女装マニアな魔法使いが愛を伝道する

清十郎

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佐和子先生の章

第4話 男声パートの特訓開始

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(これまでのあらすじ……)

顧問の佐和子先生は研修会議に出かけ、音楽部の指導はわたしが代わりを務めました。まず、部長の鈴木さんに手本を示してもらい、その上で女子生徒たちは、部長にならい交歓を始めたのでした。次は、男子の特訓の番ですが、さすが男子のみなさんは元気が有り余っているようで、先生の期待はいやが上にも増してまいります。

**********

「さぁ、もう、観念できたかな。じゃあ、水着を選らんで着てもらえるかしら。」

男子生徒たちは、改めて自分たちが女子の水着を着なければならないことを理解しました。そうなってくると、また別の緊張感が出てきます。

(俺たち、やっぱり、女子の水着を着なきゃなんねぇの? )

(仕方ねぇ……着るのか。)

(変態だ。どうにでもなれ。)

(ゴクッ……。)

(ゴクリ……。)

男子たちの緊張して生唾を飲み込む音まで、わたしの耳にしっかりと届いてきます。ようやく男子たちも観念したらしく、おとなしく動き始めたのでした。

男子が、自分のものかもしれない水着を選ぶ姿に、本当なら恥ずかしくてたまらない筈の女生徒たちも、今はかえって興奮に火がついたように更に激しく求めあっていました。

「はあ~ん! あん! あん! あん! 」

「あっあー! 先輩、変になっちゃうー! 」

「ぃやあ~ん! いぃのぉ~! 」

「もっとぉ~! さわってぇ! 」

あまりの女子の狂態に、私までついつい振り返ってしまうほどでした。

「ほら、女子のみんなも応援してくれているわよ。頑張って、まずは女子の気持ちになる第一歩よ。」
 
しかし、10人の男子の中の一人、村田雄介という生徒が、なぜか丹念に一枚一枚の水着を調べていました。

そして、ひとつの水着を手にした時、瞬間的にこわばった笑みを浮かべていました。その一瞬の表情をわたしは見逃しませんでした。

しかし、そんな村田雄介はともかく、男子はとりあえず、なんとなくで手近なスクール水着を選びました。しかし、その着方がいまひとつピンと来ないようで、水着を持ったままどうして良いか分からなくなって立ちすくんでいます。

「しょうがないわよね、そんなタイプの服は、レスリングでもしないと、男の子にはないもんね。」

わたしは、男子の中のひとりを指名して、着方を教えさせることにしました。

「村田くん、あなた、慣れてそうだから、手本にやってみて、……そう、あなた。」

その、村田雄介という少年は、野球部からの掛け持ち男子部員で、学年でもトップクラスの成績優秀者です。

もっとも、わたしが彼を選んだのは成績優秀だからではありません。彼に対するわたしの嗅覚が、わたしをして彼を指名せしめたのです。

わたしはひとつひとつの所作を、丁寧に彼に解説して教え導きます。

「水着の肩の辺りを両手で……開いて、足を入れるの……そうそう、村田くん、上手ね、……両足を入れたら引き上げて、……そう、そこで両腕を入れて、……そう、肩に上げて……慣れないと、そんな風に肩がくるくる回っちゃうよね、だから、……慌てないで、……ゆっくりと、……そう、上手よ、村田くん。」

しかし、わたしの誘導のお陰だけでなく、村田雄介そのものが、予想外にうまく手慣れたような感じで、すんなりとスクール水着を着装したのでした。

**********
 
……そんなこんなで、どうにか紺色のスクール水着を着た男子生徒10人が、その場に揃いました。水着は伸縮性がよく男子の体のラインをくっきりと表してピッタリと体に纏わり付いていました。

(誰のか知んねぇけど、チンコが圧迫されて、なんかズキズキする……。)

(水着に俺のチンチンが、くっきり浮き出てる、ちょ~恥ずい~! )

(女子の誰かのオマンコのとこに、俺のチンコが当たってんか! やっべ! 興奮する! )

(あ~ん! 恥ずかしいけど……ちょっと気持ちいいかも~! )

