牙をたてるなッ!

花の巫女

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#007─ルイside─

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「…すぅ………すぅ」

気持ちよさそうに眠っているミツルの寝姿に、俺はもう一度犯したくなる衝動をどうにか抑えようとする。
知らない奴に犯されてアンアン喘ぐミツルを見ていると、こんなにも無防備だったのかと少しどころでなく心配になった。

まぁ、間違ってもミツルが俺以外の他の誰かに抱かれることなんぞ無いんだけどな。

肩の方にある噛み跡─つまり番の印を愛撫しながら半開きになったミツルの口に優しい口付けをする。

「……んッ………」

起きたかと思ったが、また可愛い寝息が聞こえてきたので安心した。


「ミツル、ただいま。愛しているよ」








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