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第2話 問題発生 その②
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「ああ、えらい目に遭った」
パフェ完食という普段やらないことをやったせいで、暁良は少し胸焼けを起こしていた。礼詞はもういらないと言っても聞いてくれず、全部食べるまで席を立つことを許してくれなかったせいだ。
「甘いのが好きなのは路人だっつうの」
普段から甘い物の買い出しをしているせいだろう。礼詞は完全にそれが暁良のものだと勘違いしている。今まで礼詞の前で猫をかぶっていたというが、そんな食の好みまで路人は隠していたというのか。だとしたら、礼詞のことを一切信用していなかったのではないか。
「まあ、二人の性格は明らかに違うしな」
同い年で飛び級を突破して同じように進んできたとはいえ、路人と礼詞は対極的な性格をしている。4歳から一緒で今まで路人が隠し通していたというのが凄いだけで、普通ならばもっと早くに対立が起こっていても不思議ではないはずだ。
「まあ、あいつがいじけていたってのもあるか」
廊下を歩きながら、どうしてこんな事態になったのか真剣に悩んでしまう。が、路人はつい最近まで大学に入ったのは自分の頭脳のおかげというより、母親が捨てるために策略したことだと勘違いしていたほどだ。性格はかなり捻くれている。そんな状態で同い年の礼詞に心を開かなかったとしても、無理なからぬことだろう。
「はあ」
しかしそれを、どうしてたまたま出会って友達になった自分が解決しなければならないのか。思えば路人のせいで一年飛び級までしてしまった。考えれば考えるほど理不尽なことである。
「ん?」
自分の身の上に起こった不思議なことを考えていた暁良だったが、廊下を反対側から進んできた人物を見て立ち止まった。そしてくるりと回れ右をする。
「待て! そんなボケが通用すると思っているのか?」
そう不機嫌に声を掛けてきたのは、同い年ながらすでに大学を終えて研究員をやっている宮迫佑弥だった。佑弥も事態を大いにややこしくしてくれた人物で、暁良としては関わり合いたくない奴の一人だ。
「何だよ? 大人しくしていろって言われているんじゃないのか?」
見つかってしまったかと、暁良は嫌々ながらも振り返る。ただでさえ礼詞の相手をした後で疲れているというのに次はこいつかと、今日はどうやら厄日のようだと暁良は密かに溜め息を吐いてしまう。
「大人しく研究をしているだろうが。それよりいいか?」
大学にいるんだから問題は起こしていないと、佑弥は何故か偉そうだ。そう、この男こそ社会的流行を巻き起こした科学者狩りを始めた人物なのである。
自分が科学者であることが嫌になり他の科学者に嫌がらせをしていたところ、社会に蔓延していた科学嫌いに飛び火したというわけだ。
暁良もちゃっかりそれに乗って科学者狩りをやっていたので、出来れば会いたくない相手だ。しかも路人との一件でごたごたまであった。正直、暁良にとって佑弥は厄災そのものである。
「何か用事か?」
あ、これってさっきと同じパターンじゃないか?暁良はすでに顔が引き攣る。思えば佑弥は礼詞のところで研究員をやっているという。さらに嫌な予感だ。
「用事というより相談だ。そこで話そう」
嫌な予感的中。また相談事だ。暁良は聞きたくないと思いつつも、廊下の先にある休憩スペースに連れ込まれてしまった。
「何だよ?」
自販機で買った缶コーヒーを渡され、暁良は仕方なく話を聞くこととなった。口の中が甘くて困っていたからコーヒーは有り難いが、面倒なことに巻き込まれるのは避けたい。
「実は俺の周りで盗難事件が多発している。研究室の中では赤松先生の目があるからか何もないんだが、他の場所で色々なものが紛失しているんだ」
佑弥は自分もコーヒーを飲むと、困っているんだと深刻な顔だ。が、それは自業自得ではと暁良は思ってしまう。
「お前が科学者狩りの犯人だと明らかになったんだ。そりゃあ、嫌がらせの一つや二つ、というより百や二百は起こるだろうさ」
暁良がそう言うと、なぜ総ての恨みを俺が買わなければならないんだと睨み返されてしまった。たしかに暁良も友人二人と組んで相当数の事件を起こしたが、でも恨まれるのは発端となった佑弥だと思う。同じ大学の科学者となればなおさらだろう。
「こちらは赤松先生と一色先生、さらに山名先生に囲まれてお詫び行脚をさせられたんだぞ。昔で言えば市中引き回し。ちゃんと罰は受けている」
佑弥はどれだけ大変だったか解っているのかとより一層怒った。
ちなみにここで言う一色先生とは路人のことではなく、路人の母でノーベル賞受賞者の一色穂波のことだ。それはも女傑という言葉がぴったりとくる、そして路人が捨てたと勘違いしても仕方のない御仁である。
「それはそれは。つまりすでに恥ずかしい思いをして謝り倒したのに事件が起こっているんだな?それってお前のものだけがなくなっているのか?」
これ以上揶揄っては可哀想なようだと解った暁良は真剣に相談に乗る。まずは事件が佑弥だけに起こっているのか他でも起こっているのか。これで大きく性質が変わるだろう。
「俺だけではない。同じ赤松研究室のメンバーは何らかの被害に遭っている」
「へえ。それを赤松には相談してないのかよ。さっき会ったが、路人のことしか言ってなかったぜ」
それはまず礼詞に相談すべきで自分に言うべきではないのでは? そう感じた暁良はそう言ったがより苦々しい顔をされる。
「先生はその一色路人のせいで心労が絶えない。あまり相談できない状態だ」
「――ああ」
さっきの苦悩っぷりからして、確かに余計な問題を持ち込めない感じはする。おそらく研究室でもあの状態なのだろう。今まで冷静沈着だった人がああなれば、身近な人たちは遠慮して当然だ。
「お前は一色路人と組んで細々した事件を解決していただろ? その手腕を見込んでだ。頼む」
こっそり調査し、礼詞の耳に入る前に解決してくれ。佑弥はそう言って頭を下げてくる。これは大変な事態だ。
「お前、そんな素直な奴だったか?」
「いちいち煩い!ともかく、頼んだぞ。他に頼める奴がいないんだからな」
最終的には上からだ。暁良は溜め息を吐きつつ、また問題が増えたなと頭を掻いた。それに事件を解決していたのは路人であって自分ではない。
「どうしたものかな」
暁良は二つの相談事に頭を悩ませながら、ようやく研究室に帰り着いた。中ではまだ翔摩がパソコンを睨みつけており、瑛真は外出中だった。
「あれ? 路人は?」
そう思って探すと、いた。部屋の隅に置かれた大きなクマのぬいぐるみに抱き付いて昼寝している。
その大人が抱えきれないほどの大きなクマのぬいぐるみは、穂波が仲直りの証として路人に贈ったものだ。飛び級試験の時、路人に欲しがっているクマのぬいぐるみを買ってあげると騙して連れてきた経緯があるという、その時のお詫びでもあった。
おかげで今では路人のお気に入り昼寝スポットと化している。
「なあ、翔摩。路人っていつから寝てるの?」
すやすやと気持ち良さそうに寝やがってと、暁良は蹴飛ばしてやりたい衝動に駆られる。ただえさえ睡眠サイクルが人とは違うのに、こんな時間に寝たらまた夜中が大変になるではないか。そのあおりを食らうのは暁良だということを理解しているのだろうか。
「ほんのついさっきまでは起きていたけど」
翔摩はパソコンから目を離さないもののちゃんと答えてくれた。ああ、この気配りが路人も出来ればなと暁良はより蹴飛ばしたくなる。
「俺でもこの調子なんだ。赤松の悩みが解決するのは遠いな」
取り敢えず盗難事件を路人に相談するかと、暁良はまだ熟睡していないと判断して路人を起こそうと肩を揺すったのだった。
パフェ完食という普段やらないことをやったせいで、暁良は少し胸焼けを起こしていた。礼詞はもういらないと言っても聞いてくれず、全部食べるまで席を立つことを許してくれなかったせいだ。
「甘いのが好きなのは路人だっつうの」
普段から甘い物の買い出しをしているせいだろう。礼詞は完全にそれが暁良のものだと勘違いしている。今まで礼詞の前で猫をかぶっていたというが、そんな食の好みまで路人は隠していたというのか。だとしたら、礼詞のことを一切信用していなかったのではないか。
「まあ、二人の性格は明らかに違うしな」
同い年で飛び級を突破して同じように進んできたとはいえ、路人と礼詞は対極的な性格をしている。4歳から一緒で今まで路人が隠し通していたというのが凄いだけで、普通ならばもっと早くに対立が起こっていても不思議ではないはずだ。
「まあ、あいつがいじけていたってのもあるか」
廊下を歩きながら、どうしてこんな事態になったのか真剣に悩んでしまう。が、路人はつい最近まで大学に入ったのは自分の頭脳のおかげというより、母親が捨てるために策略したことだと勘違いしていたほどだ。性格はかなり捻くれている。そんな状態で同い年の礼詞に心を開かなかったとしても、無理なからぬことだろう。
「はあ」
しかしそれを、どうしてたまたま出会って友達になった自分が解決しなければならないのか。思えば路人のせいで一年飛び級までしてしまった。考えれば考えるほど理不尽なことである。
「ん?」
自分の身の上に起こった不思議なことを考えていた暁良だったが、廊下を反対側から進んできた人物を見て立ち止まった。そしてくるりと回れ右をする。
「待て! そんなボケが通用すると思っているのか?」
そう不機嫌に声を掛けてきたのは、同い年ながらすでに大学を終えて研究員をやっている宮迫佑弥だった。佑弥も事態を大いにややこしくしてくれた人物で、暁良としては関わり合いたくない奴の一人だ。
「何だよ? 大人しくしていろって言われているんじゃないのか?」
見つかってしまったかと、暁良は嫌々ながらも振り返る。ただでさえ礼詞の相手をした後で疲れているというのに次はこいつかと、今日はどうやら厄日のようだと暁良は密かに溜め息を吐いてしまう。
「大人しく研究をしているだろうが。それよりいいか?」
大学にいるんだから問題は起こしていないと、佑弥は何故か偉そうだ。そう、この男こそ社会的流行を巻き起こした科学者狩りを始めた人物なのである。
自分が科学者であることが嫌になり他の科学者に嫌がらせをしていたところ、社会に蔓延していた科学嫌いに飛び火したというわけだ。
暁良もちゃっかりそれに乗って科学者狩りをやっていたので、出来れば会いたくない相手だ。しかも路人との一件でごたごたまであった。正直、暁良にとって佑弥は厄災そのものである。
「何か用事か?」
あ、これってさっきと同じパターンじゃないか?暁良はすでに顔が引き攣る。思えば佑弥は礼詞のところで研究員をやっているという。さらに嫌な予感だ。
「用事というより相談だ。そこで話そう」
嫌な予感的中。また相談事だ。暁良は聞きたくないと思いつつも、廊下の先にある休憩スペースに連れ込まれてしまった。
「何だよ?」
自販機で買った缶コーヒーを渡され、暁良は仕方なく話を聞くこととなった。口の中が甘くて困っていたからコーヒーは有り難いが、面倒なことに巻き込まれるのは避けたい。
「実は俺の周りで盗難事件が多発している。研究室の中では赤松先生の目があるからか何もないんだが、他の場所で色々なものが紛失しているんだ」
佑弥は自分もコーヒーを飲むと、困っているんだと深刻な顔だ。が、それは自業自得ではと暁良は思ってしまう。
「お前が科学者狩りの犯人だと明らかになったんだ。そりゃあ、嫌がらせの一つや二つ、というより百や二百は起こるだろうさ」
暁良がそう言うと、なぜ総ての恨みを俺が買わなければならないんだと睨み返されてしまった。たしかに暁良も友人二人と組んで相当数の事件を起こしたが、でも恨まれるのは発端となった佑弥だと思う。同じ大学の科学者となればなおさらだろう。
「こちらは赤松先生と一色先生、さらに山名先生に囲まれてお詫び行脚をさせられたんだぞ。昔で言えば市中引き回し。ちゃんと罰は受けている」
佑弥はどれだけ大変だったか解っているのかとより一層怒った。
ちなみにここで言う一色先生とは路人のことではなく、路人の母でノーベル賞受賞者の一色穂波のことだ。それはも女傑という言葉がぴったりとくる、そして路人が捨てたと勘違いしても仕方のない御仁である。
「それはそれは。つまりすでに恥ずかしい思いをして謝り倒したのに事件が起こっているんだな?それってお前のものだけがなくなっているのか?」
これ以上揶揄っては可哀想なようだと解った暁良は真剣に相談に乗る。まずは事件が佑弥だけに起こっているのか他でも起こっているのか。これで大きく性質が変わるだろう。
「俺だけではない。同じ赤松研究室のメンバーは何らかの被害に遭っている」
「へえ。それを赤松には相談してないのかよ。さっき会ったが、路人のことしか言ってなかったぜ」
それはまず礼詞に相談すべきで自分に言うべきではないのでは? そう感じた暁良はそう言ったがより苦々しい顔をされる。
「先生はその一色路人のせいで心労が絶えない。あまり相談できない状態だ」
「――ああ」
さっきの苦悩っぷりからして、確かに余計な問題を持ち込めない感じはする。おそらく研究室でもあの状態なのだろう。今まで冷静沈着だった人がああなれば、身近な人たちは遠慮して当然だ。
「お前は一色路人と組んで細々した事件を解決していただろ? その手腕を見込んでだ。頼む」
こっそり調査し、礼詞の耳に入る前に解決してくれ。佑弥はそう言って頭を下げてくる。これは大変な事態だ。
「お前、そんな素直な奴だったか?」
「いちいち煩い!ともかく、頼んだぞ。他に頼める奴がいないんだからな」
最終的には上からだ。暁良は溜め息を吐きつつ、また問題が増えたなと頭を掻いた。それに事件を解決していたのは路人であって自分ではない。
「どうしたものかな」
暁良は二つの相談事に頭を悩ませながら、ようやく研究室に帰り着いた。中ではまだ翔摩がパソコンを睨みつけており、瑛真は外出中だった。
「あれ? 路人は?」
そう思って探すと、いた。部屋の隅に置かれた大きなクマのぬいぐるみに抱き付いて昼寝している。
その大人が抱えきれないほどの大きなクマのぬいぐるみは、穂波が仲直りの証として路人に贈ったものだ。飛び級試験の時、路人に欲しがっているクマのぬいぐるみを買ってあげると騙して連れてきた経緯があるという、その時のお詫びでもあった。
おかげで今では路人のお気に入り昼寝スポットと化している。
「なあ、翔摩。路人っていつから寝てるの?」
すやすやと気持ち良さそうに寝やがってと、暁良は蹴飛ばしてやりたい衝動に駆られる。ただえさえ睡眠サイクルが人とは違うのに、こんな時間に寝たらまた夜中が大変になるではないか。そのあおりを食らうのは暁良だということを理解しているのだろうか。
「ほんのついさっきまでは起きていたけど」
翔摩はパソコンから目を離さないもののちゃんと答えてくれた。ああ、この気配りが路人も出来ればなと暁良はより蹴飛ばしたくなる。
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