52 / 57
第二部 第四章 カスガイくんは、旅行の準備を一緒にしたい
4-6 はい、深呼吸! すーはー、って、ぼくしかやってない!
しおりを挟む
「んー、おもしろかったねー! ショッピングって自分が買わなくても楽しめるからすごいよねー! コスパ最高だよねー!」
「そうだね。マチネたちに当初の予定をぶち壊されたり引っかき回されたりしなかったらもっとナチュラルかつスムーズに楽しめたと思うんだけど、あえてそれは口に出さず心の中にしまっておくことにするよ」
「ひゅー! ユラくんってば、おっとなー! そうそう、人生って何が起こるかわからないってところが一番の醍醐味だよねー!」
ユラの嫌味も、なんのその。たっぷり一時間はしゃべりっぱなしだったマチネは、少しの疲れも感じさせないピカピカな笑顔を振りまく。ユラの評価は厳しいが、イリス的にはマチネと一緒のショッピングは実に充実した楽しい時間になった。スタッフとの掛け合いで笑わせてくれたり、イリスとユラだけでは見落としていた部分にさっと気づいてフォローしてくれたりと、そのさりげない気遣いに感心するばかりだ。
(やっぱりマチネさんはいい人! 信じても大丈夫!)
複数の店を回って短期間の旅行に必要な最低限の買い物を終わらせたころには、イリスのマチネへの評価は爆上がりしていた。今回も荷物は全部まとめて配送してもらったので、体も心も身軽な状態でモールの通路を進む。
「でも残念なのは、肝心のリュックがいまいちピンとこなかったってことかなー! 悪くはないよ! 悪くはなかったんだけども!」
「それね。ちょっと無難すぎるデザインだったから、もうちょっとこう……イリスにぴったりばっちりしっくり合うような、最高にかわいいものがあればよかったんだけどね。いや、イリスはなんでも似合うんだけど、その似合うものの中でもベストオブベストを選びたいっていうかさ」
温度差があるように思えた勇者組だが、リュックについての見解は一致しているようだ。ちなみにイリスは基本的に推し以外のことは割とどうでもいいオタクなので、ユラが決めたものなら風呂敷だろうがなんだろうが背負うつもりでいる。
「ソワレからもまだ連絡こないし、イリスくんさえ疲れてなければ、このままもうちょっとほかのお店を見に行こうよー! リュックを見つけるまでは帰れまてんだよーって、あ、待って! あれ、あれ! なにやってるんだろう?」
手首に巻かれたウェアラブルウォッチのようなものを確認していたマチネが、そのまま勢いよく腕を伸ばし、進行方向の延長線上にある一角を指差した。おそらく普段なら休憩用に使われているだろう広いスペースに、活気づいた人々が集まっている。
「んー? なになに? 『かわいい子には旅をさせろフェア』?」
近づくにつれ、だんだんとその謎の集団の全貌が明らかになってきた。どうやら旅行代理店やスポーツショップが主催するイベントが行われているらしい。鮮やかな旗やポスターに飾られたブースが並んでいて、そこでは輪投げやシュートチャレンジといった体を使うミニゲームが楽しめるようだ。あちこちで歓声や笑い声が上がり、景品を手にして顔をほころばせる人々の姿が目に入る。
「へー、なんか楽しそう! あ、あれ見て見て! ちょうどいいリュックがあるよ! あれ、かわいくない?」
マチネに手を引っ張られてたどり着いたコーナーには、すべてのゲームの景品と思われる品々がずらりと並んでいる。『かわいい子には旅をさせろフェア』という名称のとおり、子ども向けの旅行グッズがほとんどだ。その中に、確かにイリスでも楽に背負えそうなサイズのリュックがあった。丸みを帯びた淡いピンク色の本体から小さな白い羽がちょこんと生えているデザインが、なんとも愛らしい。
「『天使のリュック』だって! 羽が簡易模倣具になっていて、ぴょこぴょこ動かせるみたい! うわわわ、絶対かわいい! イリスくんにめちゃくちゃ似合うよ! ね、ユラくん!」
「当然でしょ、イリスだったらなんでも似合うよ。でも確かにかわいい。これつけたイリス見たすぎてしんどい無理」
肝心のイリスを置き去りにして、顔の良すぎる勇者たちが真剣に相談している。繰り返しになるがイリス自身は自分の持ち物に対して特に思うところはない。だが「推しが喜んでくれるなら何でもやる!」という熱意だけはたっぷりあるので、どう転んでもすぐさま対処できるように、おとなしく成り行きを見守ることにする。
「ね、ね、やってみよ! これゲットしよ! ユラくんが!」
「俺なの? まあ、言われなくても参加する気満々だったけど。でも、それにしたってマチネはなんでもかんでも俺に任せっぱなしじゃない? 俺は年下だけど、メモリアコードでは俺のほうが先輩なんだよ?」
「あー、ごめんなさいユラせんぱーい! ぼくばっかり育っちゃったから、せんぱいのことどうしても子どもみたいに思っちゃってついついつい!」
「言っとくけど俺の身長は普通サイズだから。俺の周りが異常にニョキニョキニョキニョキしてるだけだからっ」
ムキになって反論するユラは貴重なので、イリスはここぞとばかりに目をカッと見開いた。身長にコンプレックスを抱いているユラがかわいすぎてつらいのもあるが、それ以上に年相応の幼い姿がたまらない。
(なんだかんだ言って、二人はちゃんと友達っぽいんだよな)
さっきからどうにもユラからマチネへの当たりが強いと思っていたが、この様子を見るかぎり普通に仲は良さそうだ。推しの交友関係が良好なのは、素直にうれしい。微笑ましいやり取りに頬を緩めたイリスだったが、ふと景品棚の中にそれを見つけて、思わず「ひゃっ!」と、声を上げてしまった。
「どうしたの、イリス?」
「マ――ユラさん、あれ、あれ……!」
イリスが指をさした先には、天使のリュックから少し離れたところに展示されている黒い物体がある。形と大きさからみれば、おそらくあれも子ども用のリュックだろう。けれど、デザインのコンセプトとなっているものが明らかに別次元だった。
真っ黒な本体から伸びる、左右四本ずつの紫色の触手。吸盤の形がデフォルメされているのでかろうじて生々しさこそないが、それはどうみてもタコの足だった。
「あれって……、えっと『悪魔のリュック』? え? 悪魔っていったら普通はコウモリの羽じゃないの? なんでタコなの? どうしてリュックからタコの足が生えてるの? ちょっと個性が強すぎない? どこらへんの需要を見込んでるの? ――って、変わったデザインでびっくりしちゃったよね、イリスくん。だいじょうぶ?」
さすがのマチネも戸惑いを隠せない様子だったが、そんな状態でもイリスへの気遣いは忘れない。隣にしゃがみこんで心配そうに顔を覗き込んでくるが、イリスは俯いたまま肩をぷるぷると震わせ――そして。
「かわいいです、めちゃくちゃかわいいです! おばあちゃんをおんぶしてるみたいでサイコーです!」
「ええ?」
「ね、かわいいよね! あれ、すっごくかわいいよね! 絶対欲しい! イリスに背負ってほしい!」
「えええ?」
イリスは同じようなテンションではしゃぐユラとがっつり両手を取り合うと、その場でくるくる回り出す。そんな二人を見て「え? え?」と、まるでごくごく普通の常識人のようにマチネが慌てふためいた。
「え、あれだよ? ホントに? あっ、ひょっとしてブレンゼルさんの面影とか見てる? 待って待って、ちょっと正気になろうよ! はい、深呼吸! すーはー、って、ぼくしかやってない! ねーねー、タコの足がリュックから生えてるって普通に考えたら怖くない? しかもこれも簡易模倣具だから、自由にニョロニョロ動かせるらしいよ? 怖くない?」
どうやら周りが異常事態に陥ると自分が冷静になるタイプらしい。必死でこちらをなだめにかかるマチネをよそに、イリスとユラは二人だけの世界を作りながらどんどん話を先に進めていく。
「これ、ボール投げの景品みたいです!」
「俺にかかれば楽勝だね!」
「でも難易度『極悪』って書いてあります!」
「ちっちっちっちっ! 俺を誰だと思ってるんですか、イリスさん? 余裕ぶち抜きでクリアしてやりますよ!」
そう言うと、世界最強の勇者はショッピングモールの中心で予告ホームランのごとく天井を指さすのであった。
「そうだね。マチネたちに当初の予定をぶち壊されたり引っかき回されたりしなかったらもっとナチュラルかつスムーズに楽しめたと思うんだけど、あえてそれは口に出さず心の中にしまっておくことにするよ」
「ひゅー! ユラくんってば、おっとなー! そうそう、人生って何が起こるかわからないってところが一番の醍醐味だよねー!」
ユラの嫌味も、なんのその。たっぷり一時間はしゃべりっぱなしだったマチネは、少しの疲れも感じさせないピカピカな笑顔を振りまく。ユラの評価は厳しいが、イリス的にはマチネと一緒のショッピングは実に充実した楽しい時間になった。スタッフとの掛け合いで笑わせてくれたり、イリスとユラだけでは見落としていた部分にさっと気づいてフォローしてくれたりと、そのさりげない気遣いに感心するばかりだ。
(やっぱりマチネさんはいい人! 信じても大丈夫!)
複数の店を回って短期間の旅行に必要な最低限の買い物を終わらせたころには、イリスのマチネへの評価は爆上がりしていた。今回も荷物は全部まとめて配送してもらったので、体も心も身軽な状態でモールの通路を進む。
「でも残念なのは、肝心のリュックがいまいちピンとこなかったってことかなー! 悪くはないよ! 悪くはなかったんだけども!」
「それね。ちょっと無難すぎるデザインだったから、もうちょっとこう……イリスにぴったりばっちりしっくり合うような、最高にかわいいものがあればよかったんだけどね。いや、イリスはなんでも似合うんだけど、その似合うものの中でもベストオブベストを選びたいっていうかさ」
温度差があるように思えた勇者組だが、リュックについての見解は一致しているようだ。ちなみにイリスは基本的に推し以外のことは割とどうでもいいオタクなので、ユラが決めたものなら風呂敷だろうがなんだろうが背負うつもりでいる。
「ソワレからもまだ連絡こないし、イリスくんさえ疲れてなければ、このままもうちょっとほかのお店を見に行こうよー! リュックを見つけるまでは帰れまてんだよーって、あ、待って! あれ、あれ! なにやってるんだろう?」
手首に巻かれたウェアラブルウォッチのようなものを確認していたマチネが、そのまま勢いよく腕を伸ばし、進行方向の延長線上にある一角を指差した。おそらく普段なら休憩用に使われているだろう広いスペースに、活気づいた人々が集まっている。
「んー? なになに? 『かわいい子には旅をさせろフェア』?」
近づくにつれ、だんだんとその謎の集団の全貌が明らかになってきた。どうやら旅行代理店やスポーツショップが主催するイベントが行われているらしい。鮮やかな旗やポスターに飾られたブースが並んでいて、そこでは輪投げやシュートチャレンジといった体を使うミニゲームが楽しめるようだ。あちこちで歓声や笑い声が上がり、景品を手にして顔をほころばせる人々の姿が目に入る。
「へー、なんか楽しそう! あ、あれ見て見て! ちょうどいいリュックがあるよ! あれ、かわいくない?」
マチネに手を引っ張られてたどり着いたコーナーには、すべてのゲームの景品と思われる品々がずらりと並んでいる。『かわいい子には旅をさせろフェア』という名称のとおり、子ども向けの旅行グッズがほとんどだ。その中に、確かにイリスでも楽に背負えそうなサイズのリュックがあった。丸みを帯びた淡いピンク色の本体から小さな白い羽がちょこんと生えているデザインが、なんとも愛らしい。
「『天使のリュック』だって! 羽が簡易模倣具になっていて、ぴょこぴょこ動かせるみたい! うわわわ、絶対かわいい! イリスくんにめちゃくちゃ似合うよ! ね、ユラくん!」
「当然でしょ、イリスだったらなんでも似合うよ。でも確かにかわいい。これつけたイリス見たすぎてしんどい無理」
肝心のイリスを置き去りにして、顔の良すぎる勇者たちが真剣に相談している。繰り返しになるがイリス自身は自分の持ち物に対して特に思うところはない。だが「推しが喜んでくれるなら何でもやる!」という熱意だけはたっぷりあるので、どう転んでもすぐさま対処できるように、おとなしく成り行きを見守ることにする。
「ね、ね、やってみよ! これゲットしよ! ユラくんが!」
「俺なの? まあ、言われなくても参加する気満々だったけど。でも、それにしたってマチネはなんでもかんでも俺に任せっぱなしじゃない? 俺は年下だけど、メモリアコードでは俺のほうが先輩なんだよ?」
「あー、ごめんなさいユラせんぱーい! ぼくばっかり育っちゃったから、せんぱいのことどうしても子どもみたいに思っちゃってついついつい!」
「言っとくけど俺の身長は普通サイズだから。俺の周りが異常にニョキニョキニョキニョキしてるだけだからっ」
ムキになって反論するユラは貴重なので、イリスはここぞとばかりに目をカッと見開いた。身長にコンプレックスを抱いているユラがかわいすぎてつらいのもあるが、それ以上に年相応の幼い姿がたまらない。
(なんだかんだ言って、二人はちゃんと友達っぽいんだよな)
さっきからどうにもユラからマチネへの当たりが強いと思っていたが、この様子を見るかぎり普通に仲は良さそうだ。推しの交友関係が良好なのは、素直にうれしい。微笑ましいやり取りに頬を緩めたイリスだったが、ふと景品棚の中にそれを見つけて、思わず「ひゃっ!」と、声を上げてしまった。
「どうしたの、イリス?」
「マ――ユラさん、あれ、あれ……!」
イリスが指をさした先には、天使のリュックから少し離れたところに展示されている黒い物体がある。形と大きさからみれば、おそらくあれも子ども用のリュックだろう。けれど、デザインのコンセプトとなっているものが明らかに別次元だった。
真っ黒な本体から伸びる、左右四本ずつの紫色の触手。吸盤の形がデフォルメされているのでかろうじて生々しさこそないが、それはどうみてもタコの足だった。
「あれって……、えっと『悪魔のリュック』? え? 悪魔っていったら普通はコウモリの羽じゃないの? なんでタコなの? どうしてリュックからタコの足が生えてるの? ちょっと個性が強すぎない? どこらへんの需要を見込んでるの? ――って、変わったデザインでびっくりしちゃったよね、イリスくん。だいじょうぶ?」
さすがのマチネも戸惑いを隠せない様子だったが、そんな状態でもイリスへの気遣いは忘れない。隣にしゃがみこんで心配そうに顔を覗き込んでくるが、イリスは俯いたまま肩をぷるぷると震わせ――そして。
「かわいいです、めちゃくちゃかわいいです! おばあちゃんをおんぶしてるみたいでサイコーです!」
「ええ?」
「ね、かわいいよね! あれ、すっごくかわいいよね! 絶対欲しい! イリスに背負ってほしい!」
「えええ?」
イリスは同じようなテンションではしゃぐユラとがっつり両手を取り合うと、その場でくるくる回り出す。そんな二人を見て「え? え?」と、まるでごくごく普通の常識人のようにマチネが慌てふためいた。
「え、あれだよ? ホントに? あっ、ひょっとしてブレンゼルさんの面影とか見てる? 待って待って、ちょっと正気になろうよ! はい、深呼吸! すーはー、って、ぼくしかやってない! ねーねー、タコの足がリュックから生えてるって普通に考えたら怖くない? しかもこれも簡易模倣具だから、自由にニョロニョロ動かせるらしいよ? 怖くない?」
どうやら周りが異常事態に陥ると自分が冷静になるタイプらしい。必死でこちらをなだめにかかるマチネをよそに、イリスとユラは二人だけの世界を作りながらどんどん話を先に進めていく。
「これ、ボール投げの景品みたいです!」
「俺にかかれば楽勝だね!」
「でも難易度『極悪』って書いてあります!」
「ちっちっちっちっ! 俺を誰だと思ってるんですか、イリスさん? 余裕ぶち抜きでクリアしてやりますよ!」
そう言うと、世界最強の勇者はショッピングモールの中心で予告ホームランのごとく天井を指さすのであった。
20
あなたにおすすめの小説
封印されていたおじさん、500年後の世界で無双する
鶴井こう
ファンタジー
「魔王を押さえつけている今のうちに、俺ごとやれ!」と自ら犠牲になり、自分ごと魔王を封印した英雄ゼノン・ウェンライト。
突然目が覚めたと思ったら五百年後の世界だった。
しかもそこには弱体化して少女になっていた魔王もいた。
魔王を監視しつつ、とりあえず生活の金を稼ごうと、冒険者協会の門を叩くゼノン。
英雄ゼノンこと冒険者トントンは、おじさんだと馬鹿にされても気にせず、時代が変わってもその強さで無双し伝説を次々と作っていく。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
妖精の森の、日常のおはなし。
華衣
ファンタジー
気づいたら、知らない森の中に居た僕。火事に巻き込まれて死んだはずだけど、これってもしかして転生した?
でも、なにかがおかしい。まわりの物が全部大きすぎるのだ! 草も、石も、花も、僕の体より大きい。巨人の国に来てしまったのかと思ったけど、よく見たら、僕の方が縮んでいるらしい。
あれ、身体が軽い。ん!?背中から羽が生えてる!?
「僕、妖精になってるー!?」
これは、妖精になった僕の、ただの日常の物語である。
・毎日18時投稿、たまに休みます。
・お気に入り&♡ありがとうございます!
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる