お助けキャラの俺は、今日も元気に私欲に走ります。

ゼロ

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出会い

心臓が止まるかと.....

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「うるっさい!!!!」

莉音くんが俺の声に負けないくらい大きい声で叫んだ。

「あっ、ごめん.....」

莉音くんはまだ寝ぼけているのか、こちら見てをボッーと見ている。聞こえてないのかな?莉音くんの顔の前で手をヒラヒラとふる。

10秒間くらい莉音くんと呼びかけながら手を振っていると、莉音くんはハッとしたような顔をして目を見開いた。

おっ、起きた~。

呑気なことを考えていると莉音くんに肩を強く掴まれた。

「大丈夫なの!?急に倒れて!!」

「んぁー?大丈夫だと思うけど.....」

「ホントに!?ホントのホント!?」

「う、うん.....」

莉音くんは俺の肩をブンブン揺さぶりながら、鬼気迫る様子で詰め寄ってきた。

揺すらないで酔うからぁ。俺の顔色が悪くなっていくのを見て莉音くんはすぐに手を離してくれた。

「はぁー、よかったぁー、このまま死んじゃうんじゃないかと思ったじゃん。」

「お、大袈裟だよ。」

「大袈裟じゃないから!!2日間も眠ってたんだからね?どんだけ心配したと思ってんの....」

確かに莉音くんの目の下には隈がくっきりとあった。
てか2日も眠ってのか........。いやー、一気にあんなに人と接したら疲れもするよ。多分2日眠ってたのは精神的な疲れからくるものだと思う。

「心配かけてごめんね?」

心配されてるのがムズ痒くてつついつい疑問形になってしまう。

「はぁ、なんで疑問形なの?意味わかんない。」

莉音くんは呆れたように言う。そのあとは何だか会話が続かなくて、すぐに自分の部屋に戻った。

部屋に戻る前、莉音くんが毎日寝ているベットを存分に楽しもうとしたけど莉音くんに引き剥がされたので全然味わえなかった。

うぅ、無念だ。







おはよう。こんにちは。そしてこんばんは。レイくん復活したよ!イェイ☆

とまぁおふざけはここまでにして、あの後莉音くんの部屋から帰って一眠りして2、3日ぶりの学校です。

なんかドキドキするんだよなぁ。だって俺空気読まずに倒れちゃったからさぁ、なんか緊張するよね。

ガラガラ

「おはようございまーす。」

緊張しながらドアを開けた

「レイくん!!目が覚めたんですね~。体に異常はないですかっ!!」

先生が勢いよく飛び出して俺の体をペタペタ触る。それ!社会に出たらセクハラだから!誰にでもそんなことしてたらいつか訴えられるよ!!

「んー、多分大丈夫です。」

俺はイヤイヤという態度で先生から離れた。

「多分?病院は行ってないんですか?」

「行ってないですよ。昨日目が覚めてそのまま来ました。」

「病院にはちゃんと行った方がいいです!!何かあったらどうするんですか!?」

「先生は大袈裟だなぁ。ちょっと疲れてただけですから。」

いつも使用している個室に入り先生との話を無理やり切上げた。誰かに心配されたりするのって苦手なんだよなぁ。

そんな事を考えながらいつものように自習学習を始めようとした。

バン!!!

音がした方を振り返ると莉音くんがいた。

「莉音くん授業は?大丈夫なの?」

「ここで僕も勉強する!!」

???

「急にどおしたの?」

「だから!!僕も保健室登校になる!!」

とりあえず話を聞こう。

「理由は?どうしてここで勉強することになったの?」

俺が聞くと莉音くんはバツが悪そな顔をした。

「うぅ....それは........」

「?」

莉音くんの返事を待つ、莉音くんは恥ずかしそうに下を向きながらボソボソと喋った。

「莉音くんなんて?」

「うぅ....友達が初めてできて.......えっと.....それでレイくんと一緒にいる楽しさを知ったら...教室に1人でいるのが....辛くなっちゃったのぉ....」

グハッ!!えー!?なにそれ!!!かわいs@!”?&;&;):;\”&...............おっと危ない危ない。

マジで死にそうになった。やばいこれはちょっと鼻血が止まらん。

「先生ぇー!!鼻血がぁ!!」

「は~い?ってどうしたんですかぁ!?」

俺の鼻血大量噴出のせいで保健室内がプチパニックになった。
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