88 / 163
第2部1章 躍る大王たち
第85話 『浦島』
しおりを挟む
「ここからが本題なのだ。アンゴルモアに社会があらかた破壊された頃、コピーギフトの製造に成功し、初代総裁となる元警視庁長官の男性がノアの方舟の前身になる組織を立ち上げた。そうして、残された人類は複製天恵を手にアンゴルモアと戦い続け——」
「今日に至る?」
「——それも間違いではないが。ひとつ、大きな障害があったのだ。いかに複製天恵があろうとも防戦一方の我々には決して看過できぬ、重大な障害が」
てっきり、そのまま現代につながると思ったイドラだったがそうではないらしい。
さもありなん。そのままあっさりとコピーギフトの製造がうまくいき続ければ、元々はこの世界にいたウラシマがイドラの前に姿を表す理由につながらない。
「外乱……。数値観測を乱す存在が突如としてアンダーワールドに現れた。16年前、コピーギフトの製造が日に日に困難になる事態が起きたのだ。その事態の解決のため、我々は一人の男性をアンダーワールドへ送り込んだ」
「送り込んだってことは、僕たちが箱船でこの世界へ来たように、ここからも僕たちの世界へ渡る方法があるのか」
「ハコブネ? 方舟でこちらに、とは」
「ああいや、ここの方舟のことじゃなくって……ああもう、ややこしいな。別に箱船って言われてるのがあったんだ、こっちでは。こことは関係ない」
「む、そうか。では質問に答えるが、ある。いささか限定的な方法ではあるがな」
ヤナギはあっさりと、この世界からイドラたちの世界——アンダーワールドへ行く方法があると認めた。
それはつまり、イドラとソニア、それとともに来たレツェリやベルチャーナも、その気になれば向こうへ帰れるということだ。
ただそれにしては、カナヒトの表情がなにか言いたげであるようにイドラは思った。しかし彼は沈黙を貫く。
「話を戻すが16年前、現地の外乱存在に対処すべく、戦闘班に所属する男性を一名派遣した。名を羽生利一」
「……。ん?」
「イ、イドラさん」
外乱とは、観測すべき数値を乱す嵐。あるいはそれを呼び寄せる、台風の目。
観測機械からしかアンダーワールドを知覚できない方舟の者たちは、当時そのように認識していた。
集中して話を聞いていたイドラは、不意にくいくいと袖を引かれてそちらを見た。もちろんソニアだ。どこか焦ったような様子でイドラを見上げている。
「どうかしたか? 特に、おかしな点はなかったように感じるが」
「おかしな点、ではないです。でも、今の人の名前が」
「今の? 話に出てきた……ハブリイチ? それがどうかしたのか。16年前に来た人となると、面識はないと思うけど」
「この世界の人の名前の感じにまだ、わたしも慣れてませんが……ハブリイチさんは聞き慣れなくても、ハブリさんなら聞いたことありますよね?」
「ハブリイチ……ハブリ……。——あっ!?」
イドラの脳内で、懐かしい記憶がスパークする。
初めてその名を聞いたのは……そう、今から約半年前。ずっと以前のことのようにも思えるが、まだそう時間は経っていない。
湿地にて発見されたイモータル、スクレイピーを倒し、デーグラムに向かった馬車の中でだ。
デーグラムの町の入口の広場にて、ぽつねんと佇んでいた銅像。棒状のものを掲げた、大きな男のシルエット。
それこそかつて、512年前、原初のイモータルであるヴェートラルをロパディン渓谷へと封印した勇者。
聖封印の英雄・ハブリ。
その名を、馬車の中でベルチャーナに教えてもらったのだ。
ベルチャーナのことを思い出すと、彼女が心配になってくる。浅葱色の髪をした彼女は、今どこでなにをしているのだろうか。まさか、外の危険地域、ガーデンでアンゴルモアに襲われているのでは——
「イドラさん?」
「あ……ああ、思い出した。ハブリと言えば、聖封印の英雄だ。アイスロータスのギフトを使ったっていう」
思考を戻す。心配なのは変わらないが、今考えてもどうしようもないことだ。
銅像で彼が手にしていた杖こそ、ヴェートラルを氷漬けにしたギフト。しかしそれは、誰にでも扱える特別なギフトだった。そのことを、あの聖堂でレツェリに用いられたイドラとソニアは知っている。
「ハブリ? は、羽生君の名前をそこで区切るのか……ううむ」