女生徒たちは自分のものかも知れない水着を男子に着られている羞恥心よりも、紺色の布地を持ち上げている男子たちの股間の膨らみに視線が釘付けになっていました。
 
「どう、女子の水着を着るのって、とても気持ちいいでしょう。体中をピッタリ包まれてゾクゾクしない? おちんちんもジンジンしちゃうでしょ? 」
 
男子の股間は正直にそれを認めていました。伸縮性のいい分、布地を大きく盛り上げています。

「男子も準備は良いわね。じゃあ、次の段階に行くわよ。」

**********

「いいこと、次の課題はこれよ。」
 
わたしは再びタクトを振りました。すると一人一人の男子の前に一組ずつの女子制服、全部で10人分の女子制服が現れました。

それは、この学校の女子制服である白い長袖中間服のセーラー服とグレーのプリーツスカートでした。

もちろんこの制服もネームプレートは外され、裏に書き込まれたり刺繍されている筈の名前も見事に消されていました。
 
「あなたたちの前にある制服は、あなたたちが選んだ水着の持ち主と同じ女生徒の制服です。そう、水着の上から、次はこの制服を着るのよ。……サイズは心配しないで、先生が微調整してあげるから……あなたたちの体の方をね。」

あなたたちの身体の方を制服のサイズに合わせて微調整?……またまた意味不明なことを言われていましたが、もはや男子にはそれどころではありません。
 
「反抗しても無理なのはよく分かってるわよね。これは女子の気持ちを理解するための大事な練習なの。さぁ、みんな、始めましょう。」

男子たちは恐らく生まれて初めてであろう女子のセーラー服を、もどかしくなるような動作で着はじめました。

セーラー服は、セーラー衿と袖が身頃とは違うグレーの生地で、その衿と袖に二本ずつの白線が入っています。スカーフはなく、衿と同じ共布のタイを衿裏の両側にあるボタンホックで留める様式でした。

スカートは普通のサージ地のプリーツスカートですが、上衣の衿や袖と同じグレーのプリーツスカートでした。女子中学生には膝が隠れるくらいの長めの裾丈ですが、背の高い男子が着ると、膝小僧が見えるミニスカートみたいにもなっています。

セーラー服を頭から被る時、初めて嗅ぐ女子の香り、汗、石鹸の匂いが、顔面に纏わり付き、今まで経験したことのない女子感の近さに、無意識の内に興奮もより増幅しているようでした。

(やべぇ、ちょ~いい香りがする。誰の制服だろう。)

(これが女の子の匂い? どうしよう、またオチンチンが固くなってきちゃった! )

(あ~、これが●●さんの制服だったらどうしよう。興奮しちゃうよぉ~! )

(ぼく、ドキドキしてる……前からこのセーラー服、可愛いなと思っていたけど、まさか自分が着るなんて。……癖になったらどうしよう。)

今、10人の男子たちはスクール水着に続いて禁断の行為の二つ目の扉を開きました。
 
胸元のホックとボタンを留め、襟裏で棒タイのボタンも留めて、更に腋の下のジッパーを下げる。男子の服ではありえないひとつひとつの行為が女装化の神聖な儀式の過程であるかのようでした。

そしてスカート……左脇腹でホックを留めジッパーを上げる、履いた後に感じる下半身の無防備で頼りなげな感じ……、しかし、初めて感じる開放感……、それらがない混ぜになって女装の興奮度をいやが上にも高めてくれます。

(なんて面倒くせぇんだ! あちこち、ちょこちょこと! ……それに、なんで勃つんだよぉ! )

(あぁ……女の子の制服を着ちゃった。下がスースーして、なんか、気持ちいい……。)

(なんか、スカートって、無防備で……見られそうで……あぁ、チンコがズキズキする! )

(ぼく……セーラー服を着ちゃった……どうしよう……恥ずかしいのに、でも、気持ちいい……。)

恐らく今、そんな状況の中にいるであろう少年の心理を楽しく想像しながら、そして、その心の声を嬉しく聞きながら、わたしは、既にわたしの腕までもびしょびしょとなっている千代美の蜜壷を、しつこくいじり回していました。

千代美は既に何度か絶頂を迎え、まるで人格崩壊をきたしたかのように、陶然としてされるがままになって、ひくついています。

(あぁぁぁ……、●●くん、可愛い……、セーラー服の●●くんと、百合したい。)

(●●先輩……わたしの制服、選んでくれないかなぁ……、先輩としたいなぁ……ああん……。)

男子を見ている女子たちも、思い思いに男子の制服姿にときめいています。

かくして、女子の香りが漂う制服をまとった男子……10人の可愛い女装中学生が程なく出来上がったのでした。

**********

(おわりに)

男子生徒の特訓がいよいよ始まりました。その特訓の前に男子諸君には女子のスクール水着とセーラー服を着てもらったのです。
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