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出会い
目が合った!?
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俺を引き剥がしたのは先生でした。先生は俺の恋路?を何回邪魔したら気が済むの!!
「鈴森くんが困ってるでしょう~。やめなさい。」
ちぇっ、せっかく莉音くんとのイチャラブタイムに突入しようとしてたのにィ。
「それにしてもレイくんちゃんと来てたんですね~。えらいです。先生が飴ちゃんを上げましょう。」
頭を撫でるな!!!なぜ撫でる!?と叫んでやろうと思ったけどもう諦めます。
それにしても現在風紀委員の2人と派手な頭の人ら数人(おそらく攻略対象達)が言い争っています。
関わりたくないっす。ちょー逃げたいっす。でも逃げれない!!世の中って理不尽だ!!!
「レイくんあの人達って多分生徒会。」
「生徒会?」
「うん、それで攻略対象者たちだよ。」
やっぱりなー。
「なんで風紀委員と戦ってるんだろー。」
「レイくん知らないの?この学園で風紀と生徒会の仲の悪さって有名だよ。しょっちゅうあんな風に喧嘩してる。」
あーゲームでもそんな設定あったなー、とくに攻略対象に興味ないから忘れてた。
「それでさ、見てあの子。」
莉音くんは生徒会の人達の後ろにいる背の低い生徒を指さした。
「........主人公くんじゃん」
「やっぱそうだよね、これもゲームの初期イベなんだけどさ元々僕たち2人ってこのイベント出てないんだよね。」
「えっ、じゃあ俺達なんか変えちゃったってこと?」
「多分。」
えーそれじゃあ俺自分から片足突っ込んだってこと!?
なにそれ!?何がいけなかった!?遅刻したのに開き直ったから!?
「えっ、ど、どうするの?」
「どうもしなくていいんじゃない?別にこれから関わらなければいいだけだし?」
「そっそうだよね。」
でもなんだろこの嫌な予感、なんか得体の知れない不安感が襲ってくるんだけど。
そして先程からなんかすっごい視線を感じる、なんか主人公くんがいる方面からすっごい視線を感じるの!!
えーなにー、もうなんか自分からフラグ回収しに行ってんじゃん!!
「ねぇ主人公すごいこっち見てない?」
「やっぱ気のせいじゃないよね。」
莉音くんもその視線に気づいていたみたい。
俺は主人公くんの方をちらりと見てみる、その瞬間主人公くんの琥珀色の瞳と目が合った気がした。
気がしただけだから!きっと気のせいだから!!
「レ、レイくん!!何したの!?すんごい目輝かせてこっち見てんだけどぉ!?」
「知らない知らない、俺なんもしてない!」
そんなやり取りを莉音くんと繰り広げていたら、主人公くんがこちらに向かって歩いてくるのが見えた。
「えっ?こっち来てんだけど。」
じろりと莉音くんに睨まれる。
「だから俺なんもしてない!ちょっーとちょっーと目が合っただけだってば!」
「それじゃん!!!」
莉音くんからのナイスツッコミいただきやしたー。
「鈴森くんが困ってるでしょう~。やめなさい。」
ちぇっ、せっかく莉音くんとのイチャラブタイムに突入しようとしてたのにィ。
「それにしてもレイくんちゃんと来てたんですね~。えらいです。先生が飴ちゃんを上げましょう。」
頭を撫でるな!!!なぜ撫でる!?と叫んでやろうと思ったけどもう諦めます。
それにしても現在風紀委員の2人と派手な頭の人ら数人(おそらく攻略対象達)が言い争っています。
関わりたくないっす。ちょー逃げたいっす。でも逃げれない!!世の中って理不尽だ!!!
「レイくんあの人達って多分生徒会。」
「生徒会?」
「うん、それで攻略対象者たちだよ。」
やっぱりなー。
「なんで風紀委員と戦ってるんだろー。」
「レイくん知らないの?この学園で風紀と生徒会の仲の悪さって有名だよ。しょっちゅうあんな風に喧嘩してる。」
あーゲームでもそんな設定あったなー、とくに攻略対象に興味ないから忘れてた。
「それでさ、見てあの子。」
莉音くんは生徒会の人達の後ろにいる背の低い生徒を指さした。
「........主人公くんじゃん」
「やっぱそうだよね、これもゲームの初期イベなんだけどさ元々僕たち2人ってこのイベント出てないんだよね。」
「えっ、じゃあ俺達なんか変えちゃったってこと?」
「多分。」
えーそれじゃあ俺自分から片足突っ込んだってこと!?
なにそれ!?何がいけなかった!?遅刻したのに開き直ったから!?
「えっ、ど、どうするの?」
「どうもしなくていいんじゃない?別にこれから関わらなければいいだけだし?」
「そっそうだよね。」
でもなんだろこの嫌な予感、なんか得体の知れない不安感が襲ってくるんだけど。
そして先程からなんかすっごい視線を感じる、なんか主人公くんがいる方面からすっごい視線を感じるの!!
えーなにー、もうなんか自分からフラグ回収しに行ってんじゃん!!
「ねぇ主人公すごいこっち見てない?」
「やっぱ気のせいじゃないよね。」
莉音くんもその視線に気づいていたみたい。
俺は主人公くんの方をちらりと見てみる、その瞬間主人公くんの琥珀色の瞳と目が合った気がした。
気がしただけだから!きっと気のせいだから!!
「レ、レイくん!!何したの!?すんごい目輝かせてこっち見てんだけどぉ!?」
「知らない知らない、俺なんもしてない!」
そんなやり取りを莉音くんと繰り広げていたら、主人公くんがこちらに向かって歩いてくるのが見えた。
「えっ?こっち来てんだけど。」
じろりと莉音くんに睨まれる。
「だから俺なんもしてない!ちょっーとちょっーと目が合っただけだってば!」
「それじゃん!!!」
莉音くんからのナイスツッコミいただきやしたー。
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