庫だ、ミロウ君は既に中で待っているよ——
そう最後に言い残し、レツェリは面紗を揺らして廊下の先へと歩き去っていった。
*
「ミロウ……! ああ、キミに会えてよかった。ひどく安心した。まるでカラカラに乾ききった砂漠を彷徨い、朦朧とする中でようやくオアシスにたどり着いた気分だ……!」
「な、なんですの開口一番にアナタは! 気味が悪いですッ、ええい近寄らないでください縋りつかないでください!」
「つれないことを言わないでくれないか! ようやくあの怖気のする空気から解放されたんだと思うと僕はもう嬉しくて嬉しくて——」
「わッ、ど、どこを触ろうとしているのです! えいッ」
「ぐふっ」
足の裏が床を離れ、ぐるりと半回転しながら肩と胸と腹と太ももと足先を縛り上げられてイドラは悶絶した。
——輝糸。ミロウのギフト、わずかな輝きだけを放つ細い十本の糸。
「反省しましたか?」
「……すまん。大いに取り乱した」
「まったくです。冷静なアナタが珍しい……ヴェートラルに魔法を撃たれた時だってもう少し落ち着いていたでしょうに」
書庫は図書館のような造りをしていて、イドラが想像していたより広いようだった。壁際に本のみっちり詰まった背の高い本棚が隙間なく並び、そのほかにはテーブルがいくつか並べられている。
書庫に入るや否や、イドラはそのテーブルについていたミロウに駆け寄っていた。好き放題騒いだが咎める者もおらず、どうやらほかに人もいないらしかった。
「ちょっと……さっきまでレツェリ司教といっしょで」
「へ? 司教様がここまでお連れになったと? まだ仕事はたくさんあるはずですのに……イドラのために時間を割いてくれたんでしょうか」
「いらない気遣いだ。僕はどうも、あいつが苦手だね。さっきもわけのわからないことばっか訊かれて、うんざりした。もう嫌いだ」
「嫌いって、そんな子どもみたいな」
「次にだる絡みされたら無視してやる……!」
「だる絡みって」
雰囲気にどこか、ウラシマと似ているところはある。だけど、決定的に違うのはそこだ。
ウラシマと話すのは楽しかったが、あの男と話すのは楽しくない。見透かされているような、測られているような、謀られているような……そんな落ち着かない感じがするのだ。
それでようやく解放され、嬉しさからついおかしなテンションでミロウに接してしまった。逆さまになって血の溜まった頭でイドラは自省した。あとそろそろ下ろしてほしい。
「はい!」
その場に屈みこみ、腰のカンテラを再度外して地面に置く。ビンをその灯りに透かしてみると、底にはなにか白いものがわずかながらに溜まっていた。
「液体——……かと思ったけど、これ、粒だな。塩か?」
「それかお砂糖とかかもしれませんね。……うーん、でも細かすぎるような」
「なんにせよ舐めてみればわかるんだろうけど」
真っ白い粉末。口に入れてみる度胸は流石にない。
しかし匂いくらいは確かめてもよいのではないかと、イドラは栓を外そうとビンの口に手を伸ばす。そこで、そのコルク栓の刻印に気が付いた。
「これは……パーケト! ロトコル教のシンボルじゃないか!」
描かれているのは神の遣いだともされている、白い背と羽、それから藍色の腹部を持つ小鳥。教会の修道服の意匠にも取り入れられた、ロトコル教の象徴だ。
「っていうことは、つまり——」
「ああ。この小瓶は教会の……葬送協会のものだ。たぶん聖水の原料を入れるためのものだろう。中身までそうかはわからないが」
「協会……! やっぱり、あの司教さまが」
「レツェリ司教本人か、協会内の別の人間か……ともかく協会が絡んでいるのは間違いなさそうだ。この小ビンがあれば関与を問い詰められる」
「だけど、いきなりこれを司教さまに持っていっても、はぐらかされちゃうと思います」
ソニアの言葉はもっともだ。エクソシストやアサインドシスターズの廃棄したものを拾って再利用されただけだとか、たまたま協会から盗み出されただとか、そんな言い訳で逃れられるかもしれない。
なにせあの司教は、誰が見てもわかる食わせ物だ。
(どこか、先生と話す時のような……)
礼拝室での一幕を思い出す。面紗の向こうは笑っているようにも、無表情のようにも思えた。
ウラシマは含蓄のある、経験豊富な旅人だった。子どもだったイドラは大人だからそうなのだと当時は漠然と考えていたが、三年が経ち、彼女が人間として深淵なものを有した女性であるとわかった。
多くを知り、多くを語り、多くを汲み取る。所作ひとつとっても、まだ二十代程度にしか見えない若い身空とは到底隔絶した深みがあった。
そして、それと同種のものをどうしてか、イドラはあの司教に感じていた。あるいは彼女よりも、もっとより深い底なしの闇のような心の性質を。
「大丈夫だ。……明日、僕は聖堂の書庫に行く手はずになってる」
「え? あ……確か、雲の上、のことですよね。禁書にウラシマさんの遺言につながることが書かれてるかもしれないって」
「ああ。小ビンを使うのはそのタイミングで、見せる相手は司教じゃない」
「どういうことですかっ?」
「司教はいまひとつ信用できないが——協会の中にはそうじゃない人もいるってことさ」
イドラの脳裏で、実直な、金の髪と青い瞳がかすめていった。
*
「ああ、よく来てくれたイドラ君。いい朝だ、実に清々しい」
「——。あんたが出迎えてくれるなんてな。司教ってのも案外ヒマなのか?」
ソニアと洞窟を探った翌日。例の小ビンを隠し持ち、朝から聖堂の中へ足を踏み入れたイドラを待っていたのは、体格を隠すローブと面紗に覆われた男性だった。
司教レツェリ。件の男が現れるとは思わず、イドラは内心の緊張を隠して軽口を叩く。
「フッ、君のおかげで気は楽だな。緩みつつある聖封印という爆弾もなくなり、懸念は失せた。平穏な世というのは素晴らしい」
「平穏じゃない。ヴェートラルがいなくたって、魔物やほかのイモータルは毎日どこかで誰かを殺めてる」
「それはそうだとも。だが、不幸の種など尽きまいよ。仮にこの世から魔物やイモータルがすべていなくなっても、今度は野生動物や人間同士の争いが顕在化するだけだ」
レツェリは、書庫へとイドラを案内しながら、ふとこんな問いを投げかけた。
「イドラ君はじゃあ、どうすればいいと思うかな?」
「どうすれば……っていうのは、どういうことだ」
「不幸の種。世に尽きないその種を、なんとかする方法だよ。イモータルを皆殺しにするのでも、魔物を根絶やしにするのでも、野生の動物をいなくするのでもなく。あらゆる問題の根本を取り除くやり方、それについて考えたことはあるか?」
廊下を行くレツェリの歩幅は小さく、歩みは遅々としていた。ついていくイドラの視界の両端で、清廉な白い壁がゆっくりと流れていく。
——なんの問答だ?
あまねく不幸の種を取り除く。そんなものは、世界平和の実現とほとんど変わらない。
はっきり言ってイドラの内心ではシカトして受け答えを拒否してやりたい気持ちが芽生えかけていたが、無言で肩を並べて歩くのもそれはそれで嫌だったので、なにかしら答えてやることにした。
「そんなことはできないだろう。そりゃあ僕だってみんながみんな幸せであればいいって思うけれど、夢物語だよ。悲観論に陥るつもりはないが、悲劇のない世は存在しない」
「そうとも、悲劇は避けられない。やつらは我々の背を狙って追いかけ、へばりつき、いつの日か食らいつく!」
我が意を得たり——そんな風にレツェリは手を叩く。無人の廊下に乾いた音が反響した。
「どうだ。では、必要なのは発想の転換ではないだろうか?」
「なに?」
「不幸の種は尽きず、悲劇は背後に立ち続ける。ならば、それを越えられるようになればいい。どんな不幸も不運も悲劇も悲観も、届かないほどの無窮。これを手にすることこそ、すべての人間が絶対的な幸福を手に入れる唯一の手段ではないか?」
「……言っている意味がわからない」
「変わるべきは世界ではなく、私——否、私たちだということだよ。神は私たちをお作りになられたが、私たちは風に揺られる葦のようにか細くか弱い」
ひとつのドアの前でレツェリは足を止め、イドラの方を振り向く。
面紗の奥で、鋭い眼球がイドラをねじ切れそうなほどに見つめてきている気がした。
「不死を断つ者よ。よければ君も考えたまえ。その思索という自由さえ、このままでは我々は失ってしまうのだから」
ここが書庫だ、ミロウ君は既に中で待っているよ——
そう最後に言い残し、レツェリは面紗を揺らして廊下の先へと歩き去っていった。
*
「ミロウ……! ああ、キミに会えてよかった。ひどく安心した。まるでカラカラに乾ききった砂漠を彷徨い、朦朧とする中でようやくオアシスにたどり着いた気分だ……!」
「な、なんですの開口一番にアナタは! 気味が悪いですッ、ええい近寄らないでください縋りつかないでください!」
「つれないことを言わないでくれないか! ようやくあの怖気のする空気から解放されたんだと思うと僕はもう嬉しくて嬉しくて——」
「わッ、ど、どこを触ろうとしているのです! えいッ」
「ぐふっ」
足の裏が床を離れ、ぐるりと半回転しながら肩と胸と腹と太ももと足先を縛り上げられてイドラは悶絶した。
——輝糸。ミロウのギフト、わずかな輝きだけを放つ細い十本の糸。
「反省しましたか?」
「……すまん。大いに取り乱した」
「まったくです。冷静なアナタが珍しい……ヴェートラルに魔法を撃たれた時だってもう少し落ち着いていたでしょうに」
書庫は図書館のような造りをしていて、イドラが想像していたより広いようだった。壁際に本のみっちり詰まった背の高い本棚が隙間なく並び、そのほかにはテーブルがいくつか並べられている。
書庫に入るや否や、イドラはそのテーブルについていたミロウに駆け寄っていた。好き放題騒いだが咎める者もおらず、どうやらほかに人もいないらしかった。
「ちょっと……さっきまでレツェリ司教といっしょで」
「へ? 司教様がここまでお連れになったと? まだ仕事はたくさんあるはずですのに……イドラのために時間を割いてくれたんでしょうか」
「いらない気遣いだ。僕はどうも、あいつが苦手だね。さっきもわけのわからないことばっか訊かれて、うんざりした。もう嫌いだ」
「嫌いって、そんな子どもみたいな」
「次にだる絡みされたら無視してやる……!」
「だる絡みって」
雰囲気にどこか、ウラシマと似ているところはある。だけど、決定的に違うのはそこだ。
ウラシマと話すのは楽しかったが、あの男と話すのは楽しくない。見透かされているような、測られているような、謀られているような……そんな落ち着かない感じがするのだ。
それでようやく解放され、嬉しさからついおかしなテンションでミロウに接してしまった。逆さまになって血の溜まった頭でイドラは自省した。あとそろそろ下ろしてほしい。
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