私と異国からきた水神さま

かず斉入道

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第83話 友人達の優しさ(3)

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「おはよう、遅くなって御免ね。二人共待った?」

 私と幸ちゃんの許へとついた芽衣ヤーイーちゃんは直ぐに謝罪をしてきた。

「うぅん、全然待っていないよ。ねぇ、美月ちゃん?」
「うん、大丈夫、芽衣ヤーイーちゃん。私も幸ちゃんも先ほどきたばかりだから全然待っていないよ。気にしないで」
「そうなんだ?」
「うん」

 芽衣ヤーイーちゃんが顔色を変え、朝の集合場所に遅れたからと謝罪をしてきたから私と幸ちゃんは気にしないでと頭と手を振る。

「お~い、三人共~! 待った~? 待った~? ごめんね~! ごめんよ~!」
「あぁ~、悪い、悪い、真田が何時まで経って来ないからマジで遅くなった~!」

 私と幸ちゃんの二人が芽衣ヤーイーちゃんに遅れてきたことに気にするなと手や頭を振っていると。アスマンちゃんと男子……。

 そう以前私の金髪の髪色したイオナ王子さまが中学校の女子達を悪の手先……。只今地元の町の女性達を恐怖に陥れている猟奇殺人犯から守ろう運動……と言うか?

 私達が通う中学校の男子達が学年の壁を越えて、年齢関係無しに中学校の女子達を守護しようから始まった自衛団なのだが。
 今は更に守護する年齢が拡大して、地元の小中高と年齢関係無しに女の子達の登下校を守護しようと男の子達が自衛団を組み、守ってくれている。その男子の一人で同じクラスの王 俊宇ジュンユー君がアスワンちゃんと仲良くこちらへと声をだしながら手を振りつつ向かってくる。

「仲いいね、あの二人……」
「うん、そうだね。なんか怪しいよね、芽衣ヤーイーちゃん?」
「うん、怪しい、怪しい。凄く怪しい。美月ちゃんもそう思うでしょう?」

 芽衣ヤーイーちゃんが苦笑を浮かべながら、私達の許へと駆け寄ってくるアスワンちゃんと王 俊宇ジュンユーを見ながら尋ねてきた。

 だけど私は芽衣ヤーイーちゃんが私へと二人のことで尋ねてきた意味が理解できないから。

「……ん? 何が?」と首を傾げ言葉を返した。


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