女装マニアな魔法使いが愛を伝道する

清十郎

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初体験の章

第8話 孝子の孝子による孝子のための3P

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(これまでのあらすじ……)

 今回は新パートナーの初体験の為にある少女の部屋に来ました。私達は男性自身を除く彼女のすべてを転写して3人の同一少女になりましたが、私達の身体は見事に彼女の身体にシンクロし、彼女への愛撫がすべて自分への愛撫として帰ってくる事に私も驚愕します。そのあまりの凄さに私は感度調整を行ったうえで彼を少女との初体験にいざないます。

**********

 わたしは冬服の濃紺セーラー服姿のまま、長袖の春セーラー服姿の孝子の上に覆いかぶさり、孝子の唇を何度も何度も吸いました。そしてヒルのようにジュルジュルと首筋に舌を這わせます。

……孝子の体臭がわたしの鼻腔をくすぐる。そしてまた、唇を重ね合わせ、舌を絡ませ、唇を吸う。ふたつの制服同士がこすれあう衣擦れの音と、孝子の唇を吸う音だけが、静かな部屋の中に響いていました。

 わたしは、茶色い二本線が美しく引かれた孝子のセーラー襟に顔をこすりつけ、同じく茶色い二本線が引かれた袖先のカフスにも頬擦りしました。

 そして、孝子の小さな細い指先を口に含み、舌先を絡み付かせて舐め回し、吸い込みました。
 
(チュパ、チュパ、レロレロ……、チュッ♪ チュッ♪ ……ジュルジュル……。)
 
「あぁぁぁぁ……孝子ちゃんの指先、とっても細くて柔らかくて、美味しい♡……んんんんっ……」
 
 わたしはスカート越しに足を絡ませ、パンティとブルマにくるまれたままの自分のペニスを孝子の右足の太股に擦りつけて、孝子のプリーツスカートと太股の感触でしごいていました。

 孝子の左足の太ももには、貝合わせをし続ける少年の孝子が、夏服の半袖セーラー服姿で体ごと巻き付いています。そして、孝子の左足の先をこれでもかとしゃぶりつつ、指先のひとつひとつ、指の間と間まで丹念に舌を這わせています。

「あぁぁ、ボク、またいっちゃいそう。……孝子ちゃんのあそこの気持ちよさが、ぼくのおちんちんに伝わってジンジンしているよぉ……。」

「貝合わせ」で裾を乱した春服と夏服の制服スカートとスリップが、紺色と純白になまめかしく入り乱れている中で、わたしを含めた六本の白い脚が絡み合いこすれ合いしながら激しくうごめいています。そして、その動きだけでもわたしの興奮は最高潮に達し、はや、最初の射精を迎えようとしていました。
 
「あぁぁん、あぁぁん、あぁ……あぁ……あっ、あっ、あっ、孝子ちゃん、……イク、イク、いっちゃう……うっ、……ううっ、……うううっ!」

「あぁぁぁ……、ぼくも、ぼくも、……また、また、出ちゃう……、孝子ちゃん、このまま、孝子ちゃんのあそこに、……うっ、イク、イクよ、……あぁぁ!」

(ずびゅびゅびゅ! ……どぴゅっ! ……ぴゅっ!)

(ずりゅりゅりゅ!……びゅびゅっ!……ピュッ!)
 
 すやすやと眠る孝子の上に乗ったまま、わたしは腰をビクンビクンと波打たせ、少年の孝子は、孝子の左足を抱きしめながら体を反らせて悶絶しています。

「はぁぁぁぁ……んんんっ……」

 パンティにくるまれた股間がいつしかほとばしる熱い液体で温かくなります。そして、ブルマの厚い生地からまでしみ通り溢れ出た白い粘性のある液体が、孝子の太ももの弾力のあるムチムチした美しい肌にヌルヌルとなすりつけられ、部屋の蛍光灯の灯りに、卑猥にもテカテカと反射して光っていました。

 同じように、孝子の秘所に当てられた少年のパンティにくるまれたペニスからほとばしった液体も、その薄い生地を突き抜けて、どろどろとしたものをたっぷりと少女のパンティのクロッチになすりつけていました。そして、いかに二重生地となっているクロッチとはいえ、薄いパンティの生地をその液体はしみ通り抜け、少女の柔らかい肉に易々と到達して、その肉をテラテラと濡らし輝かせているのです。

「……はぁ、はぁ、はぁ、……ひとりよがりのラブドールでのオナニーはこれくらいにしましょう。余興は終わり、次は孝子ちゃんからわたしたちを気持ちよくしてもらおうかなぁ。……ね、タカネエ♪ 」

**********

 わたしと少年は、クローゼットに向かうと、汚れたブルマとパンティを脱ぎ捨てて、別の孝子のパンティに穿き替えました。仮性包茎の皮をぬるんと剥いて、亀頭やカリに残る白い濁ったどろどろ液を、濃紺のブルマの股間部分にぬぐって、亀頭やカリなどの肉棒全体をそのブルマで綺麗に拭き清めました。同じように少年も汚れたパンティでおのがペニスを拭き清めています。

 そして、次に穿いたパンティは、わたしは可愛いボーダー柄プリントの綿の縞パンを選んだのでした。ティーンらしいコテコテのパンティです。でも少年はちょっと大人びて背伸びをしたような刺繍の施された伸縮性のある化繊のパンティを選びました。

 ふたりとも準備ができると、わたしは孝子に更なる魔法をかけました。クローゼット側からゆっくりとベッドに近づき、ベッドに横たわる孝子の額に人差し指を立て、短く呪文を唱えるのです……。
 
「……〇#ёЭ=Уии★ЯЯЯЯЭ▽и▽▽……」
 
 すると、夢遊病者のごとく、おもむろに孝子が上半身を起こしました。わたしは少年に向かって頷き、少年の手を取って孝子の方へと導きます。少年はニッコリと微笑みわたしに引かれながらベッドに近づいて行きます。

 そして、少年は孝子の前に両膝を立てて両脚を開き、腰を落としてベッドの上に座りました。そして、孝子も両膝を立てて足を開き、少年の身体を迎えてくれます。そして、自然な形で少年は孝子と抱擁しあいました。孝子も少年の背中に両腕を回して、その背中をさすります。まったく同じ顔と身体をした二人の孝子が、足を交差させながら抱擁しあうのです。

「可愛いふたりの孝子ちゃん。」

 そう言ってわたしはオリジナルの孝子の前髪を払うようにおでこをなぞり、おでこに軽くキスをしてあげました。

「ふふふふ……。」

 まるで仲の良い親友か恋人同士のように、いえ、この場合は仲の良い美少女双子と言った方がピッタリでしょうか。おでことおでこを付けて、二人の孝子が、それぞれ目の前の孝子を見つめているような態勢です。オリジナルの孝子は、焦点の定まらないうつろな瞳をしていますが、可愛いらしい大きな瞳に、意志の強そうな太い眉、チャーミングな眉毛の上のホクロなど、目を開いたことで更に可愛さがより増したように見えました。

 少年は間近に孝子の甘い香りを楽しみながら、おでこ、眉毛、ホクロ、目尻と、チュッチュッチュッと、軽いキスを繰り返します。ひとつひとつのすべてを食べてしまいたいくらいに、顔中にキスをしていました。

「はぁ……はぁ……はぁ……」

「はぁ……はぁ……んんっ……」

(チュッ、チュッ、チュバッ、チュッ……)

 二人の吐息だけが流れる静かな空間の中、お互いを吸いあう唇の音だけがなまめかしく響き渡ります。

 可愛い少女同士の軽いフレンチ・キスは、お互いに知らず知らず心を浮き立たせるものがあるのでしょう。隣で見ているだけのわたしも、心がウキウキと浮き立ってきます。もちろん、これからのお楽しみを考えると尚更です。

「はぁ……はぁ……はぁ……」

「はぁ……んんっ……あぁ……」

(チュバッ、チュッ、チュッ、チュッ……)

 少年は、最後に孝子のちょっと厚めのぽってりした唇に、三、四回、更にチュッチュッチュッ……と軽いキスを繰り返した後、今度は吸い付くように孝子の唇に濃厚なくちづけをしました。ぽってりとしたその唇を唇で挟んでハムハムし、ひとしきり舌先で舐め回すと、次は上下の唇の裏側に舌を伸ばします。そして、口の中の上も下も右も左も、すべての歯茎に舌先を伸ばし、少女の味を隅々まで堪能し尽くします。

「はぁ……あぁ……はぁ……」

「はぁ……はっあぁ……あぁ……」

(チュバッ、ジュルッ、レロレロ、チュバッ、ジュルル……)

少年はまるで老たけた中年の親爺のような執拗さで、少女の隅々まで余すところなく舐め味わいつくします。そうです、何も焦る必要はないのです。急がずとも、間違いなくこれから少女の処女をご馳走になれるのは確定しているのです。

すでに二回も射精をしてしまった少年としては、じっくりと少女の身体を味わうだけの余裕を持つことができましたし、十分にたぎらせたおのがモノを馳走してあげるためにも、自分の興奮と官能を最高潮に持っていこうという余裕すらありました。

**********

(おわりに)

 まずは三人が重なり合いお互いを愛撫し合ってボルテージを高めていきます。そして、わたしと少年が再び最高潮を迎えて射精にいたります。そして、もう余興は終わりです。いよいよ今回の目的である初体験へとわたしは少年を導きます。少年と少女はまるで双子の姉妹の演じるレズ行為のようにお互いの身体をむさぼり合うのでした。
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