零からスタートの終わりなき果へ

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第1章 力を求めて

1歳

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この世界に来て初めてのクリスマス、いやホワイトクリスマスを体験して約4ヶ月。まぁ、クリスマスではないんだが。
この4ヶ月もほとんど変わったことがなく過ごしてきた。
主に魔力量を増やしたり、魔力操作の練習や魔法の練習だな。クリスマスの時も同じことを言ったような···。でもハイハイで家を回る回数も増えてきた。この家は辺境伯家なだけあって凄く大きい。この4ヶ月で全て見回ったけどな。見回るにあたっていくつか作ったスキルがある。みんなに見つからないように”気配遮断”というスキルを作り、背の関係で届かないドアを開けるために”飛行魔法”と”空歩”を作った。スキルを作ったのはこれだけだ。あとは魔力庫の中に入れていた。何ヶ月も魔力を魔力庫に溜めているからものすごい量になっている。魔法を使っていてもあまり減らないからな。

”気配遮断”(神)Lv10
気配を消すことが出来る。
(神)Lv10効果:”気配察知”などの見つける系のスキルを使っても(神)Lv10でないと見つけることは出来ない。

”飛行魔法”(神)Lv10
宙に浮いて飛ぶことが出来る。
(神)Lv10効果:移動距離無制限。速さ無制限。高度無制限。

”空歩”(神)Lv10
足の下に透明な板を出して空中を歩くことが出来る。
(神)Lv10効果:移動距離無制限。大きさ無制限。高度無制限。

凄いだろうこのスキル。
これで俺は見つからなくなるんだ。何回か見つからなくて大騒ぎになったことを覚えている。

そして明日は俺の誕生日である。
そう、1歳の誕生日。
ようやく俺は1歳になることが出来る。
長かったよな。ここまで来るのに。
生まれてから直ぐには色の識別や音を聞くことなんかもあまり出来ないらしいが転生特典で特別に出来るんだとか。このおかげで俺は早く目覚めることが出来たし、魔力を増やすことが出来るんだ。本当に神様に感謝しないとな。神様には殺されたけどもうあまり恨んではない。何気にこの世界も楽しいからだ。まぁ、地球でももっとしたいことはあったし、仲良くしてくれていた人達には申し訳ないのだが···もうそれが俺の運命だったんだなと受け止めている。

今日もいつもと変わらないようなことをしている。俺以外の人たちは明日の俺の誕生日のために準備なんかをしてきているがな。まぁ、1歳の誕生日なのでそこまで準備することは無く雰囲気作りなんかをしている。あとは、お兄様やお姉様のテンションが上がってきている。実の弟が誕生日を迎えるからなのか少し夕食が豪華になるからなのか分からないが。俺も1歳になるのでテンションは凄く上がっているが。





おはようございます。
今日はなんの日か知っているかっ?
そう。
今日は私の誕生日なのだっ!
はっはっはっ!!!
これで俺は1歳になったのだ。
まぁ、1歳になったからと言って何かある訳でもないんだけどね。
気分だよ。気分。気分は大事だろう?
誕生日で1歳になったことによって神様から加護を貰えた。
初めはなぜ!?と思ったが後々考えてみると”神々の優遇”で1年で1度貰えるのでそれなのかなと思った。貰った加護は知神ノアの加護だ。その効果がこちら。

知神ノアの加護

”スキル強化”(神)Lv10
スキルを強化することが出来る。また、スキルを強化出来る回数は世界の数によって決まる。現在の強化可能数は66回です。
(神)Lv10効果:なし。

”ノアの鼓動”(神)Lv10
知神ノアの魂が宿る。また、魂が宿ることによって知神の力を使うことが出来る。また、制限がかかったり、自分に不利になることもある。
(神)Lv10効果:なし。

こんな感じ。
意味が分からない。

そして、俺がスキルを使っていないにも関わらず、”ノアの鼓動”が発動し、”スキル強化”の効果が発動してしまった。これは”ノアの鼓動”のデメリット効果なのかもしれない。
強化されはスキルは2つ。それにより、残り強化可能数は64となってしまった。まぁ、まだあるからいいんだけどね。
そして、強化されたスキルは”世界辞典”と”神々の優遇”の2つだ。

”世界辞典”(神)Lv10
世界について調べることが出来る。また、調べる時は脳内で操作する。
(神)Lv10効果:全ての世界のことについて調べることが出来る。また、音声機能が追加される。
”スキル強化”効果:音声機能が知神ノアになり、ノア自身が語りかけてくることもある。また、今まで以上に世界について知ることが出来る。

”神々の優遇”(神)Lv10
神から加護を強制的に貰うことが出来る
(神)Lv10効果:1年に1回貰うことが出来る。
”スキル強化”効果:神々からの優遇が増える。1年に何回でも加護を強制的に貰うことが出来る。その場合、魔力を使用し、その神の属する世界名、神名を思い浮かべないといけない。

もう本当に意味が分からない。
本当に分かりません。
はい。
1歳児にこんな難しいことを教えないてください。お願いします。

『何を言っているのですか、璉神様。いえ、今はネロ様と言った方が良かったのですね』

「あぅっ!(うわっ!)」

なんだ?
なんなんだよ今のは!?
しかも俺の前世の名前も知っていたし。

『なんだじゃありませんよ。ネロ様。私は知神ノアです』

やっぱり声が聞こえる。周りに誰も居ないのに。
しかも知神ノアって言っていたな。こんな所に神様ががいるわけないじゃないか。

『何を言っているのですか。ネロ様。私は本当にノアです。”ノアの鼓動”というスキルがあったでしょう。それでネロ様に話しかけているんです。心で強く念じればネロ様も念話をすることが出来ますよ』

俺も出来るのか。
じゃ、じゃあ、

『あー、あー。で、出来た!それで本当に知神ノア様なのですか?』

『そうです。あと、そんなに畏まらなくてもいいですよ。絶対神様に話していた時のように話してください』

『そ、そう言われましても···』

『ネロ様はいずれ創造神になられるお方なのですから今から慣れておかないといけません。あ、あとは···将来私の··だ、だ、だん·····、な、なんでもありません』

『は、はぁ。じゃあ、俺は神様に対して使わなくても全然罪悪感は無くなってしまったので普通に話すことにします』

『はい!それでいいです』
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