私と異国からきた水神さま

かず斉入道

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第27話 新しい友人の不思議な話(1)

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「皆知っている?」

 私とさっちゃん、芽衣ヤーイーちゃんの三人に合流した紗枝ちゃんとアスマンちゃん……。

 私達五人は仲良くお手手繋いで……ではないけれど。五人で仲良く和気藹々と会話……。

 特にアスマンちゃんは私達四人とは小学校が違う。だから学区も違う訳だから、いくら私達の隣の町であろうとも。私達四人には隣学区のこと……。地域のこと……。

 まあ、私達四人には隣町にどんなお店、公園、神社……。その他にもどんな建物などがあるか分からない。

 だからアスマンちゃんの話は全部新鮮でね、私達四人は仲良く「フムフム」、「なるほど」、「そうなんだ」と聞きながら、ワイワイ、ザワザワと雑談をしながら歩いているとね、冒頭のシーンの通りだよ。

 先頭を紗枝ちゃんと仲良く歩いていたアスマンちゃんが急に後ろを振り返り、私と幸ちゃん、芽衣ヤーイーちゃんへと声をかけてきた。

「……ん? 何?」
「何だろう?」
「何かな?」

 私は芽衣ヤーイーちゃんや幸ちゃんに続いてアスマンちゃんへと首を傾げ尋ねてみた。

 するとね、彼女は歩くのを止め、立ち止まり──。辺りをキョロキョロと注意深く見つめ、終われば、。私達三人の方へと近づいて。

「一昨日からね、隣のクラスの子が行方不明になっているらしいの……。その事を皆知っている?」

 アスマンちゃんは小さな声で、私達三人へとヒソヒソと尋ねてきた。

「うぅ、うん、しらない」

 私もアスマンちゃんに釣られ、ヒソヒソと声を返したのだった。



「みんな知っている……?」

 私はアスマンちゃんへと言葉を返すと、周りにいる二人へとやはり小声で尋ねてみた。

 そんな恐ろしい情報……。中学生の子がいなくなっている情報をみんなは知っているか? と尋ねた。

「うぅ、うん、知らない」
「同じく、私も知らない……」

 私が二人へと尋ねても隣のクラスの子が行方不明になっていたことなど知らないと、いつも強気で元気な芽衣ヤーイーちゃんも自分の顔色を変えながら首を振るし。いつも明るい幸ちゃんも、にへらと笑いながら言葉を返してくるぐらいだから、私を含めてアスマンちゃんの話を聞いてから、恐れ慄き始めたみたいだ。

 特に今の日本は政府の政策も大失敗に終わり、大変に治安が悪く、昭和の時代の大東亜戦争以降の時代へと戻ったような神隠しと大昔に言われていた弱い子供や女性達が突然行方不明になる事件が多発……。

 それも行政の方がいい加減だから、ほとんどが未解決で終わっているのだ。

 だから私達は幼い頃から両親に人混みに入る時は、絶対にお父さんやお母さんの手を離さないようにと昭和以降の時代の子供達のように告げられて育ってきた。恐ろしい人さらいや神隠しに逢うからと。

 そして見知らぬ国の土地で奴隷として売られてしまうから、絶対に手を離さないようにと告げられ育ってきた。
 私達日本人は事件になっても他国の人達絡みの事件になっていることが今の時代は多く。そのために警察も司法も関与するのを嫌がるのだ。
 どうせ逮捕しても無罪放免で終わり、釈放をする事件の方が多いから……。

 またそんな荒れた世だから、日本人の子供や女性を狙った婦女暴行や暴力事件が後を絶えない。
 家のお爺ちゃん達の子供時代は夜遅くても女性の一人でのコンビニエンスストアへの買い物もできたらしい。

 でも今の西暦2100年は、女性が一人で夜にコンビニエンスストアーへと買い物にいくと言う行為は婦女暴行に逢う危険性を伴うから、大半の人達が恐れて買い物へといかなくなるほど今の日本は夜は……だけではないよね……。

 今のこの日本国は昼夜関係なく男性と一緒に歩いていても、外国人の人達の凶悪犯罪に巻き込まれることが多いほど治安の悪い恐ろしい世の中なのだ。

 だから私達も女性なので、身近で失踪……。行方不明者が出たりする事件性のものがあれば怖くて仕方がない。




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