「文化の違いですかねえ。向こうじゃそっちのが自然で呼びやすかったんでしょう」
「いや、でも待ってくれ。あれは512年も前のことだ! ハブリイチって人が僕たちの世界に来たのは16年前のことなんだろう? なら、年代がまるで違う」
「あっ。ほ、ほんとうです……ごめんなさい、早とちりでした」
「早とちりが早とちりだよ、嬢ちゃん。それで合ってんだ」
「え……? え? えっ??」
「時間の流れが違うのさ。これは数値観測が始まってすぐ露呈したそうだが……アンダーワールドは、この世界の32倍のスピードで時間が過ぎている」
ソニアの顔がいっぱいの疑問符であふれた。
イドラはすぐに頭の中で16と32をかけ合わせる。
……512。カナヒトの話が本当なら、この世界における16年前とは、アンダーワールドにおける512年。
計算は一致する。
「なんてこった。ヴェートラルを封印したのは、この世界の人間で……ああそうか、だったらギフトの観測を邪魔する外乱っていうのが……イモータルなのか」
原初のイモータルであるヴェートラル。その発生を皮切りに、ランスポ大陸にてイモータルは現れ続けた。
人間を襲う、常軌を逸した、白と黄金の不死——
大陸全土の人間にとっての、なによりの恐怖の象徴。
その正体への端緒に、ついに不死殺しはその手で触れた。
「イモータルとアンゴルモアは、どこか似ていると思ってた。あれは同じ存在なのか? どっちも、この世界の人間を殺そうとしていて……イモータルはこの世界で行われる数値観測を乱し、コピーギフトを製造できないようにすることで、間接的にこっちの人類を妨害した」
「外乱はそちらの世界ではイモータル、と呼ばれるのか。ふむ——」
「不滅なる者。は、恐怖の大王も大概だが、そっちも嫌な名前だな」
「所見はおおむね一致する。我々も、外乱はコピーギフトによってアンゴルモアが殺されることが敵に露見し、それを防ぐべくアンダーワールドに送り込まれたのだと見ている」
敵。その一言が具体的になにを意味しているのか、ヤナギは今この場では意図的に話すことを避けた。
「言ってみれば……僕らの世界に現れるイモータルに殺された人たちは、こっちの世界の人類とアンゴルモアの戦いに巻き込まれたわけだ」
「外乱によって殺害される人間がいることは数値上で観測できている。君からすれば、なんともやるせない話であろう」
やるせない、どころの話ではない。
イドラの父、ヤウシュは北の国境でイモータルに襲われて死んだのだ。
死体も残らず、そのギフトのみが帰ってきた。生まれ故郷のメドイン村であの日、母であるリティが語ってくれたことを、今もイドラは覚えている。たまには帰ってくるという約束だけは果たせてはいないけれど。
「ところで、羽生君を英雄と呼んだな。彼は、やはりなんらかの成果を、後世に誇る足跡を君たちの世界に遺したのかね?」
「ああ……なにせ五百年以上も前のことなんて、僕は詳しくないが。像が建てられるくらいには英雄だよ」
「そうか、それはなによりだ。……事実を述べれば、彼をアンダーワールドに送ったものの、それで外乱が減少することはなかったのだ」
「そうなのか?」
「うむ。むしろ、外乱は増え続けた。その度に数値観測は難度が増し、コピーギフトの製造も困難になり、遅れが生じていく……。やがてついに、新たなコピーギフトの製造はほとんど不可能とまで呼べるようになってしまった」
ヴェートラルに聖封印を施せたのは、まぎれもなく英雄ハブリの貢献あってこそであるが、彼はそこで死亡した。
協力したランスポ大陸のロトコル教会は、葬送協会とも名乗り始め、命を懸けて人々を救った英雄を讃えつつ、それ以降各地に現れ始めたイモータルを葬送——地中や水中へ沈めることで無力化する処理——して過酷な不死に抗った。
しかしながら。この過程において、イモータルはどれひとつとして殺されていない。
氷の内へ閉じ込めようが。地の底、あるいは水の底へと沈めようが。
それでイモータルが死ぬことはない。ならば外乱としての機能は損なわない。現実世界におけるコピーギフトの観測を阻害するという目的には、一切の支障がなかったのだ。
はるかな、あるいはわずかな未来にて。大陸の果て、少年の青い天恵が不死を貫くその瞬間までは。
