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第43話 喧嘩した娘が(3)
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「大丈夫! 大丈夫だって! 祥子は帰ってくる。いや、必ず帰ってくる! 心配するな! 今日からさ、俺も単独であちら、こちらを探してみるから。お前たちはもう泣くな! そして皆教室に戻れ! いいな? 分かったな?」
私達が声を大にして泣き始めるとイオナ君が力強く。でも優しく、労りある心で私達に、自分が今日から翔子ちゃんを探すから心配するな。だからもうこれ以上は下を向き、泣くなと叱咤激励をしてくれたから。
私達は「うん」、「分かった」、「イオ」、「イオナ」、「イオナ君ありがとう」
そして「祥子ちゃんのことはお願いね」とみんな願いを込めつつ、彼を頼るのだ。
そう私自身も生まれて初めて異性を頼ることに違和感なく。
「イオナ君」
彼の名を、涙を浮かべつつ呟き、無言の嘆願をしてしまった。
でも彼は、こんな酷い精神状態の私達へと、この中学校の金髪碧眼の王子さまらしく。
「美月……。そしてお前等、俺に任せておけ」
と自分の胸を叩きつつ、満身の笑みを浮かべながら告げ、安心感を与えてくれた。
でも、その後彼は私達に大変に恐ろしい決意を告げてくる。
「俺は翔子も探すが犯人を見つけ、俺は殴り飛ばし捕まえて、警察に突き出してやる!」
そう、私達にまだ中学一年生の彼が、大人かもしれない犯人を見つけ、捕まえると恐ろしいことを告げたのだ。
「本当に?」
「イオ、ありがとう!」
「イオナ期待しているね」
「イオナ君頑張って……」
「イオナ、犯人を逮捕だ! 逮捕!」
「イオナ、あんた一人で大丈夫なの?」
みんなイオナ君の威勢のある、凛々しい言葉を聞き、泣き止むのを止めて、笑いながら彼に次から次へと労いの言葉や叱咤激励を告げていく。
でも私は彼、イオナ君の身の上が大変に心配で、更に自分の顔色を変えながら
「イオナ君、本当に大丈夫なの?」
私は桃の精霊さまのように穏やか、優しくなった彼の身を案じて告げた。
◇◇◇
私達が声を大にして泣き始めるとイオナ君が力強く。でも優しく、労りある心で私達に、自分が今日から翔子ちゃんを探すから心配するな。だからもうこれ以上は下を向き、泣くなと叱咤激励をしてくれたから。
私達は「うん」、「分かった」、「イオ」、「イオナ」、「イオナ君ありがとう」
そして「祥子ちゃんのことはお願いね」とみんな願いを込めつつ、彼を頼るのだ。
そう私自身も生まれて初めて異性を頼ることに違和感なく。
「イオナ君」
彼の名を、涙を浮かべつつ呟き、無言の嘆願をしてしまった。
でも彼は、こんな酷い精神状態の私達へと、この中学校の金髪碧眼の王子さまらしく。
「美月……。そしてお前等、俺に任せておけ」
と自分の胸を叩きつつ、満身の笑みを浮かべながら告げ、安心感を与えてくれた。
でも、その後彼は私達に大変に恐ろしい決意を告げてくる。
「俺は翔子も探すが犯人を見つけ、俺は殴り飛ばし捕まえて、警察に突き出してやる!」
そう、私達にまだ中学一年生の彼が、大人かもしれない犯人を見つけ、捕まえると恐ろしいことを告げたのだ。
「本当に?」
「イオ、ありがとう!」
「イオナ期待しているね」
「イオナ君頑張って……」
「イオナ、犯人を逮捕だ! 逮捕!」
「イオナ、あんた一人で大丈夫なの?」
みんなイオナ君の威勢のある、凛々しい言葉を聞き、泣き止むのを止めて、笑いながら彼に次から次へと労いの言葉や叱咤激励を告げていく。
でも私は彼、イオナ君の身の上が大変に心配で、更に自分の顔色を変えながら
「イオナ君、本当に大丈夫なの?」
私は桃の精霊さまのように穏やか、優しくなった彼の身を案じて告げた。
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