クリノクロアの箱庭

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第百三十四話 シリカ

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女神を作り出す儀式は無事終わった。
儀式というか、半分我慢大会みたいだったけど。
次はクローニングだな。
精霊化する訳じゃないし、もう職業は女神に出来てるから、今入っている精霊カードは入れたまま上書きしてしまおう。
人工人格だけ僕の人格を元に作るって感じだな。

待てよ。
このS1も僕の人格が元になってしまっていいんだろうか。
つまりまた、アズライトみたいな性格の女神が出来上がるんだよな。
あの感じが増えるよりは、別の性格の女神が増えた方がいいよなあ。

「ねえ、フィア」
「嫌よ」
「まだ何も言ってない」
「その顔は姉さんで無くても分かるわ。私にいやらしい事をしようとしている顔よ」
「ハズレだよ!!僕がフィアにいやらしい事をした事なんてないじゃないか!」
「初めて会った時」
「ごめんなさい。でも!今回は違うんだ!フィアの人格をこの人形族に複製させて欲しいんだ!」
「………」

あれ?
何で黙るの?

「リーンハルトくんはやっぱり変態さんですね」
「ご主人って時々攻めてくるわよね」

もしかして、フィアの人格を貰うっていやらしい事なんだろうか。
わ、分からないけど、、、、女子達の反応からすると多分そうなんだろう。

「ご、ごめん。やっぱり今の無しね。そうだよね、気持ち悪いよね。ああ、いや、ほら僕の人格ばかり増えるのも何だかなって思っただけだから、、、あはは」

ああああああ、、、。
こうやって、この家の中での僕の評価がどんどん落ちていってるんだろうな、、、。
しばらく大人しくしてようかな。

「いいわ」
「へ?」
「いいと言っているの。わたしの人格。あなたに分けてあげるわ」
「ホントに?」
「やっぱりやめる」
「わああ!お願い!お願い!ありがとう!フィア!」

何でだか分からないけど、フィアのお許しが出た。
ラナとリーカが、本当に良いの?後悔しない?とか聞いているけど、本人が良いって言ってるんだから、良いんだよ!

フィアの気が変わらない内にクローニングをお願いしてしまおう。
フィアはエルツ族だし術式も使えるはずだから、精霊術も使えるはずだ。

「それをこの人形の前で言えば良いのね」
「うん。お願い!」
「クローニング」


S1 クローニング中 1%

[中断][キャンセル]


表示は僕の方に出るんだ。

「これで良いのかしら?」
「うん!ありがとう!まだ完了するまで時間がかかるけど、マナが足りなくなったら言ってね。あの水筒をまた出すからね」
「アレをまた飲まないといけないのね。ふう。分かったわ。ステータスを気にしていれば良いわね」

そう言ってフィアはステータスを出してマナの減り方を見ながら、また本を読み始めていた。

「ふうん」
「へえ」
「何よ」

ラナとリーカがフィアの周りでニヨニヨしている。

「ほほう?」
「うふふ?」
「だから何よ。2人とも気持ちが悪いわよ」

からかってるなあ。
まあ、僕も、何でフィアがいいと言ってくれたか、分からないんだけどね。




S1 クローニングが完了しました

 起動しますか?

 [起動する]


「あ!クローニングが終わったみたいだよ。マナ足りたね。起動するよ?」
「ええ」
「ご主人とフィアちゃんの2人で作った人格なのね」
「あら、初めての共同作業ですね」
「リーカと姉さんは後で中庭に来なさい」

まだからかってるよ。
そんなにフィアの変化が嬉しいのか、それともヤケになってるのか。
多分、後者だと思うけど。

S1がすっと無反動で起き上がる。
やっぱりここはおかしな起き上がり方をするんだ。
そして、僕をじっと見つめる。
あ、そうそう名付けだ。
今回はもう決まってるから、元々付いている名前は聞かなくていいね。

「君の名は、クォンタムクアトロシリカ・フォルトナーだ」
「長い。やだ」
「え?やだって、、、。え?」
「拒否されたわね」
「反抗期ですかね」
「生まれてすぐ?ああもう、君はクォンタムクアトロシリカ・フォルトナーなの!決まりなの!」
「はあ。やだけど、、、分かった。はあ」

溜息つかれてるし。
これはあれだよね。フィアの人格が元になってるから、こんな性格になっちゃってるって事だよね。
フィアの性格ってこう言うのが、ベースになってるんだね。
まあ、分かる気がするけど。

とにかく、これでようやく、女神クォンタムクアトロシリカが新しく生まれたんだから、守護も効いてくれる筈だ。

「アズライト。また、ステータスをいじるからね」
「はいなのです。マスターになら、、、以下略なのです」

アズライトは冗談も言えるようになってきたのか。
冗談なのかよく分からないけど。
アズライトの加護の欄に「クォンタムクアトロシリカの守護」と書き込んでみる。
保存すると、クルクルまた回り出す。
あれ?ダメか?

クォンタムクアトロシリカを見ると、すごいしかめ面をしていた。

「えっと、クォンタムクアトロシリカ?長いな。シリカでいいか。シリカ、今、何か目の前に表示されてない?」
「………ああ、出てない、出てない」
「いや、それ絶対出てるよね?許可するようなボタンを押してよ」
「ああ、もう、めんどいなあ。はい、押したよ」

ほんと、反抗期なの?
クルクルが終わり、アズライトにクォンタムクアトロシリカの守護が付けられた。
これを僕にも付けたいんだけど、僕にはステータスが無いから今のやり方だと出来ないな。

「シリカ。今度はシリカが僕に守護を授けてよ」
「ええ、いいよ、遠慮しておくよ」
「いやいや、遠慮とかじゃなくて、やって貰わないと困るんだよ」
「フィアちゃんって、興味ない事にはとことんやる気が出ないものね」
「一日中ソファから動かない日もありますしね。面倒な事には極力関わらない主義を貫いてますよ」
「ちょっと、その子でわたしの性格を分析しないでくれないかしら」

アズライト以外にも守護はつけて欲しいし、でも、皆んなのステータスを勝手に開く訳にもいかないから、シリカには全員分の守護をお願いしたい。

「お願いだよ。家族みんなを守りたいんだ」
「はあ、、、。分かったよ。ずっとこうやってお願いされる方が面倒だし」
「おお、やった!ありがとうシリカ!」
「うっ。別にいいけど、、、」
「なるほど。フィアちゃんもこうすればデレるわけですな」
「ほうほう。攻略方法が分かりましたな」
「そこの2人はいい加減にしなさい!」

守護を付けると言うのは想像していたより大変みたいだ。
マナを消費するのはもちろんだけど、守護している人からのアクセスがずっと来るらしく、頭を使うので疲れるらしい。
通信障害でも守護のアクセスというのは問題ないようで、ウェイクアップシグナルの時のように、帯域と言うのが違っていて、障害が発生しているのとは別口になるようだ。

「慣れれば、、、何とかなるかな。でも、もう増やすのは嫌だよ」
「分かった分かった、、、、あ、いや、あと一人まだ帰ってきて無い人がいるから、お願い、もう一人だけ、ね!」
「うう~。本当にあと一人だけだよ」

レリアが帰ってくるまでは、休んで貰うとするか。
何だかこう、守護が欲しい為に彼女を作り出したから、少し悪い気がする。



「たまにはさ。公園でも行って散歩とかしてみない?」

ここ数日、何も起きず、特に変化のない日が過ぎている。
朝起きて、食事をして、一日中ボーッとして、夜寝る。
ベッドに入って、毎日思う。
あれ?これ昨日も同じ事してなかった?と。
僕とリーカは学校に通っているからまだいい。
でも、エルツチームやアニカ達元人形族チームも毎日同じ事をダラダラと繰り返しているだけだった。

これはいかん!とフィア達に外へ出ないかと誘っている最中だ。

「別にいらないわ。他の子達と行ってらっしゃい」
「わたしもいいよ。陽に当たると偏頭痛がするから出たくないし」

フィアとシリカが一番連れ出さないといけない2人だと思うんだ。
インドア派もここまで酷いと病気になってしまうよ。
いや違うか。インドア派なのでは無くて、出不精なだけか。

「良いですね!お外でシャッハでもして遊びましょうよう」
「それは名案ね。日頃から隊列や戦法に慣れておくことは大事だわ」

リーカとレリアはアウトドア派、、、と言うより、軍事マニアなだけか、、、。

「ラナとアニカはどっちが良い?」
「私はご主人がいればどこでも良いわよん!、、、分かったわよ。真面目に答えるわよ。そうね、お外がいいわね。フィアちゃんをたまには虫干ししないといけない頃合いだからね」
「わたしを古本か何かと思ってないかしら」
「私もお外がいいデスネ!折角ミナサンとお出掛けできるようになったのデスから、お散歩でもいいので行きたいデス!」

アズライトは僕に賛成してくれるだろうし、マルモとブロンはもう出掛ける準備万端で待っている。

「味方が少な過ぎるわ。仕方ないわね。少しだけね」
「おお、フィア、ありがとう」
「わたしは、やだ。外に出ないからといって病気になるような体ではないし。それより、この恋愛小説の続きは無いの?良いところで終わっていて、続きが気になって仕方ないのよ」

最近フィアは角が取れて丸くなってきているから、こうやって折れてくれることも多くなって来たけど、シリカは元のフィアを煮詰めたような性格だから、我が道を行くといった姿勢はなかなか崩れないな。

「なんだか、わたしに失礼な事を考えてないかしら?」
「そ、そんな事は無いよ?フィア」

シリカは強引に説得して、無理やり外に連れ出してきた。
小説の続きは図書館にあるから、自分で借りに行くように言ったのだ。
いつもはフィアの為にアニカやリーカがいつも借りに行ってくれているのだけど、この際だから、フィアにも図書館へ行って自分で借りるくらいできるようになってもらおう。

リーカとレリアが張り切っているから、他の子達と一緒に先に公園に行って遊んでいてもらう。
僕とフィア、シリカ、アズライトだけで、近くの図書館へ向かう。
アズライトも魔法関連の本が見てみたいというので、一緒に連れてきた。

「寒い、、、。もう帰りたい」
「まだ、1ハロンも歩いてないよ。図書館は近いんだから頑張ろう」
「得られるものと苦労が釣り合ってない」
「同感ね。いつもはリーカ辺りが幾らでも借りてきてくれるのだから、それで良いと思うわ」

甘やかし過ぎるとダメ人間が出来上がるという良い例だな。
そして、シリカは生まれた時からそれが備わっているという、、、。
フィアを人格の元にしたのって、もしかして、悪手だった?!
いやいや、そんな事はない。
フィアが2人になるなんて素晴らしい事の筈。

「フィア姉様もシリカちゃんもそんな風に縮こまっているから寒いのです!大きく腕を振って元気よく歩けば、寒さなんて飛んで行ってしまうのです!」
「そんなの、余計寒いだけだわ」
「表面積を大きくしたら、熱が奪われるよ」

2人に増えた事で面倒くさがるのも倍になったように見えるな。

図書館についた。
室内に入る事で寒さは和らいだし、好きな本がたくさんあるから、やる気は出てくれるだろう。
あれ、でも結局屋内なのか、、、。
まあ、外を歩いたから良しとするか。

「さて、ソファがあるから、一眠りでもするか」
「待ちなさい、シリカ!流石のわたしでも、公共の場でお昼寝はしないわ。ほら横にならないの!わたしにそう言う願望があるみたいじゃないの」
「ええー、いいじゃん、別に。誰も見てないって」
「そんなの目立って仕方ないわ。早く起きなさい。仕方ないわね。シリカ。あなたはわたしの人格を受け継いでいるのなら、相応しい振る舞いをしてもらうわ。覚悟しなさい」
「うえー。ママはうるさいなー」
「マ?!誰がママよ!あなたの親になったつもりは無いわ」
「人格を分けてくれたんだからママで合ってるでしょ。マスターがパパなんだし」
「待ちなさい!何でこの人が、パ、、、なのよ!あり得ないわ!」

そうか、あり得ないかあ、、、。
だよねー。

「ち、違うわ。今のはそう言う事ではなくて、、、大体、わたしもあなたもシリカの親でも何でもないでしょう?」
「まあ、そうだね。でも、シリカとしては親と認識してるんじゃないの?」
「ぐっ、、、。そ、そうなの?シリカ」
「まあ、そうかもね。じゃないとわたしにはパパもママもいない事になるし。それは嫌だし」

そう言われると断りづらいよね。
でも、流石に僕もこの歳で父親になるつもりは無いよ。
フィアがママなのは嬉しいけど、フィアは嫌がってるんだよなあ。
そうかあ、あり得ないかあ、、、。
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