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新婦志津子の章
第4話 来賓祝辞・渡部十和子
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(これまでのあらすじ……)
それは唐突に始まりました。今回は私が披露宴をプロデュースします。まずは新郎の生い立ち紹介で、新郎の自慰生活、初体験から趣味嗜好までもが暴露されます。新婦の生い立ち紹介では、志津子の悲しい過去が紹介されました。それは高校生の時、実の兄からレイプされたことでした。そしてその関係はずっと続けられていたのです。
**********
招待客の目の前にある式次第には、『新郎・岸田竜治様の生い立ち』に続いて『新婦・長男志津子様の生い立ち』の文字が浮かび上がってきました。
続いて、司会者の次のプログラムを案内する声が会場内に聞こえてきます。
「幸せなお二人のご紹介が済みました所で、次は来賓のお客様より、お二人へ祝福の御祝辞を賜りたいと存じます」
会場内は相変わらず、咳ひとつ聞こえない森閑とした森の中のようです。しかし、参列者の心の中の喧騒は、わたしの耳にしっかり届いているのです。
(こんなありさまで、何が今さら祝辞だ! )
(なんでもいいから、身体を自由にさせてくれ! )
(もう、こんなのいや、早くここから出して! )
参列者の心の叫びをよそに、私は粛々と司会を進めます。
「まず、ご新郎様の職場の直属の上司であらせられます渡部十和子様よりお祝いのお言葉を頂戴いたしとう存じます」
来賓の中でも上席にあるテーブルの、その一角、眼鏡をかけた髪の長い美しい女性が端座しています。
そして、その彼女の目の前にある式次第に『御祝辞 渡部十和子様』の文字が浮き上がります。
(い、いやだ!やだやだ!な、なんでわたしが!)
「では、渡部様、よろしくお願いいたします」
わたしに促され、前列のテーブルの一角から、ピンクのスーツ姿の女性が立ち上がり、ステージに向かい歩いていきました。
(な、なんで! 身体が勝手に! いや! いや~! 誰か止めて~! )
この異様な披露宴の雰囲気の中、渡部十和子本人には、ステージに出てくる気など毛頭ありはしないでしょうが、そんなことは関係ありません。
……わたしの言葉に含まれた魔力には、誰ひとり抗うことなどできはしないのですから。
十和子は未婚の35歳、男には目もくれず仕事一筋に生きてきたキャリア・ウーマン、……と会社の者はみな思っているはずでありました。
その意思の強さを見せつけるがごとく、眼鏡の奥の目は切れ長で、薄い唇は引き締まり、プライドの高さを示すがごとく鼻筋も高い。
しかし、今、ステージに立つ彼女の瞳は、悲しいほどに狼狽の様子を表していました。
「さあ、渡部十和子様、どうぞお願いいたします」
(な、なんなの! いや! こんなとこで、何を話せというの! )
自分の思い通りにならぬ身体……彼女の意思を読み取れるのは、その目にたたえた涙のみでありました。
そして今、自分の声さえも彼女に反逆を起こしたのでした。
「わたしは、上司である立場を利用して、竜治を誘惑し関係を持ちました。わたしと竜治は、その後も、職場で何度も淫らな関係を続けていました……」
(なんで! 口が、勝手に! やだやだやだ! 止められない! ダメダメダメダメ~~! )
それは驚きの告白でした。渡部十和子は自分と新郎のただれた淫らな関係を、淡々と感情のない声で語っていったのです。
「……最初はわたしからの誘惑でした。でも、すぐに竜治は自分からわたしに関係を求めてきました。」
(何を言ってるの! 最悪! もう、死にたい! )
「竜治は会社の制服を始め、色んなセーラー服をわたしに着せ、制服姿のわたしを縛り上げました」
(と、十和子!な、何を言っているんだ!)
いかにうろたえようと、新郎竜治の声は彼女に届きません。
「そうして、フェラチオをさせて、ロウソクを垂らし、ムチでたたき、浣腸をし、女への支配欲を十分にかきたてらせた上で、私の股間にペニスを突き立てました。」
もはや、彼女の口は、二人の関係を具体的かつ赤裸々に暴露し始めていました。
(渡部さん、何を言っているの! どうなっているの! )
(みんなどうかしてる、こっちまで頭がばかになってくる! )
会場にいる同僚から、驚愕の心の声が上がります。しかし、静まり返った会場には、これを制止する術を持ったものはひとりもおりませんでした。
「昨日も、これが最後だからと、竜治の高校のセーラー服を着せられました。そして、何度も何度もセックスをしました」
彼女が唯一感情を主張できるのは涙腺だけでした。今この時、彼女の両眼からは、とめどない涙が溢れていたのでした。
「……でも、本当はこれからも、もっともっと竜治から虐めて欲しい。竜治と別れたくないと思っています」
涙を流しながら話しを終えた十和子に、司会者である私は明るく言い放ちました。
「渡部様からの、新郎・竜治様との愛情溢れる思い出のお話し、心からの祝福のお言葉、ありがとうごさいました」
そして、わたしは更なる余興で披露宴会場に華を添えます。
「渡部様のご希望によりまして、この会場に華を添えさせていただきたく存じます。渡部様には、新郎様との思い出の詰まった衣装に、お着替えしていただきとうございます」
司会者である私の言葉が終わると、十和子のピンクのスーツが、瞬時に白いセーラー服に変わりました。それは竜治の母校の女子制服、紺地に白い二本線のついたセーラー衿の制服でした。
(な! なんだ! )
(て、手品だよね……)
招待客の戸惑いと驚きの声が、わたしの耳に交錯していきます。
更に、フロアを這うコードがまるで生き物のように動き出し始め、どんどん渡部十和子の身体に絡み付き始めました。
うねうねと十和子のスカートをめくりあげ、股ぐらに這い回り、十和子のパンティーをあらわにして、コードは十和子の肉襞に沿って食い込みました。
更に、セーラー服を乱して胸を締め上げ、背後の柱を巻き込んで美しい緊縛人形がそこに完成したのでした。
(なに~!これ、ホントに手品~!)
(なんだよ、アトラクションにしても、エロすぎねぇか! )
「渡部様、会場に華を沿えていただきありがとうございます。わたくしからもお礼を込めまして、ご衣装に相応しいご容姿にさせていただきます。」
すると、美しくはあるが既に壮年に入りかけている十和子の身体が微妙に変化を始めました。
特に顕著なのは顔立ちで、ふっくらと肉付きのよい頬が如実にそれを物語っていました。
肌は十代のツヤと張りを取り戻し、乳房とお尻はやや小振りになったようですが美しい形を表していました。
ややきつめの表情まで、心なしか柔らかくなったようです。
(なになに! なんか、渡部さん、なんか、違う! )
(どうして! あれ、若くなってるよね! どうしたら、あんなんなるの! )
(へ!な、なんだよ、プロジェクションマッピング?……いや、3DCGか!)
参列者の思考回路は、は人智を超えた現象の連続に、次第に驚愕よりも恐怖を感じ始めたようでした。
(ゴクッ……す、すげぇ……エロい……)
(わ、渡部主任……きれい……う、美しい……)
眼鏡を外し、長い黒髪を振り乱した十和子は、二十歳前の若々しい肌の艶を取り戻し、両腕を高く上げて拘束され、前に突き出された豊満な乳房ははち切れんばかりでした。
まるでギリシャ彫刻のような美しい姿で、披露宴の神殿のような柱にくくりつけられています。
「ちなみにお召しいただいた衣装は、新郎が高校時代に、母校でみずからご調達なされたものです。新郎様、ご協力いただきありがとうごさいました」
(……て、つまり竜治が高校で制服ドロしたってこと! )
(なんだよ、手が勝手に動く! 集団催眠じゃなかったんか! どうなってんだ! )
参列者の盛大な拍手の中、十和子は辱めの内にも言い知れぬ快感を感じ始めていました。
スカートがめくれあがって見えるパンティーのクロッチには明らかなシミが、ジワジワとその面積を広げていったのでした。
(そう、十和子さん、わたしはあなたを辱しめに来たのじゃないの。自分に正直におなりなさい。そうすれば、みんなが幸せになれるの……)
**********
(あらすじ)
来賓祝辞に出た新郎の上司は、結婚式にあるまじきとんでもないカミングアウトをしました。なんと、式の前日まで新郎と関係を持ち続け、これからも新郎との関係を続けていきたいとまで。最後は、自らが制服姿で披露宴会場でのオブジェとなってしまいました。
それは唐突に始まりました。今回は私が披露宴をプロデュースします。まずは新郎の生い立ち紹介で、新郎の自慰生活、初体験から趣味嗜好までもが暴露されます。新婦の生い立ち紹介では、志津子の悲しい過去が紹介されました。それは高校生の時、実の兄からレイプされたことでした。そしてその関係はずっと続けられていたのです。
**********
招待客の目の前にある式次第には、『新郎・岸田竜治様の生い立ち』に続いて『新婦・長男志津子様の生い立ち』の文字が浮かび上がってきました。
続いて、司会者の次のプログラムを案内する声が会場内に聞こえてきます。
「幸せなお二人のご紹介が済みました所で、次は来賓のお客様より、お二人へ祝福の御祝辞を賜りたいと存じます」
会場内は相変わらず、咳ひとつ聞こえない森閑とした森の中のようです。しかし、参列者の心の中の喧騒は、わたしの耳にしっかり届いているのです。
(こんなありさまで、何が今さら祝辞だ! )
(なんでもいいから、身体を自由にさせてくれ! )
(もう、こんなのいや、早くここから出して! )
参列者の心の叫びをよそに、私は粛々と司会を進めます。
「まず、ご新郎様の職場の直属の上司であらせられます渡部十和子様よりお祝いのお言葉を頂戴いたしとう存じます」
来賓の中でも上席にあるテーブルの、その一角、眼鏡をかけた髪の長い美しい女性が端座しています。
そして、その彼女の目の前にある式次第に『御祝辞 渡部十和子様』の文字が浮き上がります。
(い、いやだ!やだやだ!な、なんでわたしが!)
「では、渡部様、よろしくお願いいたします」
わたしに促され、前列のテーブルの一角から、ピンクのスーツ姿の女性が立ち上がり、ステージに向かい歩いていきました。
(な、なんで! 身体が勝手に! いや! いや~! 誰か止めて~! )
この異様な披露宴の雰囲気の中、渡部十和子本人には、ステージに出てくる気など毛頭ありはしないでしょうが、そんなことは関係ありません。
……わたしの言葉に含まれた魔力には、誰ひとり抗うことなどできはしないのですから。
十和子は未婚の35歳、男には目もくれず仕事一筋に生きてきたキャリア・ウーマン、……と会社の者はみな思っているはずでありました。
その意思の強さを見せつけるがごとく、眼鏡の奥の目は切れ長で、薄い唇は引き締まり、プライドの高さを示すがごとく鼻筋も高い。
しかし、今、ステージに立つ彼女の瞳は、悲しいほどに狼狽の様子を表していました。
「さあ、渡部十和子様、どうぞお願いいたします」
(な、なんなの! いや! こんなとこで、何を話せというの! )
自分の思い通りにならぬ身体……彼女の意思を読み取れるのは、その目にたたえた涙のみでありました。
そして今、自分の声さえも彼女に反逆を起こしたのでした。
「わたしは、上司である立場を利用して、竜治を誘惑し関係を持ちました。わたしと竜治は、その後も、職場で何度も淫らな関係を続けていました……」
(なんで! 口が、勝手に! やだやだやだ! 止められない! ダメダメダメダメ~~! )
それは驚きの告白でした。渡部十和子は自分と新郎のただれた淫らな関係を、淡々と感情のない声で語っていったのです。
「……最初はわたしからの誘惑でした。でも、すぐに竜治は自分からわたしに関係を求めてきました。」
(何を言ってるの! 最悪! もう、死にたい! )
「竜治は会社の制服を始め、色んなセーラー服をわたしに着せ、制服姿のわたしを縛り上げました」
(と、十和子!な、何を言っているんだ!)
いかにうろたえようと、新郎竜治の声は彼女に届きません。
「そうして、フェラチオをさせて、ロウソクを垂らし、ムチでたたき、浣腸をし、女への支配欲を十分にかきたてらせた上で、私の股間にペニスを突き立てました。」
もはや、彼女の口は、二人の関係を具体的かつ赤裸々に暴露し始めていました。
(渡部さん、何を言っているの! どうなっているの! )
(みんなどうかしてる、こっちまで頭がばかになってくる! )
会場にいる同僚から、驚愕の心の声が上がります。しかし、静まり返った会場には、これを制止する術を持ったものはひとりもおりませんでした。
「昨日も、これが最後だからと、竜治の高校のセーラー服を着せられました。そして、何度も何度もセックスをしました」
彼女が唯一感情を主張できるのは涙腺だけでした。今この時、彼女の両眼からは、とめどない涙が溢れていたのでした。
「……でも、本当はこれからも、もっともっと竜治から虐めて欲しい。竜治と別れたくないと思っています」
涙を流しながら話しを終えた十和子に、司会者である私は明るく言い放ちました。
「渡部様からの、新郎・竜治様との愛情溢れる思い出のお話し、心からの祝福のお言葉、ありがとうごさいました」
そして、わたしは更なる余興で披露宴会場に華を添えます。
「渡部様のご希望によりまして、この会場に華を添えさせていただきたく存じます。渡部様には、新郎様との思い出の詰まった衣装に、お着替えしていただきとうございます」
司会者である私の言葉が終わると、十和子のピンクのスーツが、瞬時に白いセーラー服に変わりました。それは竜治の母校の女子制服、紺地に白い二本線のついたセーラー衿の制服でした。
(な! なんだ! )
(て、手品だよね……)
招待客の戸惑いと驚きの声が、わたしの耳に交錯していきます。
更に、フロアを這うコードがまるで生き物のように動き出し始め、どんどん渡部十和子の身体に絡み付き始めました。
うねうねと十和子のスカートをめくりあげ、股ぐらに這い回り、十和子のパンティーをあらわにして、コードは十和子の肉襞に沿って食い込みました。
更に、セーラー服を乱して胸を締め上げ、背後の柱を巻き込んで美しい緊縛人形がそこに完成したのでした。
(なに~!これ、ホントに手品~!)
(なんだよ、アトラクションにしても、エロすぎねぇか! )
「渡部様、会場に華を沿えていただきありがとうございます。わたくしからもお礼を込めまして、ご衣装に相応しいご容姿にさせていただきます。」
すると、美しくはあるが既に壮年に入りかけている十和子の身体が微妙に変化を始めました。
特に顕著なのは顔立ちで、ふっくらと肉付きのよい頬が如実にそれを物語っていました。
肌は十代のツヤと張りを取り戻し、乳房とお尻はやや小振りになったようですが美しい形を表していました。
ややきつめの表情まで、心なしか柔らかくなったようです。
(なになに! なんか、渡部さん、なんか、違う! )
(どうして! あれ、若くなってるよね! どうしたら、あんなんなるの! )
(へ!な、なんだよ、プロジェクションマッピング?……いや、3DCGか!)
参列者の思考回路は、は人智を超えた現象の連続に、次第に驚愕よりも恐怖を感じ始めたようでした。
(ゴクッ……す、すげぇ……エロい……)
(わ、渡部主任……きれい……う、美しい……)
眼鏡を外し、長い黒髪を振り乱した十和子は、二十歳前の若々しい肌の艶を取り戻し、両腕を高く上げて拘束され、前に突き出された豊満な乳房ははち切れんばかりでした。
まるでギリシャ彫刻のような美しい姿で、披露宴の神殿のような柱にくくりつけられています。
「ちなみにお召しいただいた衣装は、新郎が高校時代に、母校でみずからご調達なされたものです。新郎様、ご協力いただきありがとうごさいました」
(……て、つまり竜治が高校で制服ドロしたってこと! )
(なんだよ、手が勝手に動く! 集団催眠じゃなかったんか! どうなってんだ! )
参列者の盛大な拍手の中、十和子は辱めの内にも言い知れぬ快感を感じ始めていました。
スカートがめくれあがって見えるパンティーのクロッチには明らかなシミが、ジワジワとその面積を広げていったのでした。
(そう、十和子さん、わたしはあなたを辱しめに来たのじゃないの。自分に正直におなりなさい。そうすれば、みんなが幸せになれるの……)
**********
(あらすじ)
来賓祝辞に出た新郎の上司は、結婚式にあるまじきとんでもないカミングアウトをしました。なんと、式の前日まで新郎と関係を持ち続け、これからも新郎との関係を続けていきたいとまで。最後は、自らが制服姿で披露宴会場でのオブジェとなってしまいました。
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