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第17話
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脱衣所につき体を拭いた後に各々が服を取り出して着替えを始める。
今回、ミナトの真隣のロッカーを使っていたアキはミナトが半袖短パンのジャージを取り出したことに気がつく。
「あれ…ミーちゃん、浴衣あるのにパジャマも持ってきたの?」
「うん…パジャマってゆーか適当なジャージだけども。」
アキとミナトに関しては小学校からの馴染みだ。
高校に上がっていても彼女はノータオルミナトと呼ばれるほどに、自分の体に無頓着だったのに。
男でもできたのだろうか?
何処か違和感のような友人の変化に戸惑いを隠せないアキ。
「いや…他の友人がさ…寝相が悪くてね。
次の日に奴の姿を見た時は、はだけた浴衣からブラもパンツも丸出しで大の字で幸せそうに寝てる姿だったんよ。
別にアイツを非難するつもりはないけど、自分がそれを人に見せるのは嫌だなって思って…。」
ちなみに、下着の上下で違う色なのは彼女の名誉の為に黙っておこう。
友人の変化が腑に落ちるものだったのかホッとしたような感情にアキはなった。
別に、自分の目が黒いうちは…っていう人間じゃないんだけど。
「ウチも中に着込んでるよ、ポンポン冷えると腰が痛くてね…。」
ウチもウチもと言わんばかりに、下に来たパジャマを見せてくるオオダ。
アキは呆れたようにハイハイと言って彼女の頭を撫でる。
ママと言われてもしょうがなくない?
この様子を見たミナトは、そう脳内で思ったが口にはせずにグッとこらえた。
髪の毛を乾かして脱衣所を出ると自販機があった。
自販機のラインナップは、コーラやご当地サイダーなどのジュースと温泉でお馴染みの牛乳シリーズの温泉地でよくあるものだった。
「温泉は黙ってコーヒー牛乳でしょ。」
ミナトはそう言いながら自販機にコインを入れてコーヒー牛乳を注文する。
「イチゴミルクは無いの?
そしたら、普通の牛乳かなぁ。」
「あら、ミーちゃんも視野が狭いのね。
フルーツ牛乳も王道なのよ。」
オオダもアキも各々、好き勝手に自販機で物を買っていく。
コーヒー牛乳を飲みほしたミナトは、ほぅ…と満足そうに息を吐きだした。
「なんで風呂上がりの牛乳は美味しいのだろう。」
「シンプルに牛乳が好きだからなんじゃない?
さて、次はお酒だ!」
ミナトに続き牛乳を飲みほしたオオダは勢いよく空き瓶を入れる箱に飲み干した牛乳瓶を入れる。
後ろから何やらアキに注意されるが、オオダは気にしている様子もなく部屋に向かって足を進めていた。
まぁ、そういった文句は部屋でお酒を片手に言うだろう。
そう考えながら2人の後ろからついていくようにミナトも歩き出した。
今回、ミナトの真隣のロッカーを使っていたアキはミナトが半袖短パンのジャージを取り出したことに気がつく。
「あれ…ミーちゃん、浴衣あるのにパジャマも持ってきたの?」
「うん…パジャマってゆーか適当なジャージだけども。」
アキとミナトに関しては小学校からの馴染みだ。
高校に上がっていても彼女はノータオルミナトと呼ばれるほどに、自分の体に無頓着だったのに。
男でもできたのだろうか?
何処か違和感のような友人の変化に戸惑いを隠せないアキ。
「いや…他の友人がさ…寝相が悪くてね。
次の日に奴の姿を見た時は、はだけた浴衣からブラもパンツも丸出しで大の字で幸せそうに寝てる姿だったんよ。
別にアイツを非難するつもりはないけど、自分がそれを人に見せるのは嫌だなって思って…。」
ちなみに、下着の上下で違う色なのは彼女の名誉の為に黙っておこう。
友人の変化が腑に落ちるものだったのかホッとしたような感情にアキはなった。
別に、自分の目が黒いうちは…っていう人間じゃないんだけど。
「ウチも中に着込んでるよ、ポンポン冷えると腰が痛くてね…。」
ウチもウチもと言わんばかりに、下に来たパジャマを見せてくるオオダ。
アキは呆れたようにハイハイと言って彼女の頭を撫でる。
ママと言われてもしょうがなくない?
この様子を見たミナトは、そう脳内で思ったが口にはせずにグッとこらえた。
髪の毛を乾かして脱衣所を出ると自販機があった。
自販機のラインナップは、コーラやご当地サイダーなどのジュースと温泉でお馴染みの牛乳シリーズの温泉地でよくあるものだった。
「温泉は黙ってコーヒー牛乳でしょ。」
ミナトはそう言いながら自販機にコインを入れてコーヒー牛乳を注文する。
「イチゴミルクは無いの?
そしたら、普通の牛乳かなぁ。」
「あら、ミーちゃんも視野が狭いのね。
フルーツ牛乳も王道なのよ。」
オオダもアキも各々、好き勝手に自販機で物を買っていく。
コーヒー牛乳を飲みほしたミナトは、ほぅ…と満足そうに息を吐きだした。
「なんで風呂上がりの牛乳は美味しいのだろう。」
「シンプルに牛乳が好きだからなんじゃない?
さて、次はお酒だ!」
ミナトに続き牛乳を飲みほしたオオダは勢いよく空き瓶を入れる箱に飲み干した牛乳瓶を入れる。
後ろから何やらアキに注意されるが、オオダは気にしている様子もなく部屋に向かって足を進めていた。
まぁ、そういった文句は部屋でお酒を片手に言うだろう。
そう考えながら2人の後ろからついていくようにミナトも歩き出した。
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