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■結成編
【19】
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隊長は瓦礫の大地によろめきながら走りだす。
王子が生きている。それはこの絶望の底に転がった最後の希望に思えた。
「あ……!」
急ぐあまりか注意がおろそかになり、なにかにつまずいた隊長はその場に倒れこんだ。
見ると、足元には鋼鉄の鎚が転がっていた。
「………」
立ち上がるのも忘れて、隊長はその鋼鉄の鎚を見つめた。
ドラゴンに一時的とはいえ行動不能になるほどの一撃を与えた武器だ。もっとも、それを扱う人間の技量によるものが大きいのではあるが。
「………」
隊長はゆっくり立ち上がり、鋼鉄の鎚を拾いあげる。
思った以上に重く、持つだけで手が意思に反して離してしまいそうになり震えてしまう。このような武器をあの子は振り回していたのか。
もし、この武器を軽々と扱えるほどの力があったなら、自分の業もドラゴンに届いたかもしれない。
力だけが強さのすべてではないが、ただただ純粋なぶつかりあいにおいてこれほど結果がわかりやすく見えるステータスは存在しないだろう。
「……お借りします」
これを扱っていた主人からの返答がないことを知りつつ、隊長は手に持った鋼鉄の鎚にそうつぶやいた。
そして歩きだす。一歩一歩に感じる重みを確かめながら。
「あ……」
瓦礫の山を越えた隊長は、その先に見えた人影に気づいた。
生きていたことに安堵しながらも、なにを声かけていいのかがわからない。だが今は嬉しいという気持ちをおさえきれずに歩みを止められなかった。
「よう、やっぱり元気そうだったな隊長」
隊長がそばまで来ると、お城があった場所で座っていた王子がこちらを見ずに声をかけてきた。
「ええ、なんとか……」
隊長は王子の横に座ると、その場で手を合わせる。
「王族の皆様は……」
「ああ、死んだ。俺の親父もな……それに国民も失い、この国はなにもなくなっちまった」
文字通りなにもなくなった結果である瓦礫を見渡しながら王子はそう言った。
「あの……」
隊長はなにかを言わないといけないと焦り口を開くが、なにを言っていいのかわからない。
本当に自分が嫌になる。なにか、なにかを言いたいのに、今の自分はなにかを言葉にするにはあまりにもなにもできなかった。
「──おーい!」
心のなかで葛藤していると、さきほどの魔法使いと武道家がこちらにやってきた。
「ダメ……勇者くんが言った通り私たちがわかる範囲だと他に生存者はいなさそう。やっぱりタナトスに守られた私たちが生きているのが本当に幸運だったのかも」
国中走りまわったのか、魔法使いが息を荒げながらそう言う。
「……ちっ、あのドラゴン野郎はいつか必ずぶちのめす」
武道家が怒りを含んだ言葉を吐き捨てた。
今、残されたのは、王子、戦士、武道家、魔法使い、この場にいる4人だけ。
「さてと……」
王子は立ち上がり、残されたものたちに顔を向ける。
「どうだ、俺たち一緒に旅をしないか? ここで俺たちが残ったのも運命だと思うんだ」
その提案に、戦士、魔法使い、武道家は顔を見合わせた。
「つまり、私たち4人で冒険するのですか?」
「ああ、そうだ」
「私はイチゴパフェが大好きで、いっぱい食べるけどよろしいわけ!?」
「ああ……いやまあ、ほどほどなら」
「俺はサンドバックが欲しかったんだが、そういうことでいいのか?」
「ああ……え……?」
微妙にかみ合っていないが絶妙にかみ合あそうな会話をピーチクパーチクと繰り広げ、ひとつの結果に向かおうとはしていた。
「ああ、うるさい! とりあえず……色々あってお互いに名前も知らないから自己紹介しよう!」
王子がそう叫ぶと、無駄話がなくなり順番に光と共に言葉をつなげていく。
青い光は──
「俺はゼンス、闘国生まれで、職業はもちろん武道家だ」
無色の光は──
「私はティア。法国出身で、職業は魔法使いよ」
紫の光は──
「私はミモザ。この国の守備隊長をやって……職業は戦士です」
そして──
「俺はロゼン。一応この国の王子だったわけだが……今は勇者ロゼンだ!」
ひとつの決別を象徴するように、ロゼンは七色に輝く剣を地面に突き刺した。
そして、4人は歩きだす。
「それで、このパーティーの目的は魔王討伐でいいわけ?」
「いいだろ。あのドラゴン野郎に合うには、勇者ロゼンと一緒にいたほうが会えそうだしな」
「いえ、そんな理由だけで王子と一緒にいられたら困るのですが」
「もう俺は王子じゃないぞ。それに自己紹介したんだから名前で呼んでくれよ」
「……わかりました……ロゼン様」
この瞬間ひとつのパーティーが結成した。
思うのものは違えど、魔王の脅威を目の当たりにした人間たち。
そして、倒すべく目標を共有した仲間たち。
─────────
「──な、こんな出会いが俺たちにもあったんだよ」
ロゼンは涙を流しながらステーキを食べつつ、そばにいる冒険者に思い出話を語った。
「そっか、お前も大変だったんだな」
酔っぱらった冒険者はジョッキに注がれたビールを飲みながらヘラヘラと笑いながら聞いていた。
「ロゼン様! 手が止まっていますよ! 賞金10万¢、食いつくせ60分以内完食、超特盛ステーキ山盛りバトルの最中なんですよ!」
「あああ、無理ー! いつもなら絶対食べれない超高級のステーキが食べたいって言ったけどこうじゃない! これ違うから!」
昔は良い娘だったのに、と思いつつ、腹いっぱいで死んでいるようなゼンスと、なぜか場違いな店でイチゴパフェが注文できないことにキレているティアを横目に、なんだかんだと仲良くなったよな……とロゼンははちきれんばかりの腹を見つめながら意識が遠のいていった。
王子が生きている。それはこの絶望の底に転がった最後の希望に思えた。
「あ……!」
急ぐあまりか注意がおろそかになり、なにかにつまずいた隊長はその場に倒れこんだ。
見ると、足元には鋼鉄の鎚が転がっていた。
「………」
立ち上がるのも忘れて、隊長はその鋼鉄の鎚を見つめた。
ドラゴンに一時的とはいえ行動不能になるほどの一撃を与えた武器だ。もっとも、それを扱う人間の技量によるものが大きいのではあるが。
「………」
隊長はゆっくり立ち上がり、鋼鉄の鎚を拾いあげる。
思った以上に重く、持つだけで手が意思に反して離してしまいそうになり震えてしまう。このような武器をあの子は振り回していたのか。
もし、この武器を軽々と扱えるほどの力があったなら、自分の業もドラゴンに届いたかもしれない。
力だけが強さのすべてではないが、ただただ純粋なぶつかりあいにおいてこれほど結果がわかりやすく見えるステータスは存在しないだろう。
「……お借りします」
これを扱っていた主人からの返答がないことを知りつつ、隊長は手に持った鋼鉄の鎚にそうつぶやいた。
そして歩きだす。一歩一歩に感じる重みを確かめながら。
「あ……」
瓦礫の山を越えた隊長は、その先に見えた人影に気づいた。
生きていたことに安堵しながらも、なにを声かけていいのかがわからない。だが今は嬉しいという気持ちをおさえきれずに歩みを止められなかった。
「よう、やっぱり元気そうだったな隊長」
隊長がそばまで来ると、お城があった場所で座っていた王子がこちらを見ずに声をかけてきた。
「ええ、なんとか……」
隊長は王子の横に座ると、その場で手を合わせる。
「王族の皆様は……」
「ああ、死んだ。俺の親父もな……それに国民も失い、この国はなにもなくなっちまった」
文字通りなにもなくなった結果である瓦礫を見渡しながら王子はそう言った。
「あの……」
隊長はなにかを言わないといけないと焦り口を開くが、なにを言っていいのかわからない。
本当に自分が嫌になる。なにか、なにかを言いたいのに、今の自分はなにかを言葉にするにはあまりにもなにもできなかった。
「──おーい!」
心のなかで葛藤していると、さきほどの魔法使いと武道家がこちらにやってきた。
「ダメ……勇者くんが言った通り私たちがわかる範囲だと他に生存者はいなさそう。やっぱりタナトスに守られた私たちが生きているのが本当に幸運だったのかも」
国中走りまわったのか、魔法使いが息を荒げながらそう言う。
「……ちっ、あのドラゴン野郎はいつか必ずぶちのめす」
武道家が怒りを含んだ言葉を吐き捨てた。
今、残されたのは、王子、戦士、武道家、魔法使い、この場にいる4人だけ。
「さてと……」
王子は立ち上がり、残されたものたちに顔を向ける。
「どうだ、俺たち一緒に旅をしないか? ここで俺たちが残ったのも運命だと思うんだ」
その提案に、戦士、魔法使い、武道家は顔を見合わせた。
「つまり、私たち4人で冒険するのですか?」
「ああ、そうだ」
「私はイチゴパフェが大好きで、いっぱい食べるけどよろしいわけ!?」
「ああ……いやまあ、ほどほどなら」
「俺はサンドバックが欲しかったんだが、そういうことでいいのか?」
「ああ……え……?」
微妙にかみ合っていないが絶妙にかみ合あそうな会話をピーチクパーチクと繰り広げ、ひとつの結果に向かおうとはしていた。
「ああ、うるさい! とりあえず……色々あってお互いに名前も知らないから自己紹介しよう!」
王子がそう叫ぶと、無駄話がなくなり順番に光と共に言葉をつなげていく。
青い光は──
「俺はゼンス、闘国生まれで、職業はもちろん武道家だ」
無色の光は──
「私はティア。法国出身で、職業は魔法使いよ」
紫の光は──
「私はミモザ。この国の守備隊長をやって……職業は戦士です」
そして──
「俺はロゼン。一応この国の王子だったわけだが……今は勇者ロゼンだ!」
ひとつの決別を象徴するように、ロゼンは七色に輝く剣を地面に突き刺した。
そして、4人は歩きだす。
「それで、このパーティーの目的は魔王討伐でいいわけ?」
「いいだろ。あのドラゴン野郎に合うには、勇者ロゼンと一緒にいたほうが会えそうだしな」
「いえ、そんな理由だけで王子と一緒にいられたら困るのですが」
「もう俺は王子じゃないぞ。それに自己紹介したんだから名前で呼んでくれよ」
「……わかりました……ロゼン様」
この瞬間ひとつのパーティーが結成した。
思うのものは違えど、魔王の脅威を目の当たりにした人間たち。
そして、倒すべく目標を共有した仲間たち。
─────────
「──な、こんな出会いが俺たちにもあったんだよ」
ロゼンは涙を流しながらステーキを食べつつ、そばにいる冒険者に思い出話を語った。
「そっか、お前も大変だったんだな」
酔っぱらった冒険者はジョッキに注がれたビールを飲みながらヘラヘラと笑いながら聞いていた。
「ロゼン様! 手が止まっていますよ! 賞金10万¢、食いつくせ60分以内完食、超特盛ステーキ山盛りバトルの最中なんですよ!」
「あああ、無理ー! いつもなら絶対食べれない超高級のステーキが食べたいって言ったけどこうじゃない! これ違うから!」
昔は良い娘だったのに、と思いつつ、腹いっぱいで死んでいるようなゼンスと、なぜか場違いな店でイチゴパフェが注文できないことにキレているティアを横目に、なんだかんだと仲良くなったよな……とロゼンははちきれんばかりの腹を見つめながら意識が遠のいていった。
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