私が恋した人とは結ばれない。

新田 ゆえ

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彼と彼女のstart

-8-彼女の今世

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お気に入り300人ありがとうございます!!!

これからも頑張ります!

一度書いたやつ消えて、泣きそうになりました...(笑)



それから、毎日とはいかずとも、週に一度か、二度の頻度で目を癒し...ん”ん”っ、魔法を習いに通った。

初めはなかなかうまくいかなかった魔法も、3週間ほど通い詰めていくと、だいぶ上達して来た。

今は4週間目なのであるが、もうすでに初級魔法も全てこなし、中級魔法を覚えている...

初級魔法は難易度はそんなに高くないが、数がとにかく多いので、使うというより、覚えるのが大変だった。

それとは反対に、中級、上級、特級は難易度が上がるにつれ、種類は少なくなるらしい。

でも、特級や上級レベルを扱えるぐらいの人になれば、大抵はオリジナルの魔法を作り出せるそう...

まあ、魔法も強いに越したことはないけど...そこまでやる必要はないかな?

あれ、なんで私魔法習ってるんだろう...。

今考えれば魔法を習っても、別にいいことも悪いこともない。

...でも何故だか通うのをやめる気にはならない。

それどころか、第三に通う楽しみが、魔法から団長に会えるという方が大きくなって来ている。

確かに、団長はかっこいいし、イケメンだし、側にいるとなんだか得した気分になれるけど、今はそうじゃない...もっと、別の、暖かい何か。



それが何かはわからなかったけど、まあ、取り敢えず、私が第三に通う理由は、魔法ではなく、団長だったということが判明した...

これはバレたら引かれる、それどころか幻滅されて出禁になるに違いない...

これはバレないようにしなければ...



「な、なんだか今日はやる気が入ってるんですね」

団長にあまり意識が向かないように、と魔法に精一杯集中していたんだけど、あからさますぎたか。

「そ、そうですか?で、も、ほら、初級より難易度が上がって、やりがいがあって楽しいんですよ...」

と言いながらも、私の視線は右に、右へとずれていく。

そんな私のおかしな様子を、団長は不思議そうに眺めていた。



わたしは、団長目当てだということが、バレないよう、そして、かつ団長に近づける方法を考えていた。

...いつも魔法を教えてもらっているお礼くらいしてもいいんじゃないか。

『魔法のお礼』と言えば団長目当てだということもバレなさそうだし。

あくまでも目的は魔法であり、私に邪な思いは一切ないんだと主張できる。

私は、我ながらいい案を思いついたと、自分を褒め称えながら細かい作戦を練っていくのであった。
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