女装マニアな魔法使いが愛を伝道する

清十郎

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ケンちゃんの章

第3話 梨絵の制服を着る

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(これまでのあらすじ……)

クリーニング屋の大山健一は、旅行に出掛けた両親の代わりに、店番バイトをすることになりました。帰り際、クラスメートの三浦梨絵から声をかけられ、心嬉しく家路を急ぐのでした。店仕舞いをした健一は、いよいよ楽しい夢の時間を迎えます。梨絵の制服を確認して歓喜した健一は制服の香りを堪能します。そして、母の下着から始めて、遂に禁断の世界に入り込むのでした。

**********

 健一は立ち上がり胸をドキドキさせながら、いよいよ次の作業に取り掛かりました。

 そう、憧れの梨絵の制服を自分が着るのです!そして、制服を通して憧れの梨絵と一体となるのです!健一は想像しただけで下半身がジンジンと熱くなるのを感じました。

(最初はブラウスから。この丸襟も、短く絞った袖も、全部が可愛い……)
  
 まず、やわらかなブラウスに袖を通します。男子のワイシャツと違って、なんて柔らかい生地なんだろうと、健一は感動しました。

 白く透き通るような細い梨絵の可愛い右腕が、綺麗な左腕が、このブラウスの袖の細い穴に入っていく。

 毎日毎日いつも、何十、何百回と……ただ、それをイメージして着ているだけで、健一の股間はまた爆発しそうになりました。

 そして、両袖を通し、ブラウスの後ろ身頃の生地が背中を包み込みます……その瞬間、自分の身体が梨絵の身体と一体になったような錯覚で、心にズキンと響く興奮を覚えました。

 そして、丸衿ブラウスの第一ボタンから順に下へ留め、両袖のボタンも留めます……小柄な健一は十分に梨絵のブラウスを着込むことができました。

 ボタンのひとつひとつを留めるごとに、梨絵の身体と一体化が進んでいくように健一には感じられ、心臓の鼓動はどんどん早まっていきました。

 同時に、健一の身体を梨絵の香りが心地好く包んでいきます。梨絵の柔らかい乳房を包むブラウスが、自分の視線のすぐ下にあります……、母のブラジャーのカップで隆起している胸が、本当の少女の姿を思わせます。

 その視覚的刺激により、パンティの中が更に熱くジンジンとしてきます。鏡に映る姿は、ブラウス一枚で下はスリップという、ある意味で非常にいやらしく卑猥な姿で、健一の興奮はとどまるところを知りません。

(あぁぁぁぁ……我慢できないよぉ……もう、出したい……出したい……はぁぁぁ、だめだ、我慢だ、我慢だ。)

 シャツとたいして変わりのないブラウス一枚で、こんなにも激しく興奮をしてしまった健一でしたが、まだまだ終わりではありません。

 次はいよいよ、女子高生の定番とも言える象徴的な制服、濃紺のプリーツスカートの番です。

 **********
  
 スカートの口を広げ片足づつ入れます……梨絵も、毎朝、その美しい脚をこの濃紺のトンネルの中に入れていくんだ……そう思うと、太ももを上げ下げする動きでこすられた股間が、それだけの刺激で逝ってしまいそうです。

 そして、両足を入れると、スカートを腰まで引き上げ、ウエストのホックを……健一も小柄で細身でしたが、それでもやはり女子のウエストです、アジャスターを目一杯にした上に、更に一番外側のホックでようやく留まりました。

 しかし、その瞬間、ウエストベルト部分の細長い面でお腹を押さえられたその瞬間、身体全体にビビビッと電流が走ったような官能が感じられ、それまでもズキズキとうずいていた股間が、ビクビクッとし震えました。

 もはやパンティの全面は、健一の先走りの恥ずかしい液体で濡れ始めていました。触ってもいないのに、妄想だけで逝きそうなほどのこんな快感は、健一も初めての体験でした。

(ああん……どうして……触ってもいないのに、もう我慢できない……逝く、逝く、逝っちゃうよぉぉ! )

 とにもかくにも、スカートの着装については、ややきつそうな感じもしましたが、結構ピッタリと着られたのでした。

 スリップのシュルシュルとした滑りの良い感触も手伝って、意外にきつさは感じませんでしたが、ウエストの締め付け感はジンジンとする快感となって余韻を響かせていました。

 **********

 そうして出来上がったおのが全身の姿を、母の姿見鏡台に映しながら身体を揺らします。

 ひらひらと濃紺のプリーツスカートが舞い踊ります。首から下は、学校で見かけるいつもの梨絵の姿です。

 いつも梨絵の股間が当たる部分には、今、健一の股間が当たっています。ゆらゆらと揺れるだけで、自分の太ももに挟まれ揉まれ続けて、我慢できないうづきが下半身にジンジンと広がります。

 男子では経験できない下半身がスースーする何とはなしの頼りなさが、余計に健一の興奮を増幅させていました。

(あぁぁ、可愛い……梨絵のブラウス……梨絵のスカート……梨絵の胸……梨絵のあそこ……。)

 **********

 たまらない幸福感に包まれて、鏡に姿を映しながら、続けてベスト、そしてブレザーを着込みます。

 ひとつひとつの所作に、ブラウスやスカートを着た時と同じか、それ以上の感動を味わいながら、ゆっくりと身につけていきます。

 そうして最後には、体中を梨絵の香りに包まれ、健一は姿見鏡に全身を投影し、立ち姿のままで、プリーツスカートの上から、いよいよ一人遊びに耽りはじめました。
  
「あぁぁ……リエ……リエ……ああぁぁぁ……リエェェェ……あぁぁ……リエ……のオマンコォォ……リエのオマンコ……あぁぁ……。」
  
「あぁん……いや……あぁぁ……だめ……ああん……あっ……そんなとこ……あん……恥ずかしい……リエ……いっちゃう……ああん……イク、イクッ……ああぁぁぁ」
  
 傍目に見れば滑稽なほど、健一は一人二役となって、身体をよがらせて可愛いらしく悶えています。

 ブレザーのボタンを外し、ベストの脇ファスナーを引き下げ、その隙間から差し込んだ手の平が、ブラウスの上から胸やお腹をサワサワとまさぐります。

 もう片方の手は、プリーツのヒダの感触を味わいつつ、太股や股間の上をまさぐり続けます。

 そして、そんな痴態をしばらく続けている内のある時点で、健一はスカートの上から股間を押さえたまま、身体をビクッ!ビクビクッ!と痙攣させました。

「あっ! ……あああっ! 」
  
 瞬間的に硬直したかと思うと、次にはヘナヘナと床に崩れ落ち、濃紺のプリーツスカートが丸く綺麗に広がる上に、健一は少女のように手をついていました。

 まさしく少女のように可愛らしく頬を赤くほてらせ、瞳をトロンと潤ませて、恍惚と余韻に浸っていたのでした……。健一にとり、いまだかつてない最高に気持ちいい体験でありました。

 **********

 しかし、健一の至福の時間にまだ終わりはありませんでした。

 へたりこんだその時、スカートのポケットの中に、何か当たる物を感じ、健一はポケットに手を入れました。するとスカートの中にハンカチかティッシのようなものが見つかりました。

 でも、取り出したものはそのどちらでもありません。しかし、健一にはすぐそれが何であるかが分かりました。

(これは!……梨絵のナプキン!)

 もちろん、それは未使用の生理用品でした。しかし、今の健一にそんなことは関係ありません。

 すぐにパンティを膝まで脱ぎ、クロッチ部分にそのナプキンをセットし、その状態でパンティをはき直します。

(梨絵のナプキン……梨絵のオマンコのナプキン……梨絵のオマンコが僕の股間に……梨絵のナプキン……梨絵の……)

 果てしない妄想に妄想を重ね、どんどん自ら興奮を高めていきながらパンティを穿きました。そして、そのナプキンは健一の睾丸のすぐ後ろ、尿道線の股間に当たりました。

 その尿道線にナプキンが当たり、パンティの引き上げでナプキンが尿道を優しく押しつけます。しかし、その瞬間、健一はまたもや鋭い電流のようなものがビリビリと股間を駆け巡るのを感じました。

(あ!……あぁぁぁ!……あっ……)

 なんということでしょう。たった今、射精したばかりだというのに、あまりの興奮に、手でこすることもなしに再び射精してしまったのです。

 未使用のナプキンですから、まったく梨絵の身体に密着していたわけでもありません。

 健一は梨絵のナプキンというだけで、妄想に更なる創造の翼を広げて、梨絵の膣口にペニスを押し当てたかのような妄想をたくましくしていたのでした。

**********

(おわりに)

下着女装をした健一は、いよいよ梨絵の制服を一枚一枚身に付けていきます。そして、その姿を鏡に映しながら遂に健一は喜びの頂点に達して果ててしまうのでした。その後、梨絵のポケットに梨絵のナプキンを見つけた健一は、それを装着すると、たった今、果てたばかりというのに、再び絶頂に達してしまったのでした。
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