51 / 75
第2章 自分磨き
国王様のお願い(1/3)
しおりを挟む
「それじゃあ言おうか」
あの後は国王様のお願いを聞くことになった。まだ、王妃様達は部屋に入ってきていない。
「まず初めにお願いしたいのは、僕の父を探して欲しいんだ。知っているかもしれないが今僕の父、つまり、前国王が行方不明なんだよ。捜査はしているが全く見つかる気配がない。だから君のステータスの高さを見込んで頼みたかったんだ。もちろん断ってもらっても構わない。
どうだろうか?」
「分かりました。できる限りの事はしてみます」
「ありがとう。詳細については後日また話すとするよ。それと、まだ隠していることがあるよね?何なのかは分からないけど僕は”超直感”というスキルを持っていてね、なんとなくだけど分かるんだ。別に話さなくてもいいが教えてくれると嬉しいな」
国王様が”超直感”というスキルを持っていることは知っていた。国王様のステータスは事前に確認済みだがらね。あえて気づいていないふりをしてあたのだがやはり”超直感”というスキルは凄いものだったようだ。別に隠しているつもりはないのだが恐らく精霊と悪魔のことだろう。強さにはこいつらのお陰でステータスもほんの少しだけ上がっているからな。まぁ、俺のステータスが高すぎるだけで国王様達からすればものすごく強い存在だからこう思ったんだろう。
「あー、それは精霊と悪魔の事ですかね?一応スキルがあるので、両方とも使役していたので···」
「本当かっ!?」
「は、はい。スキルは見せたので分かると思うんですが”精霊魔法”と”悪魔魔法”で召喚して使役しました」
「で、その精霊と悪魔はどこにいるんだい?」
「それは俺の作った空間の中に。呼んだ方が良いですか?」
「ん?」
「前にリフレが言っていたが本当に出来たのか」
「はい。お父様の言う通りです。”空間魔法”があったじゃないですか。それで空間を作って、その中に精霊と悪魔を放り込んだんです」
「精霊と悪魔は仲が悪いはずだが?」
「それは俺が注意して直させました」
「ふふっ。君はなんでもありだね。じゃあ精霊と悪魔を読んでもらえないかな?僕も少しは興味があるからね」
「分かりました。みんな出ておいで」
そして俺が使役している精霊が1体、悪魔が7体が出てきた。すると、·····
バタンッ!!!
俺以外の3人が気絶してしまった。
『ノア、なんで3人は気絶しちゃったの?』
『それはですね。天使と悪魔の格が違うからですね。存在そのものが強すぎて3人が気絶したんでしょう。それを分かって、8体も格を落としたようですし、次は大丈夫でしょう』
『そっか。ならいいや。でもなんで分かったんだろうね』
『それはそうした方がいいと各々が思ったようですね。ご主人様には逆らってはいけないと』
『そうゆう事ね。納得だよ』
「みんなありがとね」
「はい。ですがこの方達は気絶してしまったのでどうすればいいでしょう?」
やはりルシファーが仕切って発言してきた。ん?ゼルグドはどうしたって?そんなのルシファーより下だよ。強さは上だけどこういう時は全てルシファーに全て任せているからね。
俺は破癒剣グラスを使って意識を回復させてあげた。なんだかんだ言って、グラスにはお世話になっているよな。
「ん、んんん·····ん?僕は···はっ!ネル君が精霊と悪魔を見せてくれるって言って、見た瞬間に気絶してしまったんだ。あっ!?こ、こんなにいるのか!?ん?でももう気を失ってないな。良かったよ」
「っっっ!?はぁはぁはぁ。私は··········もう大丈夫か。安心だな。だが、こんなに多く契約していたとは···驚きだな」
「初めまして。私はネル様に使えている悪魔の1人です。先程は気絶させてしまって申し訳ございませんでした。まさか、ネル様のお父様やネル様の住んでいる国の王がいると思っておらず。精霊1体、悪魔7体を代表してお詫び申し上げます」
・・・・・・・・・・
「申し遅れました。私は覇王級悪魔の長、傲慢の悪魔ルシファーと申します。以後お見知りおきを。そして神級精霊のゼルグドと覇王級悪魔の憤怒の悪魔サタン、嫉妬の悪魔レヴィアタン、強欲の悪魔マモン、怠惰の悪魔ベルフェゴール、色欲の悪魔アスモデウス、暴食の悪魔ベルゼブブです」
ルシファー、お父様達が固まった理由はそこじゃないと思うよ。
お父様達は1体ずつだと思っていたんだろう。なのに8体も出てきたからびっくりしたとか。あとは、悪魔は人間とも仲が良くないので、契約を結べている者でも大半が精霊と契約している。悪魔と契約していても大半が犯罪者だしね。7体も悪魔なのは驚いたんだろうね。だから精霊と悪魔の数は言わないで欲しかったな。あ、でもオーラで何となくわかるか。それでも覇王級悪魔なのは言っちゃダメだろ。ん?そもそも人形だから遅かったな。両方とももう手遅れだったよ。うん。
あの後は国王様のお願いを聞くことになった。まだ、王妃様達は部屋に入ってきていない。
「まず初めにお願いしたいのは、僕の父を探して欲しいんだ。知っているかもしれないが今僕の父、つまり、前国王が行方不明なんだよ。捜査はしているが全く見つかる気配がない。だから君のステータスの高さを見込んで頼みたかったんだ。もちろん断ってもらっても構わない。
どうだろうか?」
「分かりました。できる限りの事はしてみます」
「ありがとう。詳細については後日また話すとするよ。それと、まだ隠していることがあるよね?何なのかは分からないけど僕は”超直感”というスキルを持っていてね、なんとなくだけど分かるんだ。別に話さなくてもいいが教えてくれると嬉しいな」
国王様が”超直感”というスキルを持っていることは知っていた。国王様のステータスは事前に確認済みだがらね。あえて気づいていないふりをしてあたのだがやはり”超直感”というスキルは凄いものだったようだ。別に隠しているつもりはないのだが恐らく精霊と悪魔のことだろう。強さにはこいつらのお陰でステータスもほんの少しだけ上がっているからな。まぁ、俺のステータスが高すぎるだけで国王様達からすればものすごく強い存在だからこう思ったんだろう。
「あー、それは精霊と悪魔の事ですかね?一応スキルがあるので、両方とも使役していたので···」
「本当かっ!?」
「は、はい。スキルは見せたので分かると思うんですが”精霊魔法”と”悪魔魔法”で召喚して使役しました」
「で、その精霊と悪魔はどこにいるんだい?」
「それは俺の作った空間の中に。呼んだ方が良いですか?」
「ん?」
「前にリフレが言っていたが本当に出来たのか」
「はい。お父様の言う通りです。”空間魔法”があったじゃないですか。それで空間を作って、その中に精霊と悪魔を放り込んだんです」
「精霊と悪魔は仲が悪いはずだが?」
「それは俺が注意して直させました」
「ふふっ。君はなんでもありだね。じゃあ精霊と悪魔を読んでもらえないかな?僕も少しは興味があるからね」
「分かりました。みんな出ておいで」
そして俺が使役している精霊が1体、悪魔が7体が出てきた。すると、·····
バタンッ!!!
俺以外の3人が気絶してしまった。
『ノア、なんで3人は気絶しちゃったの?』
『それはですね。天使と悪魔の格が違うからですね。存在そのものが強すぎて3人が気絶したんでしょう。それを分かって、8体も格を落としたようですし、次は大丈夫でしょう』
『そっか。ならいいや。でもなんで分かったんだろうね』
『それはそうした方がいいと各々が思ったようですね。ご主人様には逆らってはいけないと』
『そうゆう事ね。納得だよ』
「みんなありがとね」
「はい。ですがこの方達は気絶してしまったのでどうすればいいでしょう?」
やはりルシファーが仕切って発言してきた。ん?ゼルグドはどうしたって?そんなのルシファーより下だよ。強さは上だけどこういう時は全てルシファーに全て任せているからね。
俺は破癒剣グラスを使って意識を回復させてあげた。なんだかんだ言って、グラスにはお世話になっているよな。
「ん、んんん·····ん?僕は···はっ!ネル君が精霊と悪魔を見せてくれるって言って、見た瞬間に気絶してしまったんだ。あっ!?こ、こんなにいるのか!?ん?でももう気を失ってないな。良かったよ」
「っっっ!?はぁはぁはぁ。私は··········もう大丈夫か。安心だな。だが、こんなに多く契約していたとは···驚きだな」
「初めまして。私はネル様に使えている悪魔の1人です。先程は気絶させてしまって申し訳ございませんでした。まさか、ネル様のお父様やネル様の住んでいる国の王がいると思っておらず。精霊1体、悪魔7体を代表してお詫び申し上げます」
・・・・・・・・・・
「申し遅れました。私は覇王級悪魔の長、傲慢の悪魔ルシファーと申します。以後お見知りおきを。そして神級精霊のゼルグドと覇王級悪魔の憤怒の悪魔サタン、嫉妬の悪魔レヴィアタン、強欲の悪魔マモン、怠惰の悪魔ベルフェゴール、色欲の悪魔アスモデウス、暴食の悪魔ベルゼブブです」
ルシファー、お父様達が固まった理由はそこじゃないと思うよ。
お父様達は1体ずつだと思っていたんだろう。なのに8体も出てきたからびっくりしたとか。あとは、悪魔は人間とも仲が良くないので、契約を結べている者でも大半が精霊と契約している。悪魔と契約していても大半が犯罪者だしね。7体も悪魔なのは驚いたんだろうね。だから精霊と悪魔の数は言わないで欲しかったな。あ、でもオーラで何となくわかるか。それでも覇王級悪魔なのは言っちゃダメだろ。ん?そもそも人形だから遅かったな。両方とももう手遅れだったよ。うん。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
75
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる