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ケンちゃんの章
第2話 けんちゃんの宝物
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(これまでのあらすじ……)
クリーニング屋のひとり息子、高校1年の大山健一は、久しぶりに夫婦水入らずで旅行に出掛けた両親の代わりに、週末のお店番のアルバイトをすることになりました。帰り際、密かに思いを寄せるクラスメートの三浦梨絵から声をかけられ、心嬉しく家路を急ぐのでした。
**********
夜8時に店を閉めた健一は、食事をするのさえもどかしそうに、そそくさと店舗に続くリビングルームに行きました……
健一の目の前、テーブルの上には、今日の放課後、クラスメートの三浦梨絵から手渡された大きな紙袋がありました。生唾をゴクリと飲み込みながら、健一は胸の高鳴りを押さえて、ドキドキの緊張感の中でその袋を開けました。
そこからは、たくさんの濃紺の衣類と白い衣類がコンパクトに畳み込まれた状態で出てきました。
(あぁぁぁ、……やっぱり、間違いなかった……)
袋の中には健一の予想通り、梨絵の制服一式が入っていました。紺の制服ブレザーと紺のベストが各1枚、紺の制服プリーツスカート2枚、制服の白ブラウスが4枚……
漫画「タッチ」の朝倉みなみのような、何の変哲もないありふれた公立高校の女子制服でした。しかし、健一にとっては、ダイヤモンド以上に光り輝く、金額では替えることのできない宝物です。
ブレザーの裏やスカートのファスナー裏に、オレンジの刺繍で縫いとられた「三浦梨絵」の四文字が、健一にとっては、有名作家のサイン以上の価値をその無機質な生地に付与しているのでした。
袋の中には他に、梨絵の妹・玲美の中学校の制服、それに母親のスーツやワンピースが入っていました。
(玲美ちゃんの制服だ……すげえ、超ラッキーじゃん!)
梨絵の2歳下の妹も、中学では評判の美形で、その姉である梨絵も同じ制服を着ていたことを思えば、それもまた健一にとっては何物にも代えがたい宝物です。
**********
(そうかぁ、玲美ちゃんの制服か……梨絵もこれを着ていたし、これも最高に嬉しい。……でも、まずは……)
健一はまず、待ちきれないかのように、梨絵のスカートやブラウスに顔を埋めました。どうしてこれをクリーニングしなきゃいけないのか? そう思うほどに梨絵の制服は美しく綺麗でした。
そんな綺麗な制服でも、その繊維の隅々にまで、持ち主である梨絵の香りが、目に見えないながらも、しっかりとこびりついています。
梨絵のそばで話をしている時に、かすかに感じるあの梨絵の匂い……少女に特有の甘ったるい梨絵の香りが、健一の鼻腔に充満して、もう健一はそれだけでクラクラと悶絶してしまいそうでした。
たとえそれが体から発汗された老廃物の汗であろうと、それが梨絵のものである限り、もはやそれ自体が健一には何物にも替えがたい宝物なのです。
真っ白なブラウスの袖付け、まったく黄ばみの見えない腋の下にも健一はクンクンと鼻をこすりつけます。
(あぁぁぁぁぁぁ……梨絵の匂いだぁ……あぁぁぁ……この匂いにずっと包まれていたい……梨絵の腕の中に抱かれているような気持ちだぁ……)
もう、それだけで健一は、もはや待ちきれぬかのように、おのれの股間の爆発しそうなパッションを、テーブルの脚にぐりぐりとなすりつけながら、ズボンの上から手のひらでもみしだき始めていました。
もう、それだけで逝ってしまいそうなほど、健一の興奮は既にマックスに到達していたのでした。
(いやいや、だめだだめだ、ここで逝っちゃったら台無しだ、もうちょい我慢するんだ!)
後先考えず、とにかく逝ってしまいたい、出してしまいたい気持ちになりましたが、健一はなんとか自制することができました。
ただただ動物のように出せば終わりというものではありません。このようなチャンスは長い人生の中でも、もうこの機会しかないかもしれません。いえ、間違いなくそうでしょう。
で、あるならば、この奇跡の一瞬を存分に味わい尽くさねばなりません。
梨絵の発汗したスメルを、付着した梨絵の髪の毛の1本1本を、余すところなく堪能するために、思いつく限りすべての作業を果たさなければなりません。
射精にともなう性欲喪失感と回復に要する一時的なモラトリアムは、今の健一にとっては無駄以外の何物でもありません。
このミッションにひたむきに取り組む健一の姿は、道徳的モラル的な善悪はさておいて、紛れもなく一人の戦士でありました。……限りなく最低で淫靡な戦士なんてものが、あればの話しですが。
**********
(よし、やるぞ……。。。。。)
自分一人しかいない家の中で、健一は躊躇なく裸になりました。
そして、母の箪笥から持ち出したパンティーとブラジャー、スリップを慣れた手つきで身につけました。それらはすべて女子学生らしさを出すために白の下着を選んだのでした。
母のブラジャーは、少年にとってはカップが大きすぎてブカブカでしたから、比較的ピッタリとフィット感の良いスポーツブラを選びました。
更に、カップには薄いデニールのストッキングを押し込んで、肩紐のストラップを思い切り引き上げて調節しました。
すると、鏡で見る分には、そこそこ女子高生くらいの可愛いバストを再現することが出来ました。
(おお!結構、行けるじゃんか。なんか、自分の下着姿に興奮しちゃいそうだ!首下だけで抜けるぞ!)
本当に自分の姿に興奮したのか、それとも、これからの展開を想像して興奮したのか、それは分かりません。
しかし、確実に言えることは、今こうしてる間も、健一の股間は母のパンティの圧力に抗して、光沢のある生地を懸命に持ち上げているのでした。
健一はその上から、母の白いスリップを着用しました。梨絵はよほどの暑い日でない限り、常にスリップを着用していました。それは制服のブラウスから透けて見える梨絵の背中の4本ストラップからも分かります。
それに、それがキャミソールではないのも、スカートの裾を揺らして梨絵が駆ける時、翻るスカートの裾からチラチラと見える白いもので間違いようもありませんでした。
それに、健一がスリップを着ることで、露骨に盛り上がっていたパンティのもっこりが、スリップのドレープに紛れ、柔らかいフェミニンな姿を鏡に映していました。
(やべぇ、オフクロの下着で興奮しちゃったのかな。落ち着け、落ち着け、まだまだ先は長いぞ。)
健一は更に徹底するために、母の黒のパンティーストッキングを、女子高生のスクールストッキングに見立てて着装しました。
(パンストなんてよく分からないけど、黒なら一緒だよな……)
一般的な黒のストッキングと、スクールストッキングの違いなんてのは分かりませんが、少なくとも健一がよく見る梨絵の制服姿は、生足にソックスではなく、圧倒的に黒のパンティストッキング姿でした。
スリップといい、ストッキングといい、梨絵の嗜好傾向が古風なのかは分かりませんが、できるだけ生肌をさらさない配慮が、結果的に、むしろ健一をよりフェチな方向に追いやっていたのでした。
**********
さあ、下準備は整いました。いよいよ本命の登場です。
健一は、その清楚な白い下着姿で、愛おしそうに丁寧に梨絵の制服を広げて、再びその制服に顔を近づけました。
「ああぁぁ……梨絵の匂いがする……あぁぁぁぁ……いい匂いだぁぁぁ…」
健一は制服ブレザーの裏地に顔を埋ずめ、すぅぅぅぅ……はぁぁぁぁ……と、何度も深呼吸するかのように、憧れの三浦梨絵の残り香を、分子のかけらまで余さずに堪能していました。
そのスメル吸引の儀式は、ベスト、スカート、ブラウスまでのすべての制服に、時間をかけて丹念に続けられました。
特に濃紺のプリーツスカートの時には、表側から裏側まで丹念に匂いをかぎ、何度も抱きしめ頬擦りを繰り返しました。
静かなリビングルームの空間の中で、母親のパンティーにくるまれた健一の分身は、薄い布地を突き破らんばかりに猛り始めていたのでした。
**********
(おわりに)
店仕舞いをした健一は、いよいよ楽しい夢の時間を迎えます。梨絵の制服を確認して歓喜した健一は制服の香りを堪能します。そして、母の下着から始めて、遂に禁断の世界に入り込むのでした。
クリーニング屋のひとり息子、高校1年の大山健一は、久しぶりに夫婦水入らずで旅行に出掛けた両親の代わりに、週末のお店番のアルバイトをすることになりました。帰り際、密かに思いを寄せるクラスメートの三浦梨絵から声をかけられ、心嬉しく家路を急ぐのでした。
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夜8時に店を閉めた健一は、食事をするのさえもどかしそうに、そそくさと店舗に続くリビングルームに行きました……
健一の目の前、テーブルの上には、今日の放課後、クラスメートの三浦梨絵から手渡された大きな紙袋がありました。生唾をゴクリと飲み込みながら、健一は胸の高鳴りを押さえて、ドキドキの緊張感の中でその袋を開けました。
そこからは、たくさんの濃紺の衣類と白い衣類がコンパクトに畳み込まれた状態で出てきました。
(あぁぁぁ、……やっぱり、間違いなかった……)
袋の中には健一の予想通り、梨絵の制服一式が入っていました。紺の制服ブレザーと紺のベストが各1枚、紺の制服プリーツスカート2枚、制服の白ブラウスが4枚……
漫画「タッチ」の朝倉みなみのような、何の変哲もないありふれた公立高校の女子制服でした。しかし、健一にとっては、ダイヤモンド以上に光り輝く、金額では替えることのできない宝物です。
ブレザーの裏やスカートのファスナー裏に、オレンジの刺繍で縫いとられた「三浦梨絵」の四文字が、健一にとっては、有名作家のサイン以上の価値をその無機質な生地に付与しているのでした。
袋の中には他に、梨絵の妹・玲美の中学校の制服、それに母親のスーツやワンピースが入っていました。
(玲美ちゃんの制服だ……すげえ、超ラッキーじゃん!)
梨絵の2歳下の妹も、中学では評判の美形で、その姉である梨絵も同じ制服を着ていたことを思えば、それもまた健一にとっては何物にも代えがたい宝物です。
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(そうかぁ、玲美ちゃんの制服か……梨絵もこれを着ていたし、これも最高に嬉しい。……でも、まずは……)
健一はまず、待ちきれないかのように、梨絵のスカートやブラウスに顔を埋めました。どうしてこれをクリーニングしなきゃいけないのか? そう思うほどに梨絵の制服は美しく綺麗でした。
そんな綺麗な制服でも、その繊維の隅々にまで、持ち主である梨絵の香りが、目に見えないながらも、しっかりとこびりついています。
梨絵のそばで話をしている時に、かすかに感じるあの梨絵の匂い……少女に特有の甘ったるい梨絵の香りが、健一の鼻腔に充満して、もう健一はそれだけでクラクラと悶絶してしまいそうでした。
たとえそれが体から発汗された老廃物の汗であろうと、それが梨絵のものである限り、もはやそれ自体が健一には何物にも替えがたい宝物なのです。
真っ白なブラウスの袖付け、まったく黄ばみの見えない腋の下にも健一はクンクンと鼻をこすりつけます。
(あぁぁぁぁぁぁ……梨絵の匂いだぁ……あぁぁぁ……この匂いにずっと包まれていたい……梨絵の腕の中に抱かれているような気持ちだぁ……)
もう、それだけで健一は、もはや待ちきれぬかのように、おのれの股間の爆発しそうなパッションを、テーブルの脚にぐりぐりとなすりつけながら、ズボンの上から手のひらでもみしだき始めていました。
もう、それだけで逝ってしまいそうなほど、健一の興奮は既にマックスに到達していたのでした。
(いやいや、だめだだめだ、ここで逝っちゃったら台無しだ、もうちょい我慢するんだ!)
後先考えず、とにかく逝ってしまいたい、出してしまいたい気持ちになりましたが、健一はなんとか自制することができました。
ただただ動物のように出せば終わりというものではありません。このようなチャンスは長い人生の中でも、もうこの機会しかないかもしれません。いえ、間違いなくそうでしょう。
で、あるならば、この奇跡の一瞬を存分に味わい尽くさねばなりません。
梨絵の発汗したスメルを、付着した梨絵の髪の毛の1本1本を、余すところなく堪能するために、思いつく限りすべての作業を果たさなければなりません。
射精にともなう性欲喪失感と回復に要する一時的なモラトリアムは、今の健一にとっては無駄以外の何物でもありません。
このミッションにひたむきに取り組む健一の姿は、道徳的モラル的な善悪はさておいて、紛れもなく一人の戦士でありました。……限りなく最低で淫靡な戦士なんてものが、あればの話しですが。
**********
(よし、やるぞ……。。。。。)
自分一人しかいない家の中で、健一は躊躇なく裸になりました。
そして、母の箪笥から持ち出したパンティーとブラジャー、スリップを慣れた手つきで身につけました。それらはすべて女子学生らしさを出すために白の下着を選んだのでした。
母のブラジャーは、少年にとってはカップが大きすぎてブカブカでしたから、比較的ピッタリとフィット感の良いスポーツブラを選びました。
更に、カップには薄いデニールのストッキングを押し込んで、肩紐のストラップを思い切り引き上げて調節しました。
すると、鏡で見る分には、そこそこ女子高生くらいの可愛いバストを再現することが出来ました。
(おお!結構、行けるじゃんか。なんか、自分の下着姿に興奮しちゃいそうだ!首下だけで抜けるぞ!)
本当に自分の姿に興奮したのか、それとも、これからの展開を想像して興奮したのか、それは分かりません。
しかし、確実に言えることは、今こうしてる間も、健一の股間は母のパンティの圧力に抗して、光沢のある生地を懸命に持ち上げているのでした。
健一はその上から、母の白いスリップを着用しました。梨絵はよほどの暑い日でない限り、常にスリップを着用していました。それは制服のブラウスから透けて見える梨絵の背中の4本ストラップからも分かります。
それに、それがキャミソールではないのも、スカートの裾を揺らして梨絵が駆ける時、翻るスカートの裾からチラチラと見える白いもので間違いようもありませんでした。
それに、健一がスリップを着ることで、露骨に盛り上がっていたパンティのもっこりが、スリップのドレープに紛れ、柔らかいフェミニンな姿を鏡に映していました。
(やべぇ、オフクロの下着で興奮しちゃったのかな。落ち着け、落ち着け、まだまだ先は長いぞ。)
健一は更に徹底するために、母の黒のパンティーストッキングを、女子高生のスクールストッキングに見立てて着装しました。
(パンストなんてよく分からないけど、黒なら一緒だよな……)
一般的な黒のストッキングと、スクールストッキングの違いなんてのは分かりませんが、少なくとも健一がよく見る梨絵の制服姿は、生足にソックスではなく、圧倒的に黒のパンティストッキング姿でした。
スリップといい、ストッキングといい、梨絵の嗜好傾向が古風なのかは分かりませんが、できるだけ生肌をさらさない配慮が、結果的に、むしろ健一をよりフェチな方向に追いやっていたのでした。
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さあ、下準備は整いました。いよいよ本命の登場です。
健一は、その清楚な白い下着姿で、愛おしそうに丁寧に梨絵の制服を広げて、再びその制服に顔を近づけました。
「ああぁぁ……梨絵の匂いがする……あぁぁぁぁ……いい匂いだぁぁぁ…」
健一は制服ブレザーの裏地に顔を埋ずめ、すぅぅぅぅ……はぁぁぁぁ……と、何度も深呼吸するかのように、憧れの三浦梨絵の残り香を、分子のかけらまで余さずに堪能していました。
そのスメル吸引の儀式は、ベスト、スカート、ブラウスまでのすべての制服に、時間をかけて丹念に続けられました。
特に濃紺のプリーツスカートの時には、表側から裏側まで丹念に匂いをかぎ、何度も抱きしめ頬擦りを繰り返しました。
静かなリビングルームの空間の中で、母親のパンティーにくるまれた健一の分身は、薄い布地を突き破らんばかりに猛り始めていたのでした。
**********
(おわりに)
店仕舞いをした健一は、いよいよ楽しい夢の時間を迎えます。梨絵の制服を確認して歓喜した健一は制服の香りを堪能します。そして、母の下着から始めて、遂に禁断の世界に入り込むのでした。
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