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皇太子との顔合わせ①
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あれから1年が過ぎ私は6歳の誕生日を迎えた。公爵家の娘という事もあり、家では盛大なパーティーが開かれる事になった。
「嫌だなぁ…」
この日私は朝から皇太子との顔合わせをする事になっていた。
「お嬢様?どうかされましたか?」
「ぁ、いいえ!なんでもないわ」
心の声が出てしまっていたらしい。
「えぇと…リリア、皇太子ってどんなお方なの?」
この侍女1の名前は【リリア】と言うらしい。
侍女2が【ルーシェ】侍女3が【イーリン】だと言う。
「うーん・・・そうですねぇ・・・。私も実際に拝見した事は無いのですが、噂では物凄い美男子で我がディアント帝国の若き太陽と呼ばれているみたいですよ」
そりゃそうだろう・・・あのゲームで人気1位のキャラだったみたいだし。
「・・・そうなの、会ってみるのが楽しみだわ♪」
本当はこれっぽっちも楽しみでは無いのだがそんな事言う訳にはいかない・・・。
(はぁ、パーティーだけでも憂鬱なのに・・・。)
でも相手はこの国の皇太子、自分の我儘で予定を変える訳にはいかない。
「さ、お嬢様!御用意が出来ましたよ♪今日も一段とお美しいですわ♡」
「そ、そう?ありがとうリリィ」
「こんなに美しいんですから、きっと殿下も一目惚れするに違いないですわ!!!」
「・・・褒めすぎよルーシェ、私なんて殿下から見たら他の令嬢と変わりないわ」
「そんなことは~…」とリリィとルーシェが言っている間に部屋の準備をしていたイーリンが戻ってきた。
「お嬢様、お部屋の準備が出来ました。殿下が既にお部屋でお待ちです。」
「わかったわ、ありがとうイーリン。準備も終わったし直ぐに伺うわ」
「かしこまりました。では直ぐに案内致しますわ。今日のお嬢様はいつも以上に美しいですし、殿下も気に入って頂けますわ!」
「ァ、アハハ…そうかしら…」
確かに今日のシルヴィアは美しい…でも私は皇太子妃になんてなりたくないし気に入られない方が良いわ…。
「さ、お嬢様行きましょう!」
「えぇ…」
(皇太子の目につかなければいいけど…。)
そんな事を考えながら私は殿下の待つ部屋へ向かった。
「嫌だなぁ…」
この日私は朝から皇太子との顔合わせをする事になっていた。
「お嬢様?どうかされましたか?」
「ぁ、いいえ!なんでもないわ」
心の声が出てしまっていたらしい。
「えぇと…リリア、皇太子ってどんなお方なの?」
この侍女1の名前は【リリア】と言うらしい。
侍女2が【ルーシェ】侍女3が【イーリン】だと言う。
「うーん・・・そうですねぇ・・・。私も実際に拝見した事は無いのですが、噂では物凄い美男子で我がディアント帝国の若き太陽と呼ばれているみたいですよ」
そりゃそうだろう・・・あのゲームで人気1位のキャラだったみたいだし。
「・・・そうなの、会ってみるのが楽しみだわ♪」
本当はこれっぽっちも楽しみでは無いのだがそんな事言う訳にはいかない・・・。
(はぁ、パーティーだけでも憂鬱なのに・・・。)
でも相手はこの国の皇太子、自分の我儘で予定を変える訳にはいかない。
「さ、お嬢様!御用意が出来ましたよ♪今日も一段とお美しいですわ♡」
「そ、そう?ありがとうリリィ」
「こんなに美しいんですから、きっと殿下も一目惚れするに違いないですわ!!!」
「・・・褒めすぎよルーシェ、私なんて殿下から見たら他の令嬢と変わりないわ」
「そんなことは~…」とリリィとルーシェが言っている間に部屋の準備をしていたイーリンが戻ってきた。
「お嬢様、お部屋の準備が出来ました。殿下が既にお部屋でお待ちです。」
「わかったわ、ありがとうイーリン。準備も終わったし直ぐに伺うわ」
「かしこまりました。では直ぐに案内致しますわ。今日のお嬢様はいつも以上に美しいですし、殿下も気に入って頂けますわ!」
「ァ、アハハ…そうかしら…」
確かに今日のシルヴィアは美しい…でも私は皇太子妃になんてなりたくないし気に入られない方が良いわ…。
「さ、お嬢様行きましょう!」
「えぇ…」
(皇太子の目につかなければいいけど…。)
そんな事を考えながら私は殿下の待つ部屋へ向かった。
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