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第十一話
グルコと獣人族
しおりを挟む隣国との国境に面した連峰
その一峰『山神の峰』の中腹にシンケー領がある
『山神の峰』は人間の記録が始まった時代から山岳信仰の対象とされてきた
ロカン王国最古の備忘録には『山神信仰』発祥の地と記録されている
およそ百年前 王国が国教を『女神信仰』に統一した
しかし今もなお
唯一無二『山神信仰』を実践している
シンケー領の領民は『山神さま』と崇め奉っている
「貴方は神を信じますか?」
町の外れのナナフシ薬局/我が家に宣教師が現れた
突然 目の前に狐面を付けた怪しい女性
この手の訪問者には居留守を通す主義 いつもなら魚眼レンズで覗いて店内に通したりしない
「今日は店休日です。ここで商品の在庫チェックをしてるだけです。後日また改めてください」
建物内に転移魔法で出入りできるのは 店長の昔馴染みだけ 今まで店長の結界を破った者はいない
「これお土産です。油揚げと稲荷寿司です」
「はあ、どーも」
「早起きして作りました」
要らない情報
「あの、店長の昔馴染みの方ですよね?」
「そうです。貴方は神を信じますか?」
シツコイ 何か試されてるのか
「えーと、どの神さまですかね?」
「火男さまです」
「ひおとこさま?」
〈カラン〉
氷の音
振り向くとカウンターに好々爺の見慣れた後ろ姿 シンさんが優雅にグラスを傾けている
「えーと、どちらにお住まいの神さまですかね?」
「それはですね、昔々のお話しです。諸事情によりシンケー領の北の森に火男さまのお社を建立させて頂きました」
「その神さまは存じ上げません。信じるかどうかはいずれまた考えますね」
「そうですか。信じたくなったら参拝に来てください。あたしの名刺どうぞ。完全予約制です。以上です」
そんな神社聞いたことないぞ
[日向参上!夜露視操!]
変な名刺
振り向くとシンさんと目が合ったがフイッと逸らされた
助け舟は出しませんよってことか
「ちょっと待ってね」ガチャガチャ
床に置いたデカイリュックを漁る それ薬局の備品だね 俺が配達用に使うリュックを何故シンさんが連れて来た宣教師が使ってるのか
ローブの背中に名刺の文字がデカデカと刺繍してある 知らない国の言葉
狐面の正体 察しがついた
「はいこれ宣伝用のお面あげるわ」
そこは布教用じゃないんだ 宣教師はストンとシンさんの隣りに腰掛けてしまう
変なお面を手渡されたが どこかで見た事があるような無いような 懐かしいような懐かしく無いような
「お疲れさまユガ。ブランデー飲む?」
うふ「ちゃんと挨拶できたわ。いただくわ」
全然できてないよね
「君の神さまにカンパイ」
《カチン》
薬局のカウンターに右側頭部に狐面付けたバカップル
もー何してんのよシンさん
お二人さんいらっしゃい今日のオススメです風に変なお面を置く
「ひょっとこだよグルコ君」グビ
キメ顔の好々爺からおかしなフレーズ出た
「へえーひょっとこって言うんですねー」
「グルコ知らないの?天秤祭りでこのお面を付けて踊りをしてるわよ?」
興味ないしどうでも良いし初対面で呼び捨てだし
「そうですか。天秤祭りは基本スルーなので知りませんでした」
「貴方は神を信じ無いんですか?」
えーなんでそうなるかな
「山神さまは信じてますけど?」
会ったことないけど
「では、何故、天秤祭りに行かないんですか?」
「人混みが苦手で具合が悪くなるんです。それと、あなたのお名前は?」
「名刺あげたでしょ」
「全部読めません。教えてください」
「ヒューガ参上!よろしく!です」
そんな急にうんこ座りして背中の刺繍を見せつけられても困るんですけど
「だからヨミガナ付けなって言っただろ?」
「はい。シンさまの言う通りでした」
「残りの名刺、ヨミガナ付けてあげるよ」
「従業員割り引きしてくださいね」
「勿論だとも。2割引きだ」
「やったあ!ありがとう!シンさま大好き!おかわり~」
とんでもねーな 老齢の社長と若いおねだり秘書かよ ここはお忍びBARじゃないからね
コホン
「お取り込み中お話し失礼しますよ」
「おう」
「なによ」
俺は備忘録を開き契約魔法ペンを手に インタビュー式書き書きクエストに挑む
「ヒューガさん、インタビューさせてください」
「やっ、グルコ君、備忘録に何してるの!?」
「記録ですよ?」
「え。それ直接書けるの?自分で書いて良いの?あ。君、キレイな字を書くね」
シンさん悪筆だから直筆させて貰えないんだね
「ほんとキレイね。ナナフシのクセに。人族は見かけに寄らないわね」
「あーもー、邪魔、離れて。俺の文字に勝手に触らないで。ヒューガさんは何故、天秤祭りで踊るんですか?」
「グルコにもユガって呼ばせてあげるわ。あなたヒューの発音下手っぴなのよ。あなたのヒューを聞くとなんか耳の奥がモゾモゾするのよね」
そうですか それはね耳障りって言うんです
「ユガさんは何故、天秤祭りで踊るんですか?」
「山神さまに奉納する為です」
「踊りを奉納?」
「神さまに楽しんで頂くために民は様々な奉納をします」
「なるほど。あ、書き終わるまでちょっと待ってね。長ゼリフもやめてね。区切りながらお願いね」
「わかったわ」
やり始めてから気付いたわ インタビュー式書き書きクエストめんどくさっ
「祭りとは何ですか?」
「神さまと民が一緒に遊ぶのが祭りです。
神さまを信じない者は祭りに行きません」
「なるほど。それで祭りに行かない俺は、神さまを信じていないと」
「そうです」
「行きたくても行けない事情がある人も居ます。そこは勘違いしないでくださいね」
「わかったわ」
「ありがとうございます」
「ユガさんは、踊りの奉納で神さまの接待をしてるんですね」
「それと同時に、民を接待していると捉えてください」
「民を接待」
「民が楽しいと山神さまも楽しいんです」
「なるほど」
「火男さまは、山神さまと民を楽しませる役割で合ってますか?」
「合ってます」
「火男さまはどんな神さまか話せますか?」
「火男さまは家運隆盛の神さまです」
「山神さまはどんな神さまか話せますか?」
「唯一無二の山神信仰の神さまです」
「なるほど」
「元気な時は天秤祭りに行ってください」
「ハイハイ。お話し頂きありがとうございました」チラッ
シンさん笑いこらえ過ぎだよね 酷くない?
予め説明しといてよ こんな飛び込み営業みたいな布教活動を斡旋しないでよ
テコテコテコテコ
俺の脇の間からボリルがグィッと黒い鼻先を出した 人語念話
(何してるの?)
(おはよう。今日は店長まだだよ。お腹空いてる?)
(まだいらない。これなあに?)
(ひょっとこのお面。天秤祭りの宣伝用だってさ)
「ボリルもお土産欲しい」
しゃべっちゃった
「まあ!馬獣人族の子供なのね!」
「いえ。違います」
「ボリルはボリルだよ」
「え?」
ハッハッハッ「細かい事は気にするな」
「気にするな~」
うふふ「それもそうね。火男さまのファンが増えるのは実に喜ばしいです。お待ちくださいね」ガチャガチャ
またリュック漁ってる 収納魔法使えないのかな?酒瓶がやたら入ってて割れやしないか心配なんだけど
「ございました。こちらをどうぞ。あら、そうね」
俺にくれた面より明らかに木目がキレイだ
「仔馬さんの頭に着けられるよう紐の調整しますね」
地雷踏んだわ
「ひどい!ボリルは仔馬じゃないもん!」
〈ヒィーンヒィーンヒィーンヒィーン〉
「えっ?なんで?しゃべる仔馬さんでしょ?」
「あーあ、泣かしちゃいましたね」
因みにこれウソ泣きね 教えた俺が悪いんだけど使い所のレベルどんどん上がるね
「ひどい!ボリルは子供馬だもん!家畜じゃないもん!」
〈ヒィーンヒィーンヒィーンヒィーン〉
「やだ、何が違うの?子供馬って?ねえ、シンさま?」
「すまん。話してなかったな。ボリルは子供の心を持ったしゃべる馬なんだ。家畜の仔馬じゃないんだよ」
「あらまあ、よくわからないけどそうなのね」
〈ヒィーンヒィーンヒィーンヒィーン〉
コソリ「よく聞け。こういう時はな、お土産どうぞ魔法で乗り切るんだ」
〈ヒィーンヒィーンヒィーンヒィーン〉
コソリ「わかりましたシンさま。アレの出番ですね」
〈コンコン〉
指で狐を作ると狐の鳴き声がした
〈ゴトンッ〉
収納魔法持ってるじゃん
「子供馬さま。お土産でございます。どうぞお納めください」
〈ヒィーンヒィーンヒィーンヒィーン〉
「今では大変貴重となったオーク製の一点物でございます。町の家具屋で手に入れました」
木馬をゆらゆらして誘惑って いや あの ちょおーっと待ってね
「ほお~ら木で出来たお馬さんですよ~」
〈ヒィーンヒィ⋯〉チラッ
見ちゃったよ
「お馬さんだっ!」
「お気に召しましたか?泣かせてしまってごめんなさいね」
「これなあに?」ピョンピョン
うふふ「木馬という子供の遊具、おもちゃです」
「狐さんありがとう!」ピョンピョン
木馬の周りを飛び跳ねる子供馬の図
こんなデカイ物すぐ飽きて邪魔になったらどこに仕舞うのさ 既に空き部屋ひとつお土産で満杯になってるからね
「良かったな」
うふふ「こんなに喜んでくれて、大枚はたいた甲斐がありました」
いくらしたのよ
「またがんばってお金貯めて次はうちでの小槌を買ってあげなくちゃね」
何それ?
「いや、あれは高いから私が買うよ。一緒に来ればいいさ」
「あら嬉しい~楽しみだわ~」
やめて 得体の知れない物は要らないからね
「シンさまのお陰で最大のピンチを乗り切れました。ありがとうございます」
「これからも遠慮なく私を頼ってくれ」
「はい。シンさま」
うへぇー 信頼関係こんなんで築けるんだ
「ボリルおいで。ご挨拶まだだよね。この狐さんのお名前はね」
「ユガです。こんにちはボリルさま」
食い気味に割り込んだね
「ユガ覚えた。こんにちは」ぺこりんちょ
「まあ!まあ!まあ!」
〈バシッバシッバシッ〉
シンさんの背中をそんな強く叩いて
「シンさまっあたし生まれて初めて仔馬さんにお辞儀されました!いつもとても嫌われるのに!」
「ちがうよボリルは子供馬だよ。おばちゃん覚えてね」
はい 無自覚の地雷返し出たぁー 子供におばちゃんって呼ばれても言い返せないよね~
「萌え~~~~~~」
おばちゃんでいいのか
「お昼寝してくるね」ピョンピョン
木馬を風魔法でふよふよ浮かせた
うふふ「ごゆっくりどうぞ~」
お化けカボチャを貰った時のように俺のベッド寄せて木馬を寝かせるんだね
木馬に飽きるまで俺は長椅子だなぁ
コホン
「グルコ君、改めて紹介するよ。彼女が獣人族の友人ヒューガだ。あれ、驚かないの?既に気付いてた?」
「薄々と」
状況証拠揃いすぎでしょ
「北の森代表だ。仲良くしてやってくれ」
やはり 北の森の魔女か
「ハイ」
〈ペンッ〉
「店長」
それ便所のスリッパです 使ってなくても便所って書いてあると何か嫌
「ユガ、元気そうじゃないか。たまには曾孫の顔を見せにおいで」
キャー「にったん!おひさ!シワッシワ可愛いー!」
テンション高っ
「ほっぺたべろーんさせて!べろーん!」キャッキャッ
伸びたべろーんって伸びたすげぇ
「あたしも年寄りになりたぁ~い」
引くわ
「フザケてんじゃないよ」
「は~い」
「シン坊、ケモ村クエストは中止になっただろ、なんでユガを連れて来た。どういう事だい」
「あーーー」
「あたし、にったんに会いに来たの」
「フーンそうかい」
「にったん、こないだ魔力を悪い事に使ったの覚えてる?」
魔塔主が来た時だ
「あれね。ダメ。良くなかった」
「あ。すいません。俺のせいです」
「グルコ黙って」
〈コンコン〉
お口チャック魔法が発現
「山神さま優しいから見逃したけど、あたしはダメ。今日はにったんにバチを当てに来たの」
ハァー「またかい。わかった好きにしな」
「ごめんなさいは?」
「誰にだい?」
「山神さま」
「見逃したんだろ?」
「そっか。そっか。そっか」
ケッ「アタシャ悪いことしてないよ。だから誰にも謝るつもりはない」
「そっか。そっか。そっか」
両手で狐を作る
〈コンコンコンコン〉
白く白く白く まばゆい 目蓋を閉じても白い世界
円舞台にボリルが出現した時のような強い光
〈コンコンコンコン〉
「このバチ当たりめ~~~」
〈コーーーーーーン〉
体から白い光が抜けた
意識して目蓋を開ける
「グルコ、しばらくあたしが店長代理するから夜露視操」
わあ~わあ~わあ~狐獣人だぁ~すげぇ~立ってるぅ~狐が二足歩行してるぅ~白い狐かっけぇ~もっふんもっふんだぁ~しっぽナデナデ触りてぇ~萌えええ~~~~~~
「キモい顔やめて」
〈ボワッ〉
人族姿
スンッ「ハイハイ」
「にったん、しっかり反省してね」
ケッ「知らん」
上級不機嫌 な子供の声
俺の横にスリッパを握る小さい少女
「キミ、ちゃんとご飯食べてる?痩せすぎだよ」
〈ペンッ〉
「アンタよりマシだよバカタレ!」
「子供店長だ」
ぷぷぷ「なあユガ、今度はどのくらいで解けるんだ?」
「さあ?」
〈ペンッ〉
「えーなんでぇー」
〈ペンッ〉
何で俺
「覚えてやがれこんちくしょう!」
ハッハッハッ「西の捨てゼリフ懐かしいなぁ~」
「連れてかないでよ」
「ん?何か言った?」
「いえ。なんでバチが子供姿なのか話せますか?」
「ええ、話せるわ。あたしとにったんはね、年寄りになりたいのよ。だからあれが罰ゲームになるの」
元は年寄りじゃないってことか
「もしかして店長の老婆姿は魔法ですか?」
「そうよ。今日は老婆魔法に子供魔法を重ね掛けしたわ」
「重ね掛け?老婆魔法、解除出来なかったのか?」
「うん。にったんの魔法に書き換えられてた。上掛けが精一杯だったわ。おかげで魔力があまり残ってない」
店長は唯一無二の生粋の魔女だ 他の森の代表達とは違う
「古代兵器って凄いんですね」
「論外よ。本人以外が書き換えるなんて、神さまの御業だもの」
「さては加勢したか?」
「でしょうね、にったんには極甘だからね」
山神さまか
「あたしもお馬さんちょうだいって、踊りながら頼み続けてるけど叶わずよ。羨ましいわ」
この人踊りは奉納って言ってたよね
「にったんに老婆魔法頼んでも反対されるし。世の中思うようにはいかないわね」
デカイ頼みごとばかりだ 小さな幸せ頼みなよ
「自分には掛けられない魔法なんですね」
「そうよ。あなた、自分で自分の首を絞めて死ねる?」
「正気の状態なら脳の自己防衛本能が働くから無理ですね」
「そーいうことよ」
隠蔽の幻覚・変身魔法とは根本が違うんだ
体へ直接施す整形術とか矯正的な魔法なのかな わからん
「ユガさんが年寄りになりたい理由、俺に話せますか?」
「あたしはね、年寄り扱いされたいからなの。親切な人達がお仕事減らしてくれるでしょ?にったんのは本人に聞いて」
「わかりました。お話しありがとうございました」
仕事を減らしたいのは共通してる
「グルコ君、ユガの事よろしく頼んだよ」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「君は巻き込まれた立場なのに謙虚なんだね」
「いえいえ。偉そうな態度の子供が店番してたら信用が落ちますからね。店長代理をご紹介頂いて休まず営業できます」
ハッハッハッ「そーだな。見た目は子供、中身は西だからな。私もサポートするからね、心配しないで」
「ありがとうございます」
「ユガ、私達はそろそろお暇しようか」
「そうね。それじゃボリルさまに帰りのご挨拶を」
「居ませんよ」
「え?」
「子供店長が掻っ攫いましたよ」
「なんでわかるのよ」
「ボリル、俺の従魔ですから。所在わかるの普通ですよね。間違って認識してますか?」
〈バシッバシッバシッ〉
またそんなにシンさん強く叩いて
「西の従魔じゃないのか?ボリルが纏ってるの西の魔力だけ⋯⋯ああそうか!」
「そうです。俺は魔力無しです。魔法を教えている店長の魔力に影響されてると思います」
「グルコ君、本当に魔力無しなんだよね?普通は従魔契約なんて出来ないよ?」
「ちょっとアンタ!どーやったのよ!教えなさい!」
「さあ?たまたま出来たので」
山神さまの大サービスとは言えない
「💢💢💢」
〈ダンッダンッダンッ〉
「ユガ落ち着いて。今の君は気を付けないとまた大怪我するよ」
〈グルルルーーーー〉
獣みたいに唸ってるよ あ 獣人族だからか
「ユガはね、馬の従魔化にことごとく失敗してね。グルコ君が羨ましいんだよ」
「はあ」
「💢💢💢」
〈ダンッダンッダンッ〉
「ゾムも良く働くけど、颯爽と馬に跨りたいらしくてね」
馬に跨る狐?
「あの、ちなみに、従魔化の時どんな名前を付けたんですか?」
名付けの下手な獣魔師は失敗が多いらしい
「私の紹介した馬には油揚げと稲荷寿司だったよ」
無理だろ んなもん俺でも拒否するわ
「実物見せました?」
「お土産に渡してたよ」
人語を理解する賢い獣を従魔化するわけで
「普通の名前にすれば良いのでは?」
「そこは譲れないそうだよ」
「頑固ちゃんですね」
「そーだね。でも悪い子じゃ無いから。優しくしてあげてね」
優しくしてくれたらね
「ほらほら。落ち着いて。ドウドウ」
〈グルルルーーーー〉
「それと、従魔化の話しはもう誰にもしないで。もし町の外に漏れたら、君の命に関わる悪い事が始まるよ」
またそれ言われた
「わかりました」
「もしもの時は私達が守るから。すぐに教えてね」
それも言われた
「身に余る光栄ありがとうございます」
その日の晩 寝室に行くとオーク製のお高い木馬がボリルの風魔法でゆらゆらと揺れていた
とりあえず薬局へ持って行く ふわふわして扱いやすい 風魔法は既に上級まで上達したらしい
ボリルが居ない今のうちにとお土産部屋の片付けをした
フリーマーケット用の品々を物色して滅多に入らない奥の空き部屋に移す
なんか引っ越しの時より大変だった
スッキリ片付いたけど なんか淋しい
~グルコと獣人族 完~
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