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□踊る世間は馬鹿ばかり編
【ルンバタイム】
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『ヒョ~ロピョアン♪ ヘイホ~♪ ホイラッタッタ♪!』
ルンバは腰巻を振りながら、なかなかの身のこなしでノリノリのレゲエダンスを踊り続けていた。
「ふざけやがって!」
その様子を見て苛立ったため、ムキムキマッチョの武道家ラトンが怒りを露わにしながら駆け出した。
「あ、こら!」
「待ちなさい!」
ガイアとスファルが慌てて立ち上がり叫ぶが、ラトンはお構いなしに標的に向かって突進する。
『ラッタッタ……ムムッ!?』
自分に向かって突進してくる気配に気づき、ルンバは歌と踊りをピタリとやめて振り向いた。
『ナニモノダ!?』
問いかけるルンバに、ラトンは距離を詰めたまま足を止め、堂々と言い放つ。
「俺の名はラトン。貴様に人生の終わりを告げにきた男さ」
かっこよさを意識したセリフとともに、ラトンの体は青い闘気の光に包まれ、戦闘の構えを取った。
それを見たルンバが、その挑戦を受け取るようににやりと笑みを浮かべる。
『ラトンカ……オボエテ オコウ。ヘイホー 二 ナヲオボエテ モラッタコトヲ ホコリ二 オモウガイイ』
ヘイホーってなんですか!?
どうやら俺という意味らしいです。
「その減らず口が地獄でも言えるかどうか、見ものだな」
『キサマコソ ヘイホー ノ オソロシサニ ナキサケブナヨ』
2人だけの世界で交わされる奇妙なやり取りに、ガイアとスファルは困惑しながらどうしたものかと見つめていた。
「おらあ!」
そして、出会ったばかりだが長き因縁に決着をつけるべく、ラトンが闘気を輝かせて突進していく。
『イッツ クレイジー ダンシング ターイム!』
だが、その瞬間、陽気で派手な音楽が突然響き渡り、ルンバがノリノリな動きで踊り始めた。
「───!?」
一発かましてやるつもりだったラトンは、なぜかその勢いを失い、その場で立ち止まってしまう。
『サア ヘイホー ガ オドリダシタラ モウオソイ♪ コノ フィーバー ハ トマラナイゼ♪!』
軽快な調子で歌い上げるルンバに合わせるように、ラトンはガイアたちのほうへと振り向いた。
「お……おお!?」
驚きの声をあげた次の瞬間、ラトンはルンバではなく、ガイアたちに向かって駆けだしていった。
ルンバは腰巻を振りながら、なかなかの身のこなしでノリノリのレゲエダンスを踊り続けていた。
「ふざけやがって!」
その様子を見て苛立ったため、ムキムキマッチョの武道家ラトンが怒りを露わにしながら駆け出した。
「あ、こら!」
「待ちなさい!」
ガイアとスファルが慌てて立ち上がり叫ぶが、ラトンはお構いなしに標的に向かって突進する。
『ラッタッタ……ムムッ!?』
自分に向かって突進してくる気配に気づき、ルンバは歌と踊りをピタリとやめて振り向いた。
『ナニモノダ!?』
問いかけるルンバに、ラトンは距離を詰めたまま足を止め、堂々と言い放つ。
「俺の名はラトン。貴様に人生の終わりを告げにきた男さ」
かっこよさを意識したセリフとともに、ラトンの体は青い闘気の光に包まれ、戦闘の構えを取った。
それを見たルンバが、その挑戦を受け取るようににやりと笑みを浮かべる。
『ラトンカ……オボエテ オコウ。ヘイホー 二 ナヲオボエテ モラッタコトヲ ホコリ二 オモウガイイ』
ヘイホーってなんですか!?
どうやら俺という意味らしいです。
「その減らず口が地獄でも言えるかどうか、見ものだな」
『キサマコソ ヘイホー ノ オソロシサニ ナキサケブナヨ』
2人だけの世界で交わされる奇妙なやり取りに、ガイアとスファルは困惑しながらどうしたものかと見つめていた。
「おらあ!」
そして、出会ったばかりだが長き因縁に決着をつけるべく、ラトンが闘気を輝かせて突進していく。
『イッツ クレイジー ダンシング ターイム!』
だが、その瞬間、陽気で派手な音楽が突然響き渡り、ルンバがノリノリな動きで踊り始めた。
「───!?」
一発かましてやるつもりだったラトンは、なぜかその勢いを失い、その場で立ち止まってしまう。
『サア ヘイホー ガ オドリダシタラ モウオソイ♪ コノ フィーバー ハ トマラナイゼ♪!』
軽快な調子で歌い上げるルンバに合わせるように、ラトンはガイアたちのほうへと振り向いた。
「お……おお!?」
驚きの声をあげた次の瞬間、ラトンはルンバではなく、ガイアたちに向かって駆けだしていった。
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