転生したら冷酷公爵のベットだったんですがどういうことですか神様!

新田 ゆえ

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6話

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ヤバイ....欲望に任せてミズセを無理矢理抱いてしまった...

はぁ...。

でもミズセが他の男に抱かれてたのかと考えるとどうしても抱いて確かめて、俺のものにしたくなった。

嫌われたな...さっきも大嫌いとか言われてたし...あぁ。

ミズセと一緒に過ごせが過ごすほど、言葉を交わせば交わすほど、殺せなくなっていく。

だってミズセは俺に取り入ろうとしたと認めたじゃないか。

くそっ...どうしてこんな時もミズセはこんなに可愛いのか。

ムクリと再び息子が頭を上げそうになり慌てて抑える。

ミズセは無防備に俺のベットで、疲れたのか眠っている。

頭をよしよしと、優しく撫でてやると、

「んぅー、女神さま...酷い...チート、くれるっていったのに...これじゃあ、んー、うぅ、死んじゃうよぉ」

寝言なのか?

だいぶうなされている。

でもなんだろう、女神?ちーと?

女神って多分この世界の創造神のことだよな....?

まさか本当にこいつは転生をしているのか?

「んー、女神さまぁ....ありがとねこの世界は好き...」

感謝している?この世界に来れたことを?

それは、どういう意味なのだろうか。

元の世界がよっぽど居づらい世界だったのか?

俺みたいなのとあってとても感謝されるような世界ではないと思うのだが。

「すー、すー」

なんだったんだろう、起きたら色々聞いてみるか。



「ん?.....ここどこ...?」

「起きたか、おはよう」

「あなた、だあれ?」

「抱かれた男を忘れるとはいい度胸だな、もう一度思い出させてやろうか?」

...あ。

「すみません結構ですごめんなさい」

「冗談、そこまで俺は鬼畜じゃない」

え、私貴方に殺されかけたんですが。

どう考えても鬼畜だよね??

「と、それは置いといて...ミズセは、この世界の人じゃないんだろ?」

「どうして...?信じてくれるの?」

「...あぁ、誤解してすまなかった」

「...聞いて欲しい」

「わかった」

それから私がここに来るまでの経路を話した。

事故で死んだこと、女神様にチートというすごーい能力をつけて転生させてもらえることになったこと。

それと転移先がここであったこと、チートがなんなのかはいまだに不明だということ。

「ごめん...本当にごめん、話聞かずに酷いことした」

「いや...私も流されてたし。」

「じゃあ...それなら問題ないな」

「?何が?」

「魂の片割れ、俺だけの番、俺と結婚してくれ」

「は?」

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