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6話※※夜の秘め事 3
しおりを挟む安心させるように頭を撫でるメディトーク。
優しい手つきに目を細めて擦り寄ると、優しく抱きしめられた。
素肌が触れ合い安心感が満たしていく。
誰を選ぶとか、いまの芽依には頭に無かった。
大事な、大切な家族に触れられ鳴かされ体が痙攣するが、どこまでも幸せだった。
今も優しく撫でるメディトークを横目で見る。
毎回メディトークには流されるままに翻弄される。待ってと言っても待ってくれない。
でも、口ではどうこう言っても芽依はこの与えられる気持ちが、感触がどこまでも好きなのだ。
グッ……と中に入ってくるメディトーク自身に体がしなった。
先程見た凶悪なヤツが芽依に押し入ってくる。
あの大きさなのに、執拗いくらいに溶かされたからだろう。一切の痛みがない。
圧迫感と、じわじわ迫り上がる快感に戸惑う。
「あっ……うぅ……んっ……まって、ゆっくり……ね……あっあっ……大っきいってば……」
「そりゃ……褒め言葉だな」
汗を流しながら、体を捻って必死に息を吐き出す芽依を見下ろすメディトーク。
腰を両手で掴むメディトークは片手を離してゆっくりと突起に触れた。
「あぁ!! やっ…… だめぇ! 今触っちゃ……ああぁ!!」
「くっ……クッソ……すげぇ……」
メディトーク自身を包み込みうねる中に翻弄される。
まだ半分程しか入ってねぇのに、無理やり奥まで突き刺してやりてぇ……と呟くが、芽依には届いていなかった。
刺激が強すぎる。中と外から溢れるほどの刺激に芽依の体が跳ねた。
涙を流して声を上げる芽依に、上半身を倒して涙をキスで奪うメディトーク。
その体の動きにメディトークは更に進んでいき、芽依の中が圧迫される。
ギチギチに隙間なく入っていく大きな熱い塊に息を吐き出した。
お腹が苦しいのに、胸に幸せが広がる。
「……大丈夫か?」
「苦しい……のに……あ……気持ちい……」
「はっ……そっか……なぁ、 メイ」
「…………ん、んぁ……は……な、に?」
「アイツらも……お前に触れたがってる。誰か一人とお前が思ってるのはわかってるけど……嫌じゃないなら……拒絶はすんな」
先に手を出した俺が言えることじゃねぇけど……と笑うメディトークに3人の顔が浮かぶ。
誰が1番じゃない。みんなが1番。
だからこそ、メディトークと体を重ねて、今言われた言葉に笑う。
動かないでそのまま体を重ねて抱きしめてくるメディトークの背中に手を回した。
心地よい痺れに身を委ねていると、横目で芽依を見ていたメディトークがゆっくりと動き出した。
ゆる……ゆる……と腰を揺らし芽依の中を擦っていく。
ズリ……と中を抉られるような感覚に、痺れる快感。
メディトークの背に回している手に力が入った。
「はっ……メディ……さ……私……皆が……好き……ねぇ、メディさんを……否定出来ないの……と、あ!……一緒で……アッアッ……ふ……ん…………皆を受け入れる……ぁっ……選択しか……っでき! ……なっ……あぁ!」
ギュッ……と強く抱き着く芽依の横に肘を着いているメディトークは、芽依の頭を撫でる。
「はっ……あっ……もっと……撫で……て……」
「ああ…………お前はそういうヤツだよなぁ」
さらっ……と頭を撫で額に口付けする。
見つめあって、ゆっくりと唇を重ねた。
舌を絡めて優しく吸われて、芽依は心地よい気持ち良さに身を任せていると、急にスピードが上がったメディトークの動きに爪を立てた。
「んんっ!? ……んっんんっ……! んーーー!!」
唇は塞がれている。
唯一自由にできる手はメディトークの背中を引っ掻き、足が動きに合わせてユラユラと揺れる。
少しずつピンッ! と力が入る足をメディトークが抱えてグッ……と更に中に入ってきた。
「やぁ!! 」
唇が離れて悲鳴が上がる。
グリっ……と抉られる最奥に芽依の背が反ったが、片足はそのまま掴まれ大きく開いた足の間をガンガンと揺さぶるメディトークに芽依の悲鳴が止まらなかった。
芽依の体が動き胸が揺れ、その姿をメディトークが上気した顔で見てるのをうっすらと開いた目で捉えた芽依はさらに快感を強くさせた。
くっ……と笑い喘ぐ芽依を見つめるメディトークは、たまに深く息を吐き出す。
「やっ……やぁ! 激し……も、あぁ! まってぇ……」
「っ、……まてねぇ」
眉をひそめて更に動くメディトークは足から手を離して腰を掴み体を持ち上げる。
完全にベッドから腰が浮き、メディトークの腹部に当たってパンッパンッ……と肌を打つ音が鳴るのを芽依の悲鳴と一緒に聞き、思わず笑い声が漏れた。
やっと、手に入れた。
家族のもの。 大切なもの。
芽依はメディトーク達を自分のものと言うが、メディトーク達からしたら、大事に大事に囲い守る存在。
自らの下で与えられる快楽に溶かされ、甘美な体を差し出す芽依を蕩ける笑みで見る。
悲鳴に似た嬌声に、揺れる体、メディトークの腰を掴む腕を必死に掴む事で胸が寄せられた。
フル……と震える胸に顔を近付け、口に含むと、背がしなる。
そして、そのまま感じる奥を何度も何度も突いた。
「やあああぁぁあ! やっ! あぁん! ……まっ……まって……もぅ……」
「はっ……はぁ……、わりっ……無理だっ!」
「だめっ……だめだめだめだめ……やぁぁぁあ! イッちゃうぅぅ……はっ……あぁ! やっ……あっ……」
芽依の中に熱いものが放たれた。
ジワっ……と腹部に熱が広がりくたりと体から力が抜けた芽依の上にメディトークが乗る。
ギュッ……と抱きしめられはぁはぁ……と2人の息遣いが響く。
だるい体を動かす気がなく、上にいるメディトークをギュッと抱きしめた。
まだ中にいるメディトークの温もりにじわりと快感を拾いあげながらも荒い息をなんとか落ち着かせる。
疲れたよ……と漏れる芽依の声に思わず笑ったメディトークの振動に、まだ中にいる熱の塊が芽依の内側を緩く擦った。
芽依はピクッ……と反応して小さく声をこぼしてしまい、メディトークの肩に顔を押し付ける。
それに体力があるメディトークが反応しない訳がなくて。
中にいるメディトークの体積が増えて、芽依は動きを止めた。
あの凶悪な見た目のヤツが、芽依をえぐっていたヤツが、何やら動き出してはいないかと恐る恐るメディトークを見た。
目を伏せて息を吐き出すメディトークは口端を持ち上げ、腕を伸ばして芽依を見下ろした。
いやに、満面の笑顔に顔をひきつらせる。
「あっ……ね? ちょっと落ち着こうか……?」
「何がだよ」
「まって……ね、あっ……やだ……揺らさないで……ねぇ……もう落ち着こ……あぁ! やっ……もう無理なのっ!」
「あ? これで終わるわけないだろ」
「嘘でしょ? いっぱいやった……あっ! やっ……はっ……あぁ!!」
またユラユラと腰を揺らしなが、笑うメディトークに悪魔かな?! と憎まれ口すら叩けない。
既に溶かされた体は新しい刺激にすぐさまガクガクと痙攣しだす素直な芽依を愛おしそうに見つめてくる。
それでも体を捻り上半身をうつ伏せにして逃げ出す芽依をわざと逃がしたメディトークは楽しそうに眺めていた。
ベッドから出ようと震える体を動かす芽依を、唇を舐めて見る。
獲物を狙うメディトークからは逃げられないのだ。
後ろから腰を掴まれて四つん這いの芽依に覆い被さってきた男の体にビクリと震えた。
そして、艶めかしくも響く低い声が芽依の鼓膜を揺さぶってくる。
「あっ……」
「後ろからが希望か?」
「ちが……あっ! あぁぁぅ…………」
ズっ……と入り込む熱い塊に芽依の腕から力が抜けて上半身がベシャリと潰れた。
おしりを突き出した状態で腰を掴まれ、体を揺さぶられる。
後ろから回る手が胸を撫で飾りをコロコロと弄び、絶え間なく生み出される更なる快感に翻弄される。
耐えきれないと首を横に振るが背中に何度も唇を当てられ全く聞いてくれない意地悪な蟻は楽しくて仕方がないようだ。
「やっ……メディさ……やぁん! やっ! やぁぁぁあ! もっ気持ちい……あっ! だめぇ! イクッ!やっ!」
「早ぇだろ……まだイクな」
「むりっ……あぁ! やっぁ! あっぁっ……」
ギュッ……とメディトークを締め付け、後ろから呻き声が聞こえる。
シーツを握って必死に与えられる快楽を受け止める芽依を抱きしめて、我慢したメディトークは小さく笑った。
「…………まだだ」
「うそっ……だめっ……もう、おねぁ……あぁ!! 許し……てぇ……あっ……ぁっ……」
容赦ない攻めは止まらず芽依の体を揺さぶる。
泣きながら嬌声を上げる芽依を恍惚とした顔で見ながら様々な体勢に変えて芽依を攻めるメディトークは止まることを知らず明け方まで続いた。
意識を飛ばした芽依の体を眺める。
沢山の印を付けられ、足の間からは止まらないほどの愛液と白濁を吐き出し、まだメディトークの体を熱くさせた。
メディトークも数十年……いや数百年か、この行為はしていなかった。
しなくても平気だったのに、愛おしい人を見つけたメディトークはタガが外れたように芽依を求めた。
ぐったりと体の力を抜いて意識がない芽依を見て、メディトークは手を伸ばしやわやわと胸を触る。
スリ……スリ……と飾りを優しく触れるか触れないか分からないほどに撫でる。
ピクッ……と体が揺れ、口から熱い息が出るのを見た。
そっと濡れた入口をなで、人差し指を差し込むと、あっ……と小さく声が聞こえる。
指先が芽依を翻弄した。
1箇所を重点的にいじめ抜き、さらに優しく周りを撫でる。
奥に進んで至る所を撫でて押してグリっ……と回して……。
何度も果てた芽依の体を、優しく細めた眼差しで見ながら抱き締めて明るくなってきた空を見た。
「……足んねぇ」
意識の無い芽依を抱き込んで、短い睡眠を摂ることにしたメディトーク。
やっと身も心も繋がったと満足感ともっと触れたいという欲求を抱えながら。
「………………今夜も食えっかなぁ……」
そんな呟きは誰の耳にも届かず空気に消えた。
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