「コピーギフトは起動コードを口にすれば万人が使用できる。ゆえに、使い手がたとえアンゴルモアによって帰らぬ人となろうとも、複製天恵は次の人間へと受け継がれる。そのため、新たに製造ができずともしばらくは持ちこらえられたが……いつかの限界は目に見えていた」
「……誰かが、再び行く必要があった。以前、羽生さんが向かい、そして帰ってこれなかった地底世界へ。あの人が果たせなかった、外乱の排除という重い役目を担って」
まるでそうすることが自分の責務だとでもいうように、カナヒトが言葉を受け継ぐ。
ハブリ——ハブリイチは地平世界で英雄となったが、本懐は果たせなかったのだ。外乱、つまりイモータルの排除。殺害。
人類がアンゴルモアに対抗する唯一の手段であるコピーギフトの製造を継続するには、そうしなければならなかった。
「まさか、それが……」
「そうとも。ずいぶん迂遠な説明になってしまったが……浦島零こそが4年前、第二次地底世界外乱排除作戦に抜擢された、今は解体された戦闘班チーム『山水』のリーダーだ」
「今日に至る?」
「——それも間違いではないが。ひとつ、大きな障害があったのだ。いかに複製天恵があろうとも防戦一方の我々には決して看過できぬ、重大な障害が」
てっきり、そのまま現代につながると思ったイドラだったがそうではないらしい。
さもありなん。そのままあっさりとコピーギフトの製造がうまくいき続ければ、元々はこの世界にいたウラシマがイドラの前に姿を表す理由につながらない。
「外乱……。数値観測を乱す存在が突如としてアンダーワールドに現れた。16年前、コピーギフトの製造が日に日に困難になる事態が起きたのだ。その事態の解決のため、我々は一人の男性をアンダーワールドへ送り込んだ」
「送り込んだってことは、僕たちが箱船でこの世界へ来たように、ここからも僕たちの世界へ渡る方法があるのか」
「ハコブネ? 方舟でこちらに、とは」
「ああいや、ここの方舟のことじゃなくって……ああもう、ややこしいな。別に箱船って言われてるのがあったんだ、こっちでは。こことは関係ない」
「む、そうか。では質問に答えるが、ある。いささか限定的な方法ではあるがな」
ヤナギはあっさりと、この世界からイドラたちの世界——アンダーワールドへ行く方法があると認めた。
それはつまり、イドラとソニア、それとともに来たレツェリやベルチャーナも、その気になれば向こうへ帰れるということだ。
ただそれにしては、カナヒトの表情がなにか言いたげであるようにイドラは思った。しかし彼は沈黙を貫く。
「話を戻すが16年前、現地の外乱存在に対処すべく、戦闘班に所属する男性を一名派遣した。名を羽生利一」
「……。ん?」
「イ、イドラさん」
外乱とは、観測すべき数値を乱す嵐。あるいはそれを呼び寄せる、台風の目。
観測機械からしかアンダーワールドを知覚できない方舟の者たちは、当時そのように認識していた。
集中して話を聞いていたイドラは、不意にくいくいと袖を引かれてそちらを見た。もちろんソニアだ。どこか焦ったような様子でイドラを見上げている。
「どうかしたか? 特に、おかしな点はなかったように感じるが」
「おかしな点、ではないです。でも、今の人の名前が」
「今の? 話に出てきた……ハブリイチ? それがどうかしたのか。16年前に来た人となると、面識はないと思うけど」
「この世界の人の名前の感じにまだ、わたしも慣れてませんが……ハブリイチさんは聞き慣れなくても、ハブリさんなら聞いたことありますよね?」
「ハブリイチ……ハブリ……。——あっ!?」
イドラの脳内で、懐かしい記憶がスパークする。
初めてその名を聞いたのは……そう、今から約半年前。ずっと以前のことのようにも思えるが、まだそう時間は経っていない。
湿地にて発見されたイモータル、スクレイピーを倒し、デーグラムに向かった馬車の中でだ。
デーグラムの町の入口の広場にて、ぽつねんと佇んでいた銅像。棒状のものを掲げた、大きな男のシルエット。
それこそかつて、512年前、原初のイモータルであるヴェートラルをロパディン渓谷へと封印した勇者。
聖封印の英雄・ハブリ。
その名を、馬車の中でベルチャーナに教えてもらったのだ。
ベルチャーナのことを思い出すと、彼女が心配になってくる。浅葱色の髪をした彼女は、今どこでなにをしているのだろうか。まさか、外の危険地域、ガーデンでアンゴルモアに襲われているのでは——
「イドラさん?」
「あ……ああ、思い出した。ハブリと言えば、聖封印の英雄だ。アイスロータスのギフトを使ったっていう」
思考を戻す。心配なのは変わらないが、今考えてもどうしようもないことだ。
銅像で彼が手にしていた杖こそ、ヴェートラルを氷漬けにしたギフト。しかしそれは、誰にでも扱える特別なギフトだった。そのことを、あの聖堂でレツェリに用いられたイドラとソニアは知っている。
「ハブリ? は、羽生君の名前をそこで区切るのか……ううむ」
「文化の違いですかねえ。向こうじゃそっちのが自然で呼びやすかったんでしょう」
「いや、でも待ってくれ。あれは512年も前のことだ! ハブリイチって人が僕たちの世界に来たのは16年前のことなんだろう? なら、年代がまるで違う」
「あっ。ほ、ほんとうです……ごめんなさい、早とちりでした」
「早とちりが早とちりだよ、嬢ちゃん。それで合ってんだ」
「え……? え? えっ??」
「時間の流れが違うのさ。これは数値観測が始まってすぐ露呈したそうだが……アンダーワールドは、この世界の32倍のスピードで時間が過ぎている」
ソニアの顔がいっぱいの疑問符であふれた。
イドラはすぐに頭の中で16と32をかけ合わせる。
……512。カナヒトの話が本当なら、この世界における16年前とは、アンダーワールドにおける512年。
計算は一致する。
「なんてこった。ヴェートラルを封印したのは、この世界の人間で……ああそうか、だったらギフトの観測を邪魔する外乱っていうのが……イモータルなのか」
原初のイモータルであるヴェートラル。その発生を皮切りに、ランスポ大陸にてイモータルは現れ続けた。
人間を襲う、常軌を逸した、白と黄金の不死——
大陸全土の人間にとっての、なによりの恐怖の象徴。
その正体への端緒に、ついに不死殺しはその手で触れた。
「イモータルとアンゴルモアは、どこか似ていると思ってた。あれは同じ存在なのか? どっちも、この世界の人間を殺そうとしていて……イモータルはこの世界で行われる数値観測を乱し、コピーギフトを製造できないようにすることで、間接的にこっちの人類を妨害した」
「外乱はそちらの世界ではイモータル、と呼ばれるのか。ふむ——」
「不滅なる者。は、恐怖の大王も大概だが、そっちも嫌な名前だな」
「所見はおおむね一致する。我々も、外乱はコピーギフトによってアンゴルモアが殺されることが敵に露見し、それを防ぐべくアンダーワールドに送り込まれたのだと見ている」
敵。その一言が具体的になにを意味しているのか、ヤナギは今この場では意図的に話すことを避けた。
「言ってみれば……僕らの世界に現れるイモータルに殺された人たちは、こっちの世界の人類とアンゴルモアの戦いに巻き込まれたわけだ」
「外乱によって殺害される人間がいることは数値上で観測できている。君からすれば、なんともやるせない話であろう」
やるせない、どころの話ではない。
イドラの父、ヤウシュは北の国境でイモータルに襲われて死んだのだ。
死体も残らず、そのギフトのみが帰ってきた。生まれ故郷のメドイン村であの日、母であるリティが語ってくれたことを、今もイドラは覚えている。たまには帰ってくるという約束だけは果たせてはいないけれど。
「ところで、羽生君を英雄と呼んだな。彼は、やはりなんらかの成果を、後世に誇る足跡を君たちの世界に遺したのかね?」
「ああ……なにせ五百年以上も前のことなんて、僕は詳しくないが。像が建てられるくらいには英雄だよ」
「そうか、それはなによりだ。……事実を述べれば、彼をアンダーワールドに送ったものの、それで外乱が減少することはなかったのだ」
「そうなのか?」
「うむ。むしろ、外乱は増え続けた。その度に数値観測は難度が増し、コピーギフトの製造も困難になり、遅れが生じていく……。やがてついに、新たなコピーギフトの製造はほとんど不可能とまで呼べるようになってしまった」
ヴェートラルに聖封印を施せたのは、まぎれもなく英雄ハブリの貢献あってこそであるが、彼はそこで死亡した。
協力したランスポ大陸のロトコル教会は、葬送協会とも名乗り始め、命を懸けて人々を救った英雄を讃えつつ、それ以降各地に現れ始めたイモータルを葬送——地中や水中へ沈めることで無力化する処理——して過酷な不死に抗った。
しかしながら。この過程において、イモータルはどれひとつとして殺されていない。
氷の内へ閉じ込めようが。地の底、あるいは水の底へと沈めようが。
それでイモータルが死ぬことはない。ならば外乱としての機能は損なわない。現実世界におけるコピーギフトの観測を阻害するという目的には、一切の支障がなかったのだ。
はるかな、あるいはわずかな未来にて。大陸の果て、少年の青い天恵が不死を貫くその瞬間までは。
「コピーギフトは起動コードを口にすれば万人が使用できる。ゆえに、使い手がたとえアンゴルモアによって帰らぬ人となろうとも、複製天恵は次の人間へと受け継がれる。そのため、新たに製造ができずともしばらくは持ちこらえられたが……いつかの限界は目に見えていた」
「……誰かが、再び行く必要があった。以前、羽生さんが向かい、そして帰ってこれなかった地底世界へ。あの人が果たせなかった、外乱の排除という重い役目を担って」
まるでそうすることが自分の責務だとでもいうように、カナヒトが言葉を受け継ぐ。
ハブリ——ハブリイチは地平世界で英雄となったが、本懐は果たせなかったのだ。外乱、つまりイモータルの排除。殺害。
人類がアンゴルモアに対抗する唯一の手段であるコピーギフトの製造を継続するには、そうしなければならなかった。
「まさか、それが……」
「そうとも。ずいぶん迂遠な説明になってしまったが……浦島零こそが4年前、第二次地底世界外乱排除作戦に抜擢された、今は解体された戦闘班チーム『山水』のリーダーだ」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
白いもふもふ好きの僕が転生したらフェンリルになっていた!!
ろき
ファンタジー
ブラック企業で消耗する社畜・白瀬陸空(しらせりくう)の唯一の癒し。それは「白いもふもふ」だった。 ある日、白い子犬を助けて命を落とした彼は、異世界で目を覚ます。
ふと水面を覗き込むと、そこに映っていたのは―― 伝説の神獣【フェンリル】になった自分自身!?
「どうせ転生するなら、テイマーになって、もふもふパラダイスを作りたかった!」 「なんで俺自身がもふもふの神獣になってるんだよ!」
理想と真逆の姿に絶望する陸空。 だが、彼には規格外の魔力と、前世の異常なまでの「もふもふへの執着」が変化した、とある謎のスキルが備わっていた。
これは、最強の神獣になってしまった男が、ただひたすらに「もふもふ」を愛でようとした結果、周囲の人間(とくにエルフ)に崇拝され、勘違いが勘違いを呼んで国を動かしてしまう、予測不能な異世界もふもふライフ!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
『ミッドナイトマート 〜異世界コンビニ、ただいま営業中〜』
KAORUwithAI
ファンタジー
深夜0時——街角の小さなコンビニ「ミッドナイトマート」は、異世界と繋がる扉を開く。
日中は普通の客でにぎわう店も、深夜を回ると鎧を着た騎士、魔族の姫、ドラゴンの化身、空飛ぶ商人など、“この世界の住人ではない者たち”が静かにレジへと並び始める。
アルバイト店員・斉藤レンは、バイト先が異世界と繋がっていることに戸惑いながらも、今日もレジに立つ。
「袋いりますか?」「ポイントカードお持ちですか?」——そう、それは異世界相手でも変わらない日常業務。
貯まるのは「ミッドナイトポイントカード(通称ナイポ)」。
集まるのは、どこか訳ありで、ちょっと不器用な異世界の住人たち。
そして、商品一つひとつに込められる、ささやかで温かな物語。
これは、世界の境界を越えて心を繋ぐ、コンビニ接客ファンタジー。
今夜は、どんなお客様が来店されるのでしょう?
※異世界食堂や異世界居酒屋「のぶ」とは
似て非なる物として見て下さい
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる