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第28話 魔界もパソコンが必要な時代!?
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勤勉な悪魔たちは本当にパソコンを導入しようとしていた。人間界から調達してきたというパソコンは二年前の型だったが、十分に使えるものだ。
今のところサタンとベルゼビュートの執務室にしかないと言うので、一先ずサタンの部屋で教えることになる。
しかも執務室、県知事なんかの執務室と変わらなかった。
「すげえな。どこから持ってきたんだ?」
高そうな椅子に座り、奏汰はパソコンの初期設定をしてあげながら思わず確認。
「失礼な。ちゃんとヤ○ダ電機で買った」
「普通に大手電気店で買ってる!?」
サタンが腕を組んで言う言葉に、奏汰はビックリした。しかし、よくよく考えればルシファーも一万円に換金していたことだし、そういうルートがあるのか。
「あるぞ。未だ古式ゆかしく悪魔信仰をしている人々がいる。彼らと通じで悪魔の物品と現金に交換してもらうんだ。基本はユーロだが、日本円にしてくれって頼めば円で用意してくれる」
「マジか」
ということは、これ、正真正銘の新品かあ。ってここ、Wi-Fi繋がっているんだ。サクサクと進む初期設定に、奏汰はやはりビックリ。
「Wi-Fiはどうしてるんだ?」
「それも悪魔信仰の連中の事務所を介している。世界征服のため、我らもホームページを作るのだと言ったら、あっさり了承したぞ」
「へえ。で、ホームページは作るのか?」
「作らん。ってか、そいつらが勝手に作ってる」
「・・・・・・その人たち、サタンの言葉は何でも鵜呑みにしちゃうんだな」
「ああ。支配しやすい連中だ」
そこでにやっと笑う様は、さすが悪魔の王という顔だった。横にいるルシファーは呆れていたが。
「じゃあ、インターネットの設定もしておくな。言語は英語でいいのか?」
「ああ。というか、奏汰。英語を普通に使えるんだな。日本人は苦手だと聞いたぞ」
サタン、なぜかそんなところをツッコんでくる。確かに日本人は苦手だね、英語。
「もともと好きだったから勉強してたんだよ。喋るのは苦手だけど、リーディングは問題ない」
「へえ」
そういうものなのかと、今度は悪魔三人が揃って感心した様子だ。
何なんだ、この状況。
「ほい。これでウイ○ドウズは問題なく動くよ。エクセルはこれだな」
「ほうほう」
画面を開いてあげると、悪魔三人は大喜びで覗き込んでくる。
ああ、なんか新鮮。こっちが驚かされてばかりだけど、普通にこいつらも喜んだり驚いたりするんだ。
「それで、どういう計算をしたいんだ」
「これ」
サタンはいそいそとファイルを渡してくる。中をパラパラと確認すると、先ほど話題になった納税関係のようだ。
「ううん。これ、経理ソフトを入れた方が早いんじゃないか?」
「経理ソフト? そういうのがあるのか」
「うん。俺も詳しいわけじゃないけど、ちょっと待って」
奏汰は先ほど繋いだインターネットを早速駆使し、これとネット通販のサイトを開く。
「ふむふむ。これがあると支出の計算が簡単なんだな。凄いなあ、人間界は。いつも驚かされる」
「本当ですね」
サタンとベルゼビュートが嬉しそうにしている様子に、
「本当にこの人たち悪魔なの?」
奏汰は思わずルシファーに確認しちゃうのだった。
今のところサタンとベルゼビュートの執務室にしかないと言うので、一先ずサタンの部屋で教えることになる。
しかも執務室、県知事なんかの執務室と変わらなかった。
「すげえな。どこから持ってきたんだ?」
高そうな椅子に座り、奏汰はパソコンの初期設定をしてあげながら思わず確認。
「失礼な。ちゃんとヤ○ダ電機で買った」
「普通に大手電気店で買ってる!?」
サタンが腕を組んで言う言葉に、奏汰はビックリした。しかし、よくよく考えればルシファーも一万円に換金していたことだし、そういうルートがあるのか。
「あるぞ。未だ古式ゆかしく悪魔信仰をしている人々がいる。彼らと通じで悪魔の物品と現金に交換してもらうんだ。基本はユーロだが、日本円にしてくれって頼めば円で用意してくれる」
「マジか」
ということは、これ、正真正銘の新品かあ。ってここ、Wi-Fi繋がっているんだ。サクサクと進む初期設定に、奏汰はやはりビックリ。
「Wi-Fiはどうしてるんだ?」
「それも悪魔信仰の連中の事務所を介している。世界征服のため、我らもホームページを作るのだと言ったら、あっさり了承したぞ」
「へえ。で、ホームページは作るのか?」
「作らん。ってか、そいつらが勝手に作ってる」
「・・・・・・その人たち、サタンの言葉は何でも鵜呑みにしちゃうんだな」
「ああ。支配しやすい連中だ」
そこでにやっと笑う様は、さすが悪魔の王という顔だった。横にいるルシファーは呆れていたが。
「じゃあ、インターネットの設定もしておくな。言語は英語でいいのか?」
「ああ。というか、奏汰。英語を普通に使えるんだな。日本人は苦手だと聞いたぞ」
サタン、なぜかそんなところをツッコんでくる。確かに日本人は苦手だね、英語。
「もともと好きだったから勉強してたんだよ。喋るのは苦手だけど、リーディングは問題ない」
「へえ」
そういうものなのかと、今度は悪魔三人が揃って感心した様子だ。
何なんだ、この状況。
「ほい。これでウイ○ドウズは問題なく動くよ。エクセルはこれだな」
「ほうほう」
画面を開いてあげると、悪魔三人は大喜びで覗き込んでくる。
ああ、なんか新鮮。こっちが驚かされてばかりだけど、普通にこいつらも喜んだり驚いたりするんだ。
「それで、どういう計算をしたいんだ」
「これ」
サタンはいそいそとファイルを渡してくる。中をパラパラと確認すると、先ほど話題になった納税関係のようだ。
「ううん。これ、経理ソフトを入れた方が早いんじゃないか?」
「経理ソフト? そういうのがあるのか」
「うん。俺も詳しいわけじゃないけど、ちょっと待って」
奏汰は先ほど繋いだインターネットを早速駆使し、これとネット通販のサイトを開く。
「ふむふむ。これがあると支出の計算が簡単なんだな。凄いなあ、人間界は。いつも驚かされる」
「本当ですね」
サタンとベルゼビュートが嬉しそうにしている様子に、
「本当にこの人たち悪魔なの?」
奏汰は思わずルシファーに確認しちゃうのだった。